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加賀温泉郷はどこがいい?4温泉の違い・日帰り温泉・宿を比較

山代温泉 温泉
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石川県の加賀温泉郷へ行くなら、最初に山代・山中・片山津・粟津のどこを拠点にするかを決めると旅行を組み立てやすくなります。4つは同じ温泉郷でも雰囲気が異なり、温泉街と文化なら山代、渓谷散策なら山中、柴山潟の景色なら片山津、歴史ある静かな温泉地なら粟津が選択肢です。

加賀温泉郷の要点

結論:4温泉は「何をしたいか」で選ぶのが分かりやすい

・加賀温泉郷は山代・山中・片山津・粟津の4温泉
・加賀温泉駅から山代・片山津へは車で約10分
・日帰りの総湯は大人500円から(2026年8月時点)

この記事では、4温泉の違いから日帰り入浴、宿、アクセス、駐車場まで、初めてでも旅行先を決められるよう具体的に比較します。

加賀温泉郷4温泉の位置関係と選び方

加賀温泉郷とは?山代・山中・片山津・粟津の4温泉を比較

加賀温泉郷は、石川県南部にある山代温泉・山中温泉・片山津温泉・粟津温泉の4つの温泉地の総称です。

注意したいのは、4温泉が一つの温泉街にまとまっているわけではないことです。山代・山中・片山津の3温泉は加賀市、粟津温泉は隣接する小松市にあります。そのため、「加賀温泉駅に着いたら徒歩で4温泉を巡れる」と考えるのではなく、バス・タクシー・車などを使って目的の温泉街へ移動する旅行になります。

4温泉の違いを先にまとめると、次のように選ぶと分かりやすいです。

温泉主な特徴こんな人向け
山代温泉総湯・古総湯、湯の曲輪、九谷焼文化温泉街らしい街歩きと文化を楽しみたい
山中温泉鶴仙渓、こおろぎ橋、あやとりはし、ゆげ街道温泉と自然散策を組み合わせたい
片山津温泉柴山潟、湖畔の総湯、白山方面の眺望水辺の景色や開放感を重視したい
粟津温泉約1300年の歴史を持つ温泉地、総湯歴史ある温泉地で落ち着いて過ごしたい

加賀温泉郷は加賀市と小松市にまたがる4つの温泉地

「加賀温泉郷」という名前から、加賀市だけにあると思いやすいのですが、石川県の観光案内では山中・山代・片山津・粟津の4温泉を加賀温泉郷として紹介しています。

一方、加賀市の観光案内では市内の温泉として山代・山中・片山津の3温泉が中心です。粟津温泉だけは小松市にあるため、4温泉を巡る場合は市境を越えて移動することになります。

初めて訪れるなら、4温泉すべてを短時間で回ろうとするより、宿泊する温泉を1か所決め、周辺観光や日帰り入浴を組み合わせる方が時間を使いやすくなります。

山代・山中・片山津・粟津は何が違う?

4温泉の違いが最も分かりやすく表れるのは、温泉街の周辺環境です。

山代温泉は、総湯と古総湯を中心にした「湯の曲輪」と呼ばれる街並みが特徴です。九谷焼とのつながりも深く、温泉だけでなく街歩きや加賀文化に触れたい旅行と組み合わせやすい温泉地です。

山中温泉は、大聖寺川沿いの鶴仙渓が大きな特徴です。こおろぎ橋やあやとりはしなどを歩きながら、温泉街のゆげ街道へつなげられるため、「入浴だけでなく散策もしたい」という人に向いています。

片山津温泉は柴山潟の湖畔に広がります。湖に面した総湯があり、山代・山中とは異なる水辺の景観を楽しめるのが特徴です。

粟津温泉は小松市側の山あいにあり、長い歴史を持つ温泉地です。加賀温泉駅を中心に動く場合は他3温泉より移動方法を確認しておく必要がありますが、那谷寺など小松・南加賀方面の観光と組み合わせやすい立地です。

結局どこがいい?旅行目的別の選び方

初めての加賀温泉郷で迷ったら、次のように決めると選びやすくなります。

「温泉街らしさ」を優先するなら山代温泉。総湯・古総湯を中心に歩きやすく、温泉文化や九谷焼にも触れられます。

「自然の中を歩きたい」なら山中温泉。鶴仙渓の散策と温泉を同日に組み合わせられるため、入浴以外の時間も屋外で過ごしたい人向けです。

「景色を重視する」なら片山津温泉。柴山潟に面した立地を生かした景観が、他3温泉との大きな違いです。

「歴史ある温泉地で落ち着いて滞在したい」なら粟津温泉を候補にできます。那谷寺など小松方面まで旅行範囲を広げたい場合にも検討しやすい温泉地です。

「有名だから」という理由だけで選ぶより、街歩き・自然・湖の景色・歴史のどれを優先するかを決めてから宿を選ぶと、加賀温泉郷での滞在を組み立てやすくなります。

次は、総湯と古総湯を中心に温泉文化を楽しめる山代温泉を詳しく見ていきます。

山代温泉|総湯と温泉文化を楽しみたい人向け

山代温泉は、共同浴場を中心に温泉街を歩きたい人に向いている温泉地です。中心部には日帰りで入浴できる「総湯」と、明治時代の共同浴場を再現した「古総湯」が近接しており、その周囲に旅館や商店が並ぶ「湯の曲輪(ゆのがわ)」の街並みが残っています。

加賀温泉駅から山代温泉までは約4.4km。路線バスやCANBUSを利用できるため、車なしでも訪れられます。総湯・古総湯には125台分の共用駐車場があり、駐車場から徒歩約2分です。2026年8月時点の営業・交通情報は変更される場合があるため、来訪前に公式情報を確認してください。

山代温泉の特徴と泉質

山代温泉の特徴は、温泉に入ることだけでなく、総湯を中心とした昔ながらの温泉地の構造を街歩きの中で感じられることです。

江戸時代の温泉場では共同浴場の周囲に旅館が並び、湯治客が共同浴場へ通う形が一般的でした。山代温泉では、その共同浴場を「総湯」、総湯を中心とした周囲の街並みを「湯の曲輪」と呼んでいます。

山代温泉の湯の曲輪と総湯文化

山代温泉には複数の泉質があり、公式観光案内では主に次の泉質が紹介されています。

項目内容
主な泉質ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
その他の泉質アルカリ性単純温泉、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
公式案内の泉温64.3℃

温泉地内で泉質が一つに統一されているわけではないため、宿泊する旅館の温泉について詳しく知りたい場合は、各宿の公式案内も確認すると安心です。

総湯と古総湯の違い

山代温泉を日帰りで楽しむなら、最初に知っておきたいのが**「総湯」と「古総湯は別の施設」**という点です。

2026年8月時点の違いをまとめると、次のようになります。

山代温泉 総湯山代温泉 古総湯
大人料金500円700円
営業時間6:00〜22:006:00〜22:00
第4水曜12:00〜22:0012:00〜22:00
12〜2月通常6:00〜22:007:00〜21:00
特徴現在の共同浴場として利用しやすい明治時代の総湯を再現
カラン・シャワーありなし
石けん・シャンプー備付なし・販売あり使用不可
共通入浴券2施設で大人1,000円2施設で大人1,000円
駐車場共用125台・徒歩約2分共用125台・徒歩約2分

料金・営業時間は2026年8月時点です。2026年4月1日に古総湯の一部料金と共通入浴料金が改定されています。

入浴そのものを優先するなら総湯が使いやすく、山代温泉ならではの入浴文化を体験したいなら古総湯という選び方が分かりやすいでしょう。

総湯は吹き抜けと大きな天窓を備え、浴室には九谷焼作家による手描きタイルが使われています。源泉100%・加水なしで、かけ流しとろ過循環を併用しています。浴用タオルなどは販売され、バスタオルのレンタルも案内されています。

一方の古総湯は、明治時代の総湯を復元した施設です。ステンドグラスや九谷焼タイルなどを取り入れた浴室で、当時の「湯あみ」を体験できるよう、カランやシャワーを設置していません。石けんやシャンプーも使用できないため、「体を洗ってから温泉に入る普通の日帰り浴場」とは利用方法が異なります。

山代温泉の総湯と古総湯の違い

2施設は近いため、時間に余裕があれば共通券を使って両方体験する方法もあります。ただし、古総湯は12〜2月だけ7:00〜21:00となるため、冬に訪れる場合は営業時間の違いに注意してください。

湯の曲輪と九谷焼文化を歩く

山代温泉では、入浴後すぐに車へ戻るよりも、総湯・古総湯を中心に周囲を歩くことで温泉地の特徴が分かりやすくなります。

湯の曲輪は、総湯を中心に旅館や商店などが取り囲む温泉街の構造です。現在の総湯と古総湯が近接しているため、日帰り旅行でも徒歩で2施設を見比べられます。

山代温泉は九谷焼とも関係が深く、総湯の浴室には現代の九谷焼作家による手描きタイル、古総湯には当時の意匠を再現した九谷焼タイルが使われています。つまり、九谷焼は展示施設だけでなく、実際に入浴する空間の中でも見られるのが山代温泉らしいところです。

日帰りで山代温泉を訪れる場合は、総湯または古総湯で入浴60分前後+湯の曲輪周辺の散策30〜60分程度を一つの目安にすると、温泉だけで終わらず街並みも楽しめます。散策時間は立ち寄る店や施設によって変わるため、九谷焼の見学や買い物を加える場合は余裕を持ってください。

山代温泉は、「露天風呂の景色を第一にしたい」というより、総湯文化・昔ながらの温泉街・九谷焼を歩いて楽しみたい人に特に選びやすい温泉地です。

次は、温泉と渓谷散策を一緒に楽しめる山中温泉を見ていきます。

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山中温泉|鶴仙渓と温泉街を歩きたい人向け

山中温泉は、温泉だけでなく渓谷散策も旅行の主役にしたい人に向いている温泉地です。温泉街に沿って大聖寺川が流れ、黒谷橋からあやとりはし、こおろぎ橋へ続く「鶴仙渓」には全長約1.3kmの遊歩道が整備されています。

中心部には共同浴場「菊の湯」と山中座があり、そこからカフェ、食事処、山中漆器や九谷焼の店が並ぶ「ゆげ街道」へ徒歩でつなげられます。

加賀温泉駅から菊の湯までは約10.5km。CANBUS山まわり線なら「山中温泉 菊の湯・山中座」バス停から約25m、路線バス利用なら山中温泉バスターミナルから約500mです。

山中温泉の特徴と泉質

山中温泉は約1300年の歴史があると伝わり、山あいの温泉街と大聖寺川の渓谷が近接していることが大きな特徴です。温泉街から長距離を移動しなくても、入浴、渓谷散策、食事、買い物を組み合わせられます。

山中温泉菊乃湯
山中温泉菊乃湯

泉質については公式サイト間で表記に違いがあります。加賀温泉郷公式観光サイトでは、山中温泉の泉質をカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉、泉温48.3℃と案内しています。

一方、山中温泉観光協会の現在の案内では単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)、45.2℃との表記があります。

源泉や利用施設によって案内が異なる可能性があるため、宿泊先の温泉について泉質を重視する場合は、予約前に各宿の公式情報を確認してください。

共同浴場の菊の湯は、2026年8月時点で大人500円、6:45〜22:00、第2・第4火曜休みです。祝日の場合は翌日が休みとなり、臨時休業することもあります。駐車場は約100台です。

2026年6月には源泉ポンプ故障による臨時休業後、6月12日から営業を再開した例もあるため、遠方から日帰り入浴だけを目的に訪れる場合は、当日に営業状況を確認しておくと安心です。

鶴仙渓・こおろぎ橋・あやとりはし

鶴仙渓(かくせんけい)
鶴仙渓(かくせんけい)

山中温泉を訪れるなら、温泉と一緒に歩きたいのが鶴仙渓(かくせんけい)です。

大聖寺川沿いの黒谷橋からこおろぎ橋まで約1.3kmにわたって遊歩道が整備され、途中にあやとりはしなどがあります。公式の観光ボランティアガイドでは、こおろぎ橋から鶴仙渓遊歩道、あやとりはし、山中座、ゆげ街道を巡る例として約60分のコースが案内されています。

山中温泉ゆげ街道
山中温泉ゆげ街道

写真撮影や休憩を入れながら歩くなら、60〜90分程度みておくと予定を組みやすいでしょう。

こおろぎ橋は、鶴仙渓を代表する総ひのき造りの橋です。現在の橋は2019年10月に完成した4代目で、山中温泉を代表する景観の一つになっています。

あやとりはしは、曲線的な形が特徴的な橋で、鶴仙渓の遊歩道途中にあります。夜は通年、日没後から22:45までライトアップが案内されています。

鶴仙渓・ゆげ街道の歩き方

鶴仙渓の魅力は、橋だけを車で見て回るのではなく、川沿いの遊歩道を実際に歩けることです。春から秋は緑や紅葉、冬は雪景色と季節によって印象も変わります。

ただし渓谷の遊歩道なので、雨天・積雪時は路面状況に注意が必要です。また、橋や遊歩道が補修工事などで一時的に通行止めになることがあります。実際にあやとりはしでは2026年6月に整備工事による通行止めが実施されました。

旅行当日は山中温泉観光協会の最新情報を確認してから歩くのが安全です。

菊の湯とゆげ街道を組み合わせる

山中温泉総湯菊の湯
山中温泉総湯菊の湯

渓谷散策の前後に立ち寄りやすいのが、温泉街中心部にある総湯 菊の湯です。

菊の湯は男湯と女湯が別棟になっており、女湯側には山中座が隣接しています。山中温泉の観光拠点でもあるため、初めて訪れる場合は菊の湯・山中座周辺を基準にすると位置関係を把握しやすくなります。

菊の湯からこおろぎ橋方面へ延びるゆげ街道は約600m。山中漆器や九谷焼のギャラリー、カフェ、食事処などが並び、電柱のない幅広い歩道が整備されています。

そのため、山中温泉では例えば、

鶴仙渓を60〜90分散策 → ゆげ街道を30〜60分散策・休憩 → 菊の湯で入浴

という順番にすると、自然・街歩き・温泉をまとめやすくなります。

逆に入浴後に長時間歩きたくない場合は、鶴仙渓を先に歩き、最後に菊の湯へ入る方が無理のない組み方です。

山中温泉は、共同浴場だけを短時間利用することもできますが、本来の違いが分かりやすいのは2〜3時間程度確保して鶴仙渓と温泉街を歩く旅行です。山代温泉が総湯文化や九谷焼を中心とした街歩き向きなのに対し、山中温泉は渓谷の自然を旅程に入れたい人に特に選びやすい温泉地です。

次は、柴山潟の水辺と眺望が特徴の片山津温泉を見ていきます。

片山津温泉|柴山潟の景色を楽しみたい人向け

片山津温泉は、温泉と水辺の景色を一緒に楽しみたい人に向いている温泉地です。温泉街は柴山潟の湖畔に広がり、天候に恵まれれば湖越しに白山連峰を望めます。山代温泉が総湯文化、山中温泉が渓谷散策を特徴とするのに対し、片山津温泉は柴山潟を中心とした開放的な景観が大きな違いです。

湖畔には日帰り入浴施設「片山津温泉 総湯」があり、加賀温泉駅から約4.6km。北陸自動車道の片山津ICからも約4.3kmなので、鉄道でも車でも立ち寄りやすい温泉地です。

片山津温泉の特徴と泉質

片山津温泉の特徴は、温泉街と柴山潟がほぼ一体になっていることです。

旅館や総湯から湖を眺められる場所があり、水辺を歩く時間を温泉旅行に組み込みやすくなっています。周囲を山に囲まれた山中温泉とは景色の方向性が大きく異なるため、4温泉の中でも「開放感」や「湖の眺め」を優先したい場合に選びやすい温泉地です。

片山津温泉
片山津温泉

2026年8月時点で片山津温泉観光協会が案内している泉質は次のとおりです。

項目内容
泉質ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
源泉泉温72.5℃
総湯の泉質分類高張性・中性・高温泉
総湯の利用方式源泉掛け流し・ろ過循環方式併用

温泉観光協会では、保温効果があり湯冷めしにくい湯と案内しています。効能についても複数の項目が公式に示されていますが、体調や症状への効果を目的に利用するのではなく、温泉旅行として無理のない範囲で楽しみましょう。

柴山潟を望む総湯

片山津温泉で日帰り入浴するなら、中心となるのが片山津温泉 総湯です。

柴山潟の湖畔に建つガラス張りの施設で、「潟の湯」と「森の湯」という2つの浴室があります。潟の湯は柴山潟側、森の湯は木々に囲まれた側にあり、男女が毎日入れ替わります。

そのため、「片山津総湯へ行けば必ず浴槽から柴山潟を見られる」とは限りません。湖を眺めながら入浴したい場合は、当日の男女入れ替え状況を確認してから訪れると安心です。

2026年8月時点の基本情報は次のとおりです。

項目内容
大人料金500円
営業時間6:00〜22:00
休館日原則無休
臨時休業月1回程度のメンテナンス休業などあり
駐車場50台・無料
浴室潟の湯・森の湯
男女入れ替え毎日
2階まちカフェ・オープンテラス

料金・営業時間は2026年8月時点です。来訪前に総湯公式情報で営業状況を確認してください。

総湯の2階にはオープンテラスを備えた「まちカフェ」もあります。温泉だけを利用してすぐ移動するより、柴山潟周辺の散策や休憩まで含めて60〜90分程度を確保すると、片山津温泉らしい水辺の景色を楽しみやすくなります。

夏は湖畔の花火も選択肢

夏に片山津温泉へ宿泊するなら、柴山潟で行われる花火も旅行日を決める材料になります。

2026年は「加賀温泉郷 納涼花火まつりin片山津温泉」が8月1日〜30日に開催され、原則として毎日21:00〜21:10頃に柴山潟周辺で花火が打ち上げられます。8月22日のみ、源平勝負神輿に伴って21:20〜21:30頃の予定です。雨天・荒天時は中止となる場合があります。

2026年8月21日時点では開催期間中なので、これから8月下旬に訪れる場合も候補にできます。

花火は湯の元公園周辺や湖畔などから見ることができ、温泉街に宿泊すれば夜に長距離移動せず楽しみやすいのが利点です。浮桟橋から浮御堂までの一部区間では、花火打ち上げ時間帯に協賛金300円が必要です。片山津温泉の旅館宿泊者には無料券が用意される案内もあるため、対象になるか宿のフロントで確認してください。

一方、花火期間中は通常の温泉旅行より人や車が集まりやすくなります。花火を見る予定がない場合でも、8月に宿泊するときは駐車場や交通規制、開催時間を事前に確認しておくと予定を組みやすくなります。

片山津温泉は、温泉街を細かく歩き回ることより、柴山潟の景色を眺めながらゆっくり過ごしたい人に特に向いています。夏なら花火、日中なら総湯と湖畔散策を組み合わせることで、山代・山中とは違う加賀温泉郷の過ごし方ができます。

次は、4温泉の中で唯一小松市にあり、約1300年の歴史を持つ粟津温泉を見ていきます。

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粟津温泉|歴史ある温泉地で静かに過ごしたい人向け

粟津温泉は、長い歴史を持つ温泉地で、総湯や宿を中心にゆっくり過ごしたい人に向いています。 山代・山中・片山津の3温泉が加賀市にあるのに対し、粟津温泉は隣の小松市にあり、山代温泉・山中温泉・片山津温泉と合わせて加賀温泉郷を構成しています。

小松市公式観光サイトでは、粟津温泉は718年開湯と伝わる約1300年の歴史を持つ温泉地として紹介されています。温泉街には共同浴場の「粟津温泉総湯」があり、日帰りでも入浴できます。

粟津温泉の総湯と温泉街(イメージ画像)
粟津温泉の総湯と温泉街(イメージ画像)

粟津温泉の特徴と泉質

粟津温泉は、山中温泉の鶴仙渓や片山津温泉の柴山潟のような大きな景勝地を中心とする温泉地とは少し性格が異なります。

温泉街には総湯や足湯、旅館などがまとまり、周辺には那谷寺や加賀伝統工芸村 ゆのくにの森などがあります。そのため、温泉街だけで一日を過ごすというより、南加賀・小松方面の観光と温泉を組み合わせる旅行にも向いています。小松市公式観光サイトでも、那谷寺・ゆのくにの森・粟津温泉などを組み合わせた日帰り観光が紹介されています。

粟津温泉総湯の泉質は、2026年8月時点で次のように案内されています。

項目内容
泉質ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
分類低張性・弱アルカリ性・高温泉
湯の色無色透明と案内
総湯日帰り利用可

公式では神経痛や筋肉痛などへの効能が案内されていますが、温泉の感じ方や身体への影響には個人差があります。治療を目的にせず、体調に合わせて無理のない入浴をしてください。

また、小松市公式観光サイトでは、粟津温泉について各宿が自家掘りの源泉を持つことが特徴とも案内しています。宿泊して泉質や湯使いを重視したい場合は、予約する宿の公式サイトで使用源泉や入浴設備を確認すると選びやすくなります。

粟津温泉総湯

日帰りで粟津温泉を体験するなら、中心になるのが粟津温泉総湯です。

2026年8月時点の基本情報は次のとおりです。

項目内容
大人料金500円
小学生150円
幼児70円
営業時間8:00〜22:00
最終受付21:30
定休日火曜日
駐車場10台
泉質ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
浴槽内湯

料金・営業時間は2026年8月時点です。変更や臨時休業の可能性があるため、来訪前に公式情報を確認してください。

総湯は大規模な温泉テーマ施設ではなく、地域の共同浴場として利用されている施設です。駐車場は10台なので、週末や連休など車が集中しやすい日は満車も想定して、周辺の駐車場所や宿泊先の駐車場を事前に確認しておくと安心です。

公共交通では、JR粟津駅から車で約10分。JR小松駅からは路線バスの粟津線を利用し、「粟津温泉」下車でアクセスできます。

日帰り入浴だけなら45〜60分程度を見込み、温泉街散策や足湯を加える場合は90分前後確保すると余裕を持ちやすくなります。

那谷寺と組み合わせやすい立地

那谷寺
那谷寺

粟津温泉を選ぶ大きな利点の一つが、小松市南部の観光スポットと組み合わせやすいことです。

代表的なのが那谷寺です。小松市公式観光サイトでは、那谷寺・日本自動車博物館・加賀伝統工芸村 ゆのくにの森・苔の里・粟津温泉を組み合わせる日帰りコースを紹介しています。全体の所要時間は2〜6時間、車利用が目安です。

そのため、

那谷寺や伝統工芸を観光 → 粟津温泉へ移動 → 総湯または宿で温泉

という組み合わせがしやすくなります。

山代温泉が総湯文化、山中温泉が渓谷散策、片山津温泉が柴山潟の景観を楽しむ温泉地なのに対し、粟津温泉は約1300年の歴史と小松周辺観光を組み合わせたい人に選びやすい温泉地です。

また、粟津温泉だけは加賀温泉駅からの一般路線バスの使い方が他3温泉と異なるため、車なし旅行では「加賀温泉駅を基準にする」だけでなく、小松駅やCANBUSなども含めて移動方法を確認しておくことが重要です。

次は、山代温泉の総湯・古総湯を含めた加賀温泉郷の日帰り温泉5施設を、料金・営業時間・駐車場などで比較します。

加賀温泉郷の日帰り温泉|5施設の料金・時間を比較

加賀温泉郷で日帰り入浴をするなら、まず候補になるのが山代温泉の総湯・古総湯、山中温泉の菊の湯、片山津温泉総湯、粟津温泉総湯の5施設です。

2026年8月時点では、通常の共同浴場4施設はいずれも大人500円。山代温泉の古総湯のみ700円です。

ただし、料金だけで決めるのはおすすめできません。古総湯はカラン・シャワーがなく、片山津温泉総湯は柴山潟側と森側の浴室が男女日替わり、粟津温泉総湯は駐車場が10台など、施設ごとに使い方が異なります。

施設大人料金営業時間最終受付休業タオル等露天風呂駐車場注意点
山代温泉 総湯500円6:00〜22:00公式記載なし第4水曜午前公式施設ページで詳細記載なし公式案内なし125台・共用第4水曜は12:00から
山代温泉 古総湯700円6:00〜22:00公式記載なし第4水曜午前持参推奨公式案内なし125台・共用カラン・シャワーなし、石けん等使用不可
山中温泉 菊の湯500円6:45〜22:00公式記載なし第2・第4火曜公式施設ページで詳細記載なし公式案内なし約100台男湯・女湯が別棟
片山津温泉 総湯500円6:00〜22:00公式記載なし無休※メンテナンス休業ありタオル・シャンプー等販売公式案内なし50台・無料潟の湯・森の湯は男女日替わり
粟津温泉 総湯500円8:00〜22:0021:30火曜必要品は持参すると安心公式案内は内湯10台駐車台数が少ない

料金・営業時間・休業日は2026年8月時点です。営業内容や臨時休業は変更される場合があるため、来訪前に各施設の公式情報を確認してください。山代温泉の2施設は共用駐車場125台、山中温泉菊の湯は約100台、片山津温泉総湯は50台、粟津温泉総湯は10台と案内されています。

加賀温泉郷の日帰り温泉5施設比較

山代温泉 総湯・古総湯

山代温泉では、性格の異なる総湯と古総湯の2施設から選べます。

普通の日帰り入浴として利用しやすいのは総湯です。大人500円、6:00〜22:00で、現在の共同浴場として地元の人にも利用されています。第4水曜日は午前中が休みとなり、12:00から営業します。

一方、古総湯は大人700円。明治時代の共同浴場を再現した施設で、浴室にカランやシャワーがありません。石けんやシャンプーを使って体を洗う施設ではなく、かけ湯をして湯船につかる昔ながらの「湯あみ」を体験する場所です。

そのため、

普通に温泉へ入りたい → 総湯

山代温泉の入浴文化を体験したい → 古総湯

という選び方が分かりやすいでしょう。

両方入りたい場合は、2026年4月1日から大人1,000円の共通入浴券が設定されています。別々に支払うと1,200円なので、2施設を利用するなら共通券を検討できます。

古総湯は12〜2月のみ7:00〜21:00へ営業時間が変わります。冬の早朝・夜に利用する場合は特に注意してください。

山中温泉 菊の湯

山中温泉で日帰り入浴するなら、温泉街中心部の菊の湯が利用しやすい施設です。

2026年8月時点で大人500円、営業時間は6:45〜22:00。第2・第4火曜日が休みで、祝日の場合は翌日が休みになります。臨時休業日が設定される場合もあります。

菊の湯は男湯と女湯が別棟になっているのが特徴です。女湯側には山中座が隣接し、CANBUSの「山中温泉 菊の湯・山中座」バス停から約25mなので、車なしでも利用しやすい立地です。

日帰りなら、入浴だけで終えるより、

鶴仙渓を散策 → ゆげ街道で休憩・買い物 → 菊の湯

という順番にすると、歩いた後に温泉へ入ってから帰路につけます。

駐車場は約100台ありますが、GWや紅葉シーズンなどは周辺観光客も増えるため、混雑期は観光協会の駐車場案内も確認しておくと安心です。

片山津温泉 総湯

片山津温泉総湯は、日帰り入浴と柴山潟の景色を組み合わせたい人に向いています。

2026年8月時点で大人500円、営業時間は6:00〜22:00。原則無休ですが、月1回程度のメンテナンス休業や臨時休業があります。駐車場は50台で無料です。

浴室は、柴山潟を望む「潟の湯」と木々に囲まれた「森の湯」の2種類です。

ここで注意したいのが、2つの浴室は毎日男女が入れ替わることです。「湖を見ながら温泉に入りたい」と考えていても、訪れた日に潟の湯が利用できるとは限りません。当日の入れ替えを確認してから訪れると予定とのずれを防げます。

売店ではタオルやシャンプーなども販売されています。手ぶらに近い状態でも利用しやすい点は、旅行途中に立ち寄る人には便利です。

2階にはオープンテラスのある「まちカフェ」もあるため、入浴と湖畔の休憩を合わせて60〜90分程度みておくと、片山津らしい過ごし方ができます。

粟津温泉 総湯

粟津温泉総湯は、昔ながらの共同浴場で気軽に温泉へ入りたい人に向いています。

2026年8月時点で大人500円、営業時間は8:00〜22:00、最終受付21:30。火曜日が定休日です。今回比較する5施設の中では、公式に最終受付時刻まで明記されています。

浴槽は内湯で、泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。大規模な日帰り温泉施設ではなく、地域の共同浴場として利用されています。

特に車で行く場合に注意したいのが駐車場です。10台と、今回比較する総湯の中では少なめです。

那谷寺などを観光した後に訪れる場合は、時間に余裕を持ち、満車時の対応も考えておくと安心です。

日帰りならどこを選ぶ?

5施設の中から一つだけ選ぶなら、「温泉以外に何をしたいか」まで考えると決めやすくなります。

初めてで使いやすさを重視するなら山代温泉 総湯。
総湯を中心とした温泉街を歩けるため、入浴と街歩きを短時間で組み合わせられます。

温泉文化そのものを体験したいなら山代温泉 古総湯。
シャワーのない昔ながらの入浴方式は、5施設の中でも特に個性的です。

自然散策と組み合わせるなら山中温泉 菊の湯。
鶴仙渓やゆげ街道を歩いた後の入浴に向いています。

景色を重視するなら片山津温泉 総湯。
柴山潟と湖畔散策まで含めることで、片山津らしさを感じやすくなります。

那谷寺など小松方面を観光するなら粟津温泉 総湯。
南加賀を車で巡る旅行の立ち寄り湯として組み込みやすい立地です。

なお、「1日で5施設すべて入る」ことを前提に予定を組む必要はありません。 各温泉は離れており、入浴時間だけでなく移動・着替え・休憩も必要です。初めてなら1〜2温泉に絞り、周辺散策や食事と組み合わせる方が余裕のある旅行になります。

日帰りではなく1泊する場合は、総湯だけでなく宿の温泉・立地・周辺環境まで含めて選ぶと満足度が変わります。次は、加賀温泉郷で宿泊する場合の目的別3軒を比較します。

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加賀温泉郷で宿泊するなら|目的別3軒を比較

加賀温泉郷で宿泊するなら、宿の知名度だけではなく、「宿の中で温泉を楽しむ」「鶴仙渓を歩く」「柴山潟の景色を見る」など、滞在中に何を重視するかで選ぶと決めやすくなります。

今回は4温泉の中から、旅行目的が重ならない3軒を比較します。宿泊料金は日付・人数・客室・食事内容で大きく変わるため固定額では比較せず、2026年8月時点の公式情報をもとに温泉・立地・アクセス・駐車場を整理します。

宿温泉地特徴加賀温泉駅から駐車場向いている人
ゆのくに天祥山代温泉3つの大浴場・18種類の湯船無料送迎約15分・要予約自家用車300台宿の中で温泉をたっぷり楽しみたい
白鷺湯たわらや山中温泉鶴仙渓沿いの露天風呂・温泉街徒歩圏無料送迎約20分・要予約80台・無料渓谷散策と温泉を組み合わせたい
アパリゾート佳水郷片山津温泉全室レイクビュー・柴山潟を望む大浴場車約10分・送迎あり・要予約250台・無料湖の景色を重視したい

宿泊情報は2026年8月時点です。送迎時刻や宿泊プランは変更される場合があるため、予約前に各宿の公式情報を確認してください。ゆのくに天祥は加賀温泉駅から予約制無料送迎約15分、白鷺湯たわらやは約20分、佳水郷は車約10分で予約制送迎も案内されています。

加賀温泉郷の宿3軒を目的別に選ぶ

ゆのくに天祥|温泉と館内滞在を重視

山代温泉で、宿に到着してから何度も温泉を楽しみたい人には、ゆのくに天祥が候補になります。

館内には男女入れ替え制の3つの大浴場があり、自家源泉と山代温泉から引いた湯を利用した18種類の湯船が案内されています。内湯だけでなく露天風呂、サウナ、水風呂もあるため、温泉街を長時間歩く旅行より「宿でゆっくり過ごす時間」を重視したい場合に向いています。

客室は通常客室から温泉露天風呂付き客室まで複数のタイプがあります。客室露天風呂を希望する場合は、すべての客室に付いているわけではないため、予約時に客室タイプを確認してください。

アクセスは、加賀温泉駅から無料送迎バスで約15分。予約制の定時運行で、2026年4月以降は14:30、15:15、16:00、16:45、17:30発などが案内されています。2026年7月18日〜8月30日には夏休み期間の増発便も設定されています。送迎時刻は変更される可能性があるため、宿泊日が決まったら最新ダイヤを確認して予約しておきましょう。

車なら北陸自動車道加賀ICから約15分。駐車場は第1〜第6駐車場を合わせて自家用車300台です。

山代温泉の総湯・古総湯も楽しみたい場合は、宿だけで完結させず、チェックイン前後に温泉街散策を加える方法もあります。

白鷺湯たわらや|鶴仙渓の自然を重視

山中温泉で、温泉と鶴仙渓散策を同じ旅行で楽しみたい人には白鷺湯たわらやが選びやすい宿です。

宿は鶴仙渓沿いにあり、大浴場「鶴仙」「河鹿」の露天風呂から渓流沿いの自然を楽しめます。2025年11月には「河鹿」にサウナと半露天風呂もオープンしています。

この宿の大きな利点は、宿泊と山中温泉観光を徒歩でつなぎやすいことです。

鶴仙渓遊歩道までは徒歩約5分、菊の湯・山中座も徒歩約5分。ゆげ街道も徒歩圏にあります。車を宿に置いたまま散策できるため、「観光のたびに駐車場を探したくない」という旅行にも向いています。

例えば、

チェックイン前に鶴仙渓を散策 → ゆげ街道で休憩 → 宿へ戻って渓流露天風呂

という組み方なら、山中温泉の自然と温泉を一続きで楽しめます。

加賀温泉駅からは予約制の無料送迎バスで約20分。2026年8月時点では、駅発14:00・15:00・16:00・17:00・18:00などが案内されています。予約がない場合は運行しないため、鉄道利用なら宿泊予約と同時に送迎も確認しておくと安心です。

車の場合は加賀ICから約20分。無料駐車場は80台です。

4温泉の中で「宿の周囲を歩く時間」まで重視するなら、山中温泉と白鷺湯たわらやの組み合わせは検討しやすい選択肢です。

アパリゾート佳水郷|柴山潟の眺望を重視

片山津温泉で、客室や大浴場から水辺の景色を楽しみたい人には、アパリゾート佳水郷が候補になります。

2026年8月現在、公式では客室全100室がレイクビューと案内されており、客室から柴山潟を望めることが大きな特徴です。大浴場「たまゆらの湯」からも柴山潟と白山連峰方面を望めます。

「湖が見える部屋に泊まりたい」という条件なら、部屋によって山側になる宿と比べて選びやすいでしょう。ただし、天候によって白山連峰などの見え方は変わるため、眺望を確約する意味ではありません。

アクセスも比較的分かりやすく、加賀温泉駅から車で約10分。予約制の送迎バスもあります。小松空港から車約20分、北陸自動車道片山津ICから車約5分なので、飛行機や自家用車を利用する場合にも移動距離を抑えやすい立地です。

無料駐車場は250台です。

また、夏に宿泊する場合は柴山潟の花火と組み合わせられる日があります。2026年8月は納涼花火まつりが開催されているため、夏休み旅行なら宿泊日と花火開催日を確認して選ぶ方法もあります。

3軒を目的別に整理すると、

温泉設備を重視 → ゆのくに天祥

鶴仙渓と街歩きを重視 → 白鷺湯たわらや

柴山潟の眺望を重視 → アパリゾート佳水郷

という選び方が分かりやすくなります。

粟津温泉にも歴史ある旅館がありますが、この記事では宿を大量に並べず、旅行目的が異なる3軒に絞りました。粟津温泉を旅行の中心にする場合は、総湯や那谷寺との位置関係も含めて宿を選ぶと予定を組みやすくなります。

なお、宿泊料金は同じ宿でも平日・休前日・連休、人数、食事、客室タイプによって変動します。「1泊○円の宿」と固定して比較せず、旅行日を決めてから同じ条件で3軒の宿泊プランを比較するのがおすすめです。

次は、加賀温泉駅から4温泉へ実際にどう移動するのか、車・路線バス・CANBUSを含めたアクセスを整理します。

加賀温泉郷へのアクセス|加賀温泉駅から何分?

鉄道で加賀温泉郷を訪れる場合、移動の基準になるのが北陸新幹線の加賀温泉駅です。

ただし、加賀温泉駅を出るとすぐ温泉街があるわけではありません。山代温泉・山中温泉・片山津温泉はいずれも駅からバス・タクシー・車で移動し、粟津温泉は小松市側にあります。

初めてなら、山代・片山津は駅から約10分、山中は約20分という距離感を覚えておくと旅行を組み立てやすくなります。

2026年8月時点の主なアクセスを比較すると、次のとおりです。

行先路線バスCANBUS
山代温泉約10分約12分山まわり線・停留所により約10〜40分
山中温泉約20分約30分山まわり線 約25分
片山津温泉約10分約11分小松空港線 約10〜15分/海まわり線 約40分
粟津温泉目的地により異なる小松駅方面から路線バス利用可山まわり線でアクセス可

所要時間は2026年8月時点の案内です。バスはダイヤ改正や道路状況によって変わるため、旅行前に最新時刻表を確認してください。

加賀温泉駅から4温泉へのアクセス

加賀温泉駅から山代・山中・片山津へ

加賀温泉駅から最も短時間で移動しやすいのは、山代温泉と片山津温泉です。

山代温泉までは車で約10分。路線バスの温泉山中線を利用すると約12分です。CANBUS山まわり線も利用できますが、山代温泉内に複数の停留所があるため、目的地によって所要時間が変わります。

例えば、山代温泉桔梗ヶ丘など一部停留所なら加賀温泉駅から約10分ですが、総湯・古総湯などを経由する位置によっては約40分かかる便もあります。

日帰りで総湯・古総湯だけを目的にする場合は、路線バスの方が移動時間を読みやすいケースがあります。

山中温泉は山代より奥にあり、加賀温泉駅から車で約20分。路線バスの温泉山中線なら約30分、CANBUS山まわり線なら菊の湯・山中座などへ約25分です。

鶴仙渓まで歩く予定なら、

加賀温泉駅 → 山中温泉 → 鶴仙渓散策 → 菊の湯

という流れにすると移動をまとめやすくなります。

片山津温泉は加賀温泉駅から車で約10分、路線バスの温泉片山津線なら約11分です。

CANBUSには複数ルートがあり、小松空港線なら約10〜15分、海まわり線では約40分かかります。片山津へ直接向かうだけなら小松空港線や路線バスの方が短時間ですが、中谷宇吉郎 雪の科学館などを巡るなら海まわり線も利用できます。

粟津温泉はCANBUSや宿の送迎を確認

粟津温泉だけは小松市にあるため、山代・山中・片山津とはアクセスの考え方が少し異なります。

加賀温泉駅を起点にする場合は、CANBUS山まわり線が粟津温泉を経由します。山まわり線は加賀温泉駅から山中温泉・山代温泉・那谷寺・ゆのくにの森・粟津温泉方面を巡るルートです。

一方、路線バスを利用するなら、小松駅から粟津線に乗り「粟津温泉」で下車する方法があります。粟津温泉総湯もこのルートでアクセスできます。

宿泊の場合は、旅館によって加賀温泉駅や粟津駅から送迎を行っています。

例えば粟津温泉の法師では、加賀温泉駅から車約20分で、加賀温泉駅・粟津駅から予約制送迎が案内されています。

そのため車なしで粟津温泉に泊まる場合は、

宿の無料送迎 → CANBUS → 小松駅から路線バス

の順で使いやすい方法を確認するとよいでしょう。

車なしなら路線バスとCANBUSを使い分ける

車なしで加賀温泉郷を旅行する場合、「温泉街へ直行するか」「観光地を何か所も巡るか」で交通手段を使い分けるのがポイントです。

山代・山中・片山津へ直接向かうなら、路線バスの方が短時間になる場合があります。

一方、CANBUSは加賀温泉駅を起点に、山代温泉・山中温泉・片山津温泉のほか、那谷寺、ゆのくにの森、粟津温泉など主要観光地を巡ります。

2026年8月時点のCANBUSは、

  • 海まわり線
  • 山まわり線
  • 小松空港線

の3ルートです。1回乗車は大人500円。また、2026年8月1日からスマートフォンで購入できる1日乗車券・大人1,300円の販売も始まっています。

ただしCANBUSは、公式でも一方向に周回するバスと案内されています。

例えば「目的地は近いのに、反対方向へ戻れないため一周する」という場合があります。山まわり線は一周約1時間3分〜1時間31分、海まわり線は約1時間23分なので、乗る前に帰りの時刻まで確認することが重要です。

観光地を1か所だけ訪れるなら、

往復の路線バスまたは宿の送迎

複数の観光地を巡るなら、

CANBUS+必要に応じてタクシー

という使い分けが現実的です。

小松空港・車からアクセスする場合

飛行機を利用する場合は、小松空港が加賀温泉郷の玄関口になります。

小松空港から加賀温泉駅へは、路線バスで小松駅まで約12分、そこから鉄道で加賀温泉駅まで約13分という方法があります。

CANBUS小松空港線なら、小松空港と加賀温泉駅を約30〜40分で結んでおり、途中で片山津温泉にも停車します。

片山津温泉へ向かう場合は、わざわざ加賀温泉駅まで行って戻るより、小松空港線で片山津温泉へ直接向かえる便を確認する方が効率的です。

車の場合は目的地によって使いやすいICが変わります。

片山津温泉は片山津IC方面、山代・山中方面は加賀ICからのアクセスを検討すると分かりやすくなります。山中温泉は加賀ICから約25分、粟津温泉は加賀IC・小松ICのどちらからも車約20分が目安です。

加賀温泉郷では4つの温泉が離れているため、2温泉以上に加えて那谷寺なども巡るなら車やレンタカーが時間を調整しやすく、1温泉に滞在するなら鉄道+バス・宿の送迎でも十分旅行できます。

公共交通だけで旅行する場合は、行きの便だけでなく帰りのバス・最終便まで確認してから観光時間を決めることが、予定どおり動くための重要なポイントです。

次は、車で訪れる場合に確認しておきたい4温泉の駐車場と、GW・紅葉・花火・冬季の注意点を整理します。

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加賀温泉郷の駐車場|車で行く前に確認したいこと

加賀温泉郷は車で回りやすい一方、温泉ごとに駐車場の規模や使い方が異なります。 山代温泉の総湯・古総湯は125台分の共用駐車場がありますが、粟津温泉総湯は10台。山中温泉では菊の湯だけでなく、鶴仙渓の散策場所に合わせて複数の観光駐車場を使い分けます。

特にGW、紅葉時期、夏祭り・花火などの開催日は、通常時と同じ感覚で温泉街中心部まで車で入ると、交通規制や満車で予定がずれることがあります。

2026年8月時点で確認できる総湯の駐車場を比較すると、次のとおりです。

温泉主な日帰り施設駐車場利用時のポイント
山代温泉総湯・古総湯125台・共用いろは草庵・総湯駐車場から徒歩約2分
山中温泉菊の湯約100台鶴仙渓散策では別の観光駐車場も利用
片山津温泉総湯50台・無料総湯利用者向け。花火観覧目的の駐車は避ける
粟津温泉総湯10台4温泉では最も台数が少ない

駐車場情報は2026年8月時点です。イベント開催時は臨時駐車場・交通規制が設けられることがあるため、来訪前に最新情報を確認してください。山代温泉は125台、山中温泉菊の湯は約100台、片山津温泉総湯は50台、粟津温泉総湯は10台と案内されています。

加賀温泉郷4温泉の駐車場比較

4温泉の総湯駐車場を比較

山代温泉では、総湯と古総湯で「いろは草庵・総湯駐車場」を利用できます。乗用車125台で、駐車場から両施設までは徒歩約2分です。

総湯・古総湯の周辺は温泉街の中心にあたるため、車を施設の目の前まで移動させるより、駐車場に車を置いて湯の曲輪周辺を徒歩で回る方が動きやすくなります。

山中温泉は少し考え方が異なります。菊の湯の施設情報では駐車場約100台と案内されていますが、鶴仙渓・あやとりはし・こおろぎ橋まで散策する場合は、目的地に合わせて温泉街の観光駐車場を使います。

山中温泉観光協会が案内している主な駐車場には、

  • 菊の湯駐車場:18台
  • 菊の湯・観光客駐車場:70台
  • あやとりはし駐車場:18台
  • こおろぎ橋駐車広場:23台
  • こおろぎ橋鶴仙渓パーキング:30台・有料

などがあります。

鶴仙渓を歩く場合は、見たい橋の近くに何度も車を移動させるより、一つの駐車場に停めて遊歩道と温泉街を徒歩でつなぐ方が予定を組みやすいでしょう。

片山津温泉総湯には無料駐車場50台があります。日帰り入浴や総湯利用には便利ですが、花火開催時などは、総湯利用者以外が花火観覧目的で駐車しないよう案内されています。

粟津温泉総湯の駐車場は10台です。4温泉の総湯を比較すると台数が少ないため、特に休日は時間に余裕を持って訪れる方が安心です。宿泊する場合は、総湯の駐車場ではなく宿泊施設の駐車場を利用できるか確認しておきましょう。

GW・紅葉・花火開催日は早めに確認

通常の週末以上に注意したいのが、大型イベントや紅葉シーズンです。

山中温泉では毎年GWに山中漆器祭が行われ、2026年は5月3日・4日に開催されました。会場は山中座・菊の湯前広場で、周辺道路には交通規制が入り、臨時駐車場も設けられています。

また、鶴仙渓の紅葉時期は観光客が増えます。山中温泉観光協会も紅葉シーズンには温泉街が混雑する場合があるとして、事前の駐車場確認を案内しています。2025年11月の紅葉情報でも、鶴仙渓には連日多くの観光客が訪れていると案内されていました。

紅葉時期に山中温泉を訪れるなら、

午前中に到着 → 駐車 → 鶴仙渓を徒歩散策 → 菊の湯

というように、一度駐車した後は徒歩で動く計画にすると、駐車場を探し直す回数を減らせます。

片山津温泉では、夏の花火期間に駐車場の使い方が通常と変わります。

夏の花火開催時には臨時駐車場が案内され、過去の公式案内では総湯や周辺施設の駐車場を花火観覧だけの目的で利用しないよう注意が出ています。2026年の夏季案内でも、花火時には加賀観光ホテル駐車場を臨時駐車場として案内しています。

花火開催日に片山津温泉へ車で行く場合は、

通常の総湯駐車場を当てにせず、その年の臨時駐車場・交通規制を確認する

のが基本です。

イベント情報は毎年変わるため、前年の駐車場情報をそのまま使わず、旅行日の直前に加賀温泉郷または各温泉観光協会の最新情報を確認してください。

冬は道路・積雪情報も確認する

冬の加賀温泉郷へ車で行く場合は、駐車場の空きだけでなく、雪・凍結・除雪状況まで確認してから出発することが重要です。

加賀市では12月1日から翌年3月31日まで除雪対策本部を設置し、積雪が概ね10cmに達し、さらに降雪が続くと予想される場合などに道路除雪を行う体制を取っています。

除雪されている道路でも、朝晩や日陰では路面が凍結する可能性があります。石川県は雪道を走行する場合、スタッドレスタイヤへの交換を必須として案内し、タイヤチェーンの携行も呼びかけています。

冬の車旅行では、出発前に次の4項目を確認しておくと安心です。

  • 天気予報と大雪・着雪などの警報、注意報
  • 高速道路・国道・県道の通行規制
  • 現地の積雪・路面状況
  • 宿泊施設までの道路と駐車場の除雪状況

特に山中温泉や粟津温泉方面は山側へ入るため、加賀温泉駅周辺で雪が少なく見えても、目的地付近の状況が同じとは限りません。

また、積雪時の路上駐車は除雪作業の妨げになります。石川県や加賀市も路上駐車を避けるよう呼びかけているため、必ず宿・総湯・観光施設など指定された駐車場を利用してください。

冬は予定どおりの時刻に到着することより、道路状況に合わせて移動時間に余裕を持つことを優先すると安心です。

次は、温泉だけで旅行を終わらせず、鶴仙渓・那谷寺・柴山潟などの観光地と、治部煮・かぶら寿司など石川の郷土料理を組み合わせる方法を紹介します。

加賀温泉郷周辺の観光・郷土料理

加賀温泉郷では、温泉だけで旅程を組むより、山中温泉なら鶴仙渓、片山津温泉なら柴山潟、粟津温泉なら那谷寺、山代温泉なら九谷焼文化というように、宿泊する温泉地と近くの見どころを組み合わせると移動時間を抑えやすくなります。

4温泉をすべて急いで回る必要はありません。1泊なら宿泊する温泉を中心に観光地を1〜2か所加え、食事では石川県の郷土料理を取り入れるくらいにすると、入浴や休憩の時間も確保しやすくなります。

鶴仙渓・那谷寺・柴山潟を組み合わせる

山中温泉に泊まるなら、鶴仙渓は徒歩で組み合わせやすい観光地です。

鶴仙渓は、大聖寺川沿いのこおろぎ橋から黒谷橋まで続く約1.3kmの渓谷で、川沿いに遊歩道が整備されています。途中には紅紫色のS字型が特徴のあやとりはしもあり、山中温泉の温泉街からそのまま散策へつなげられます。

散策だけなら60〜90分程度を見ておくと、写真撮影や休憩を入れながら歩きやすくなります。雨や積雪の後は遊歩道が滑りやすくなることがあるため、当日の通行状況も確認してください。

粟津温泉と組み合わせやすいのが那谷寺です。

那谷寺は717年開創と伝わり、奇岩遊仙境をはじめ、本殿・三重塔などの文化財と自然景観を一緒に見られる寺院です。一般拝観の所要時間は公式案内で30〜40分程度が目安とされています。

2026年8月時点では、拝観時間は9:15〜16:00、一般は中学生以上1,000円、小学生300円、幼児無料。無料駐車場は小型車200台です。加賀温泉駅からCANBUS山まわり線でもアクセスできます。

粟津温泉を拠点に車で動く場合は、

那谷寺を拝観 → 粟津温泉へ移動 → 総湯または宿で入浴

という組み合わせにすると、観光と温泉を同じ小松市南部エリアでまとめられます。

片山津温泉では、柴山潟そのものが主要な見どころです。

柴山潟の周囲には浮御堂、中谷宇吉郎 雪の科学館などがあり、湖周辺には一周約7km・自転車で約40分と案内されるサイクリングルートがあります。天候に恵まれれば、柴山潟越しに白山を望めることもあります。

片山津では遠くの観光地を追加するより、

総湯 → 柴山潟散策 → カフェや湖畔で休憩

という過ごし方でも、温泉地の特徴を十分感じられます。

治部煮とかぶら寿司で石川の食を楽しむ

加賀温泉郷への旅行では、温泉だけでなく石川県の郷土料理も組み合わせたいところです。

代表的な料理の一つが治部煮(じぶに)です。

治部煮は鴨肉や鶏肉、すだれ麩、季節の野菜などを煮る石川県を代表する煮物で、肉に小麦粉をまぶすため汁にとろみが付くのが特徴です。農林水産省では少なくとも江戸時代から食べられていた武家料理と紹介しており、名前の由来には複数の説があります。

詳しい特徴や由来、食べられる店については、関連記事の「治部煮とは?発祥・由来・食べ方を解説」で確認できます。

冬に石川県を訪れるなら、かぶら寿司も候補です。

かぶら寿司は、塩漬けしたカブに塩漬けしたブリを挟み、麹で発酵させる石川県を代表する伝統的な発酵食品です。一般的な酢飯の寿司とは異なり、なれずしの一種として伝えられています。

特に正月前後を中心に販売される冬の味覚なので、購入を目的にする場合は販売時期や在庫を事前に確認してください。

詳しくは「かぶら寿司とは?特徴・作り方・買える店を解説」で紹介しています。

温泉宿の夕食で郷土料理が提供されることもありますが、すべての宿で治部煮やかぶら寿司を食べられるわけではありません。 食べたい料理が決まっている場合は、宿泊プランの献立や飲食店のメニューを予約前に公式情報で確認してください。

九谷焼など加賀の伝統工芸に触れる

山代温泉では、温泉と一緒に九谷焼の歴史や文化に触れられます。

代表的なのが「国指定史跡 九谷焼窯跡展示館」です。江戸時代後期に築かれた吉田屋窯の跡を発掘された状態で公開しており、九谷焼の古陶磁や登り窯などを見ることができます。絵付けやろくろ体験も行われていますが、体験は予約が必要なものがあります。

2026年8月時点では、

項目内容
入館料大人350円
営業時間9:00〜17:00
最終入館16:30
休館日火曜日※祝日は開館
駐車場乗用車30台・無料
絵付け体験3,300円〜・要予約
電動ろくろ体験4,400円〜・要予約

となっています。料金・営業時間は変更される場合があるため、来訪前に公式情報を確認してください。

もう一つ、山代温泉らしい文化施設が魯山人寓居跡 いろは草庵です。

北大路魯山人は大正4年秋から翌年春にかけて山代温泉に滞在し、この地で初代須田菁華から陶芸の手ほどきを受けたと紹介されています。現在は当時の寓居が公開され、仕事場や書斎、作品展示を見ることができます。

2026年8月時点では9:00〜17:00、最終入館16:30、大人560円、水曜日休館です。総湯・古総湯と合わせて歩けば、山代温泉を「入浴だけの場所」ではなく、温泉文化と工芸の町として楽しめます。

温泉・観光・郷土料理を組み合わせる加賀旅行

加賀温泉郷では、観光地を数多く詰め込むより、

山中温泉+鶴仙渓
片山津温泉+柴山潟
粟津温泉+那谷寺
山代温泉+九谷焼文化

のように、宿泊する温泉地と近い見どころを組み合わせる方が移動時間を抑えられます。

さらに治部煮やかぶら寿司など石川県の郷土料理を加えることで、温泉・観光・食を一つの旅行として組み立てやすくなります。

次は、春・夏・秋・冬で何が違うのか、加賀温泉郷のベストシーズンを目的別に整理します。

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加賀温泉郷のベストシーズン|春夏秋冬の選び方

加賀温泉郷は一年を通して訪れられますが、何を楽しみたいかによって向いている季節が変わります。

温泉街や屋外観光を歩きたいなら春、片山津温泉の花火を目的にするなら夏、鶴仙渓や那谷寺の紅葉なら秋、温泉と北陸の冬の味覚を重視するなら冬が候補です。

季節主な楽しみ方向いている温泉・場所注意点
温泉街散策・桜山代・山中・片山津周辺桜の開花時期は年によって変動
湖畔散策・花火片山津温泉花火期間は駐車場・交通規制を確認
紅葉・渓谷散策山中温泉・那谷寺例年11月中旬頃は混雑にも注意
温泉・カニなど冬の食4温泉すべて雪・凍結・交通情報を確認

加賀温泉郷公式観光サイトでは、紅葉の見頃を例年11月中旬頃と案内しています。2026年の片山津温泉では、8月1〜30日に納涼花火まつりが予定されています。冬は一晩でまとまった積雪となる場合もあるため、季節の魅力だけでなく移動条件まで含めて選ぶことが大切です。

加賀温泉郷の春夏秋冬

春|温泉街と湖畔散策

春は、温泉と街歩き・屋外観光を組み合わせたい人に選びやすい季節です。

山代温泉なら総湯・古総湯を中心とした湯の曲輪、山中温泉なら鶴仙渓とゆげ街道、片山津温泉なら柴山潟周辺など、屋外を歩く時間を旅程に入れやすくなります。

加賀市内には温泉地や観光地周辺にも桜を見られる場所があります。加賀温泉郷公式観光サイトでも春の桜スポットを紹介していますが、開花・満開時期はその年の気温によって変動します。

2025年は3月24日時点で「4月初旬に開花、4月10日前後が見頃予想」と案内されていましたが、これは2025年の予想であり、2026年以降の旅行日を決める基準にはできません。桜を目的に訪れる場合は、その年の3月下旬〜4月に最新の開花情報を確認してください。

春は「桜の満開日だけを狙う」というより、

温泉街散策を主目的にして、開花状況が合えば花見も加える

くらいに考えると、天候による予定変更が少なくなります。

夏|片山津温泉の花火

夏の加賀温泉郷で季節感を重視するなら、片山津温泉が特に選びやすくなります。

2026年の「加賀温泉郷 納涼花火まつりin片山津温泉」は、8月1日〜30日に柴山潟周辺で開催予定です。時間は原則21:00〜21:10頃で、8月22日のみ21:20〜21:30頃と案内されています。雨天・荒天時は中止となる場合があります。

約10分間と比較的短い花火ですが、毎夜開催されるため、片山津温泉に宿泊して、

夕食 → 温泉街・柴山潟へ → 21時頃に花火 → 宿へ戻って入浴

という過ごし方を組みやすいのが特徴です。

花火を最も近くで見られる浮桟橋から浮御堂までの区間では、打ち上げ時間帯に協賛金300円が必要です。片山津温泉の旅館宿泊者には無料券が用意される案内もあるため、対象の場合は宿で確認してください。

一方、花火期間中は通常時より車や人が集まりやすくなります。総湯利用と花火観覧を同日に予定する場合は、臨時駐車場や交通規制も確認しておきましょう。

秋|山中温泉・鶴仙渓の紅葉

秋は、4温泉の中でも山中温泉の自然を楽しみやすい季節です。

加賀温泉郷公式観光サイトでは、紅葉の見頃を例年11月中旬頃と案内しています。山中温泉の鶴仙渓は代表的な紅葉スポットで、約1.3kmの遊歩道を黒谷橋・あやとりはし・こおろぎ橋へ歩きながら色づいた木々を見られます。

同じ時期には、

  • 山代温泉の薬王院温泉寺
  • 小松市の那谷寺
  • 大聖寺周辺

なども紅葉スポットとして紹介されています。

粟津温泉に泊まる場合は那谷寺、山中温泉に泊まる場合は鶴仙渓というように、宿泊地に近い紅葉スポットを選ぶと移動を短くできます。

ただし「例年11月中旬」はあくまで目安です。紅葉の進み方はその年の気温や天候で変わるため、旅行前に最新の色づき状況を確認してください。

また、見頃の週末は山中温泉周辺の駐車場が混みやすくなります。紅葉を目的にする場合は、温泉街に到着してから駐車場を探すのではなく、利用予定の駐車場を先に決めておく方が安心です。

冬|温泉と北陸の冬の味覚

冬は、観光地を数多く巡るより、温泉と食を中心にゆっくり滞在したい人に向いています。

加賀市の橋立漁港では、ズワイガニ漁が11月6日から翌年3月20日頃まで行われ、石川県で水揚げされた雄のズワイガニは「加能ガニ」として知られています。宿泊プランでもカニ料理が設定される時期があります。

11月には山代温泉でカニの即売やカニ鍋などを楽しめる「やましろカニまつり」もあり、2026年は11月15日開催予定と案内されています。

冬は温泉との相性がよい一方で、移動条件は4季の中で最も注意が必要です。

加賀温泉郷公式観光サイトでは、1月には一晩で30cmほど雪が積もる場合があると案内し、冬用タイヤやチェーンなどの雪道対策を呼びかけています。2月も晴れて気温が低い日は一般道路が凍結する場合があります。

そのため冬は、

温泉街を1か所選ぶ → 宿を拠点に過ごす → 食事と近距離の観光を加える

くらいにすると、雪による移動時間の変化にも対応しやすくなります。

雪景色そのものも冬の魅力ですが、雪が必ず積もっているとは限りません。「雪景色を見られる前提」で予約するのではなく、出発前に天気・積雪・道路情報を確認してください。

結論として、初めての加賀温泉郷なら、歩きやすさを重視する春、自然景観を重視する秋が旅程を組みやすく、イベント目的なら夏の片山津、温泉と食を主役にするなら冬という選び方が分かりやすいでしょう。

次は、季節によって変わる混雑に対して、GW・紅葉期の山中温泉と、夏の片山津温泉を中心に混雑回避のポイントを整理します。

加賀温泉郷の混雑を避けるコツ

加賀温泉郷で特に混雑に注意したいのは、GWの山中温泉、秋の紅葉シーズン、8月の片山津温泉花火期間です。

通常の土日まで一律に「○時が混む」と断定するより、イベントや季節によって車が集中する日を把握し、駐車場を先に決める・温泉街では徒歩移動に切り替える・夜のイベントでは帰りの交通まで確認する方が実用的です。

GW・紅葉期の山中温泉

山中温泉は、鶴仙渓・菊の湯・ゆげ街道などを徒歩で回れる一方、観光客が集中する時期には温泉街中心部の駐車場が混みやすくなります。

2026年のGWには、5月3日・4日の9:00〜17:00に山中漆器祭が山中座・菊の湯前広場で開催され、周辺道路では交通規制と臨時駐車場の設定が行われました。毎年GW中に開催されるイベントなので、同時期に山中温泉へ行く場合は、その年の開催日と交通情報を確認しておく必要があります。

紅葉シーズンも同様です。山中温泉観光協会は、紅葉期には温泉街が大変混雑する場合があるとして、車で訪れる人に事前の駐車場確認を呼びかけています。

山中温泉には、

  • 菊の湯・観光客駐車場:70台
  • 菊の湯駐車場:18台
  • あやとりはし駐車場:18台
  • こおろぎ橋駐車広場:23台
  • こおろぎ橋鶴仙渓パーキング:30台・有料

など複数の駐車場があります。

混雑期は「こおろぎ橋を見るため車を移動し、次にあやとりはしへ車で移動する」という回り方より、利用する駐車場を1か所決め、鶴仙渓と温泉街を徒歩でつなぐ方が駐車場所を探し直す必要がありません。

鶴仙渓・こおろぎ橋・あやとりはし・菊の湯・ゆげ街道を巡る公式ガイドの例では約60分なので、写真撮影や休憩まで含めるなら60〜90分程度確保して、一度駐車したら徒歩中心にするのが分かりやすいでしょう。

また、鶴仙渓では補修工事などによって一部通行止めとなることがあります。2026年6月には、あやとりはしが整備工事のため3日間終日通行止めとなりました。混雑だけでなく、遊歩道・橋の通行情報も出発前に確認してください。

8月の片山津温泉花火期間

片山津温泉では、夏の花火期間に通常より車が集中します。

2026年の「加賀温泉郷 納涼花火まつりin片山津温泉」は、8月1日〜30日の毎夜21:00〜21:10頃に柴山潟周辺で開催されています。8月22日のみ源平勝負神輿のため21:20〜21:30頃の予定です。

2026年の公式アクセス案内では、花火期間中に加賀観光ホテル臨時駐車場が用意され、総湯・湯の元公園までは徒歩約5〜7分と案内されています。ただし台数には限りがあり、満車時は公共駐車場を利用する必要があります。

車で訪れる場合は、

臨時駐車場の場所を事前確認 → 余裕を持って到着 → 駐車後は徒歩で湖畔へ

という流れにすると動きやすくなります。

総湯前の一部区間には一方通行があり、湯のまつり期間中などには交通規制が実施される場合もあります。路上駐車や近隣施設への無断駐車は禁止されているため、現地案内に従ってください。

宿泊者の場合は、花火を見るために夜になってから車を動かすより、宿の駐車場に車を置いたまま徒歩で柴山潟へ向かう方が移動を簡単にできます。

片山津温泉の旅館宿泊者は、浮御堂〜浮桟橋の花火協賛金300円が無料になる券を宿で受け取れる案内もあります。宿泊する場合はフロントで確認してください。

イベント日は公共交通も選択肢

車の混雑を避ける方法として公共交通は有効ですが、イベントの開催時間によっては使えないことがあります。

例えば2026年の山中漆器祭では、加賀温泉駅からCANBUS山まわり線や路線バスで山中温泉へアクセスできました。会場は「山中温泉 菊の湯・山中座」バス停から約100mなので、日中のイベントでは公共交通を利用することで駐車場探しを避けられます。

一方、片山津温泉の花火は21時頃の開催です。2026年花火公式サイトでは、路線バスとCANBUSは夕方までの運行で、夜の花火打ち上げ時刻には対応していないと案内されています。加賀温泉駅から片山津温泉中心部まではタクシー約10〜15分が目安です。

そのため、イベントごとの交通手段は次のように考えると分かりやすくなります。

場面混雑回避の考え方
山中温泉のGWイベント加賀温泉駅から路線バス・CANBUSも検討
山中温泉の紅葉駐車場を事前に決め、到着後は徒歩中心
片山津温泉の夜の花火宿泊なら宿の駐車場+徒歩が便利
花火を日帰りで見る臨時駐車場またはタクシー、帰路を事前確認

「車が便利だからすべて車」「混むからすべてバス」と決めるのではなく、日中の観光は公共交通、夜は宿泊地から徒歩、複数の温泉を巡る日は車というように使い分けると、混雑による予定変更を減らせます。

イベントや交通規制は毎年内容が変わります。特にGW・紅葉・花火期間に訪れる場合は、旅行前だけでなく当日朝にも観光協会やイベント公式サイトの最新情報を確認しておくと安心です。

次は、加賀温泉郷へ出発する直前に確認したい天気・交通・総湯の営業・ライブカメラの4項目をまとめます。

加賀温泉郷へ出発する前に確認したい4項目

加賀温泉郷へ向かう当日は、天気・交通・施設の営業・ライブカメラの4項目を確認してから出発すると、現地での予定変更を減らせます。

特に加賀温泉郷は、山代・山中・片山津・粟津の4温泉が離れており、山中温泉は山側、片山津温泉は柴山潟側と周辺環境も異なります。加賀温泉駅周辺の天候だけで判断せず、実際に向かう温泉地の状況まで確認するのがポイントです。

出発前に確認すること主な確認内容
天気・警報雨・雪・雷・大雨警報など
鉄道・バス・道路北陸新幹線、路線バス、CANBUS、通行規制
総湯・観光施設臨時休業、営業時間変更、工事
ライブカメラ山代・片山津周辺の道路、柴山潟など

2026年8月時点でも、加賀温泉郷公式観光サイトには「臨時休館など」「交通情報」の専用欄があり、イベントに伴う交通規制やCANBUSの運行変更などが随時案内されています。

加賀温泉郷へ出発する前の4項目

天気・警報

最初に確認したいのが、加賀市・小松市周辺の天気と気象警報・注意報です。

晴雨だけでなく、大雨・雷・強風・大雪などが予想されていないか確認します。鶴仙渓を歩く山中温泉では雨による遊歩道の状態、柴山潟周辺を歩く片山津温泉では強風や大雨など、同じ加賀温泉郷でも予定への影響が変わります。

気象庁では、石川県加賀地方の天気予報に加えて、市町村単位の警報・注意報を確認できます。大雨時には洪水や土砂災害の情報もあわせて確認してください。

冬はさらに注意が必要です。加賀温泉駅周辺では道路が走行できても、山中温泉や粟津温泉方面では積雪・凍結状況が異なる場合があります。

車なら天気予報だけで判断せず、次に説明する道路画像や通行規制情報まで確認してから出発すると安心です。

鉄道・バス・道路状況

公共交通を利用する場合は、北陸新幹線だけでなく、加賀温泉駅から先の交通まで確認します。

鉄道はJR西日本の列車運行情報で北陸エリアの運行状況を確認できます。大雨・大雪・強風などでは、鉄道が動いていても遅延や運転取りやめが発生する可能性があります。

加賀温泉駅から温泉街へ向かう場合は、

  • 北鉄加賀バス
  • 加賀周遊バス CANBUS
  • 宿泊施設の送迎バス
  • タクシー

などを利用します。

CANBUSは加賀温泉駅を起点に3ルートを運行していますが、一方向に周回する方式です。目的地へ行けても、同じ経路ですぐ戻れるとは限りません。公式サイトでも事前に目的地と時刻を決めて利用するよう案内されています。

また、イベントや道路工事などでルート・時刻が変更される場合があります。実際に2026年8月にも山代温泉の夏祭りに伴う交通規制とバス迂回が案内されています。

車の場合は、石川県の「石川みち情報ネット」で県管理道路の通行規制、積雪・気温、国道・県道の道路画像を確認できます。南加賀土木総合事務所も、防災・道路情報として同システムを案内しています。

特に冬や大雨の後は、ナビで経路が表示されることと、実際に安全に走行できることは別です。高速道路・国道・県道の最新情報を優先してください。

総湯・観光施設の営業

日帰り温泉を目的にする場合は、総湯の営業時間だけでなく、臨時休業の有無を当日に再確認します。

通常営業は、

  • 山代温泉 総湯・古総湯
  • 山中温泉 菊の湯
  • 片山津温泉 総湯
  • 粟津温泉 総湯

それぞれ異なり、定休日のほか、設備点検・源泉設備の不具合・工事などによって臨時休業する場合があります。

例えば山中温泉の菊の湯では、2026年にも源泉設備の影響による臨時休業がありました。そのため「公式に通常営業時間が掲載されているから営業している」と判断せず、旅行当日の新着情報まで見る方が確実です。

加賀温泉郷公式観光サイトでは、通常の観光情報とは別に、

「臨時休館など」
「交通情報」

がまとめられています。2026年8月時点でもイベント・工事・バス運行に関する新しい案内が掲載されています。

那谷寺や九谷焼関連施設などを温泉と組み合わせる場合も、休館日・最終入館・企画展による変更を確認してから向かいましょう。

ライブカメラで道路・柴山潟を確認

天気予報や道路情報に加えて、現在の現地の様子を目で確認したいときはライブカメラが役立ちます。

「ライブカメラJAPAN FUJIYAMA」の加賀市ライブカメラ一覧では、加賀温泉郷周辺の道路・河川・湖などのカメラを地域別に確認できます。2026年8月時点では、例えば次の場所があります。

  • 石川県道11号 小松山中線・山代温泉南町
  • 石川県道39号 山中伊切線・片山津
  • 北陸自動車道 加賀IC周辺
  • 柴山潟・片山津
  • 山中温泉周辺の河川
  • 片山津海岸周辺

特に車で向かう場合は、天気予報→道路情報→ライブカメラの順で確認すると状況を判断しやすくなります。

ライブカメラは、雪が積もっているか、道路が濡れているか、柴山潟周辺の視界がどうかなどを確認する補助として便利です。ただし、映像だけで道路の通行可否や施設の営業を判断してはいけません。

ライブカメラ=現地の様子確認
通行可否=道路管理者
鉄道・バス=交通事業者
営業状況=施設公式情報

と使い分けるのが基本です。

加賀温泉郷へ出発する直前は、

1.天気・警報
2.鉄道・バス・道路
3.総湯・観光施設の営業
4.ライブカメラ

の4項目を確認しておけば、悪天候や臨時休業による予定変更にも対応しやすくなります。

次は最後に、山代・山中・片山津・粟津のどこを選ぶかをもう一度整理して、記事全体をまとめます。

まとめ|加賀温泉郷は4温泉の違いから選ぼう

加賀温泉郷は、山代温泉・山中温泉・片山津温泉・粟津温泉の4温泉からなり、それぞれ旅の楽しみ方が異なります。

「どこが一番よいか」ではなく、温泉旅行で何を重視したいかから選ぶのが分かりやすいでしょう。

こんな旅行をしたい選びやすい温泉
総湯・古総湯と昔ながらの温泉文化を楽しみたい山代温泉
鶴仙渓を歩き、自然と温泉を組み合わせたい山中温泉
柴山潟の景色や夏の花火を楽しみたい片山津温泉
歴史ある温泉地と那谷寺など小松方面を巡りたい粟津温泉

日帰り入浴では、2026年8月時点で山代温泉総湯・山中温泉菊の湯・片山津温泉総湯・粟津温泉総湯が大人500円。山代温泉古総湯は700円で、総湯との共通入浴券は1,000円です。

初めての日帰り旅行なら、4温泉すべてを回ろうとせず、1〜2温泉に絞って周辺観光や食事を組み合わせる方が時間に余裕を持てます。

宿泊するなら、温泉設備を重視する山代温泉、鶴仙渓を徒歩で楽しめる山中温泉、柴山潟の眺望を楽しめる片山津温泉など、宿だけでなく温泉地そのものの特徴まで見て選ぶのがポイントです。

公共交通を利用する場合、加賀温泉駅から山代・片山津へは車で約10分、山中へは約20分が目安です。路線バスやCANBUS、宿の送迎を利用すれば車なしでも旅行できますが、CANBUSは一方向運行のため、行きだけでなく帰りの便まで確認してから観光時間を決めてください。

季節で選ぶなら、温泉街散策を楽しみやすい春、片山津温泉の花火がある夏、鶴仙渓や那谷寺の紅葉を楽しめる秋、温泉と北陸の冬の味覚を組み合わせる冬と、それぞれ違った楽しみがあります。

特に冬は積雪・路面凍結、夏の花火やGW・紅葉期は交通規制や駐車場の混雑に注意が必要です。

出発当日は、

天気・警報 → 鉄道・バス・道路 → 総湯や観光施設の営業 → ライブカメラ

の順に確認すると、現地の状況を把握しやすくなります。

加賀温泉郷は、一つの大きな温泉街ではありません。だからこそ、「温泉+街歩き」「温泉+渓谷」「温泉+湖」「温泉+歴史・文化」から自分に合う場所を選べることが魅力です。

治部煮やかぶら寿司など石川県の郷土料理、鶴仙渓・那谷寺・九谷焼などの観光と組み合わせながら、自分に合った加賀温泉郷の旅を設計してみてください。

参考情報

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