兵庫県豊岡市の城崎温泉は、日本海に近い但馬地方を代表する温泉地です。大谿川沿いに旅館、外湯、土産店、飲食店が並び、浴衣と下駄で温泉街を歩く「外湯めぐり」の風景が今も大切に受け継がれています。
城崎温泉の魅力は、単に温泉に入るだけではありません。七つの外湯をめぐる温泉文化、開湯1300年を超える歴史、志賀直哉をはじめとする文人ゆかりの町並み、日本海の海の幸や但馬牛を楽しむ食の魅力、そして玄武洞公園や城崎マリンワールドなどを組み合わせた観光のしやすさがあります。
温泉街の規模は歩いてめぐりやすく、初めての温泉旅行、夫婦・カップル旅、友人同士の街歩き、文学や歴史を感じるひとり旅にも向いています。日帰りでも楽しめますが、城崎らしさを味わうなら、夕暮れから夜にかけて浴衣でそぞろ歩きを楽しめる宿泊旅行がおすすめです。
以下の要点は2026年7月18日時点で、城崎温泉観光協会・豊岡市などの公式情報を確認して整理しています。外湯の営業時間、休湯日、料金、工事による休館、バスや列車の時刻は変わることがあるため、出発前に公式ページで最新情報を確認してください。
| 知りたいこと | 要点 | 旅行計画のポイント |
|---|---|---|
| 城崎温泉はどこ | 兵庫県豊岡市城崎町にある、日本海に近い但馬地方の温泉地です。 | JR城崎温泉駅から温泉街へ歩いて入りやすく、車なし旅行でも組み立てやすい立地です。 |
| 読み方 | きのさきおんせん | 「城崎」は「きのさき」と読みます。駅名もJR城崎温泉駅です。 |
| アクセスの軸 | 大阪・京都・神戸方面からは特急列車、車、高速バスを比較します。 | 初めてなら駅到着後に歩ける鉄道が分かりやすく、荷物が多い旅行は宿の送迎や駐車場も確認します。 |
| 外湯めぐり | 鴻の湯、まんだら湯、御所の湯、一の湯、柳湯、地蔵湯、さとの湯が基本の七湯です。 | 2026年7月時点では、さとの湯は長期休業、鴻の湯は2026年5月11日から10月30日まで休館予定です。 |
| 日帰りか宿泊か | 日帰りでも外湯と街歩きは可能ですが、夕方以降のそぞろ歩きは宿泊向きです。 | カニ、但馬牛、浴衣での夜の外湯めぐりを重視するなら1泊2日が無理のない計画です。 |
城崎温泉とは
城崎温泉は、兵庫県豊岡市城崎町にある歴史ある温泉地です。温泉街はJR城崎温泉駅から大谿川沿いに広がり、川の両岸には柳並木や石橋、旅館、外湯、土産店、飲食店が並んでいます。派手な歓楽街というよりも、昔ながらの温泉情緒と観光地としての歩きやすさが共存した温泉街です。
城崎温泉を象徴する考え方に「まち全体が一つの宿」というものがあります。駅を玄関、通りを廊下、旅館を客室、外湯を大浴場に見立てるような温泉地づくりが行われており、宿の中だけで完結するのではなく、温泉街全体を歩いて楽しむ旅が城崎温泉の大きな魅力です。
温泉街には七つの外湯があり、宿泊客だけでなく日帰り客も外湯めぐりを楽しめます。それぞれの外湯は建物の雰囲気や由来が異なり、いくつかを選んで入るだけでも城崎温泉らしい時間を過ごせます。
また、城崎温泉は日本海に近い立地にあり、冬のカニ、但馬牛、地元の魚介、山陰・但馬地方の食材を楽しめる温泉地でもあります。温泉、街歩き、食、文学、周辺観光を組み合わせやすいことから、関西圏を中心に長く親しまれてきました。
城崎温泉はどこ?読み方・何県・最寄り駅
城崎温泉は、兵庫県北部の豊岡市城崎町にあります。北へ少し進むと日本海に出る位置で、但馬地方の温泉地として知られています。検索で多い「城崎温泉 どこ」「城崎温泉は何県」という疑問には、まず「兵庫県豊岡市、日本海に近い温泉街」と答えると分かりやすいです。
読み方は「きのさきおんせん」です。最寄り駅はJR山陰本線の城崎温泉駅で、駅から温泉街の中心部までは徒歩で移動しやすい距離です。外湯や旅館、土産店、飲食店が川沿いにまとまっているため、到着後すぐに散策へ入りやすいのが城崎温泉の大きな強みです。
温泉街全体を一つの宿に見立てる「まち全体が一つの宿」という考え方があり、旅館だけで完結させず、外湯、飲食店、土産店、川沿いの道を歩いて楽しむ旅が基本になります。そのため、宿を選ぶときも、客室や食事だけでなく、外湯までの距離、駅からの移動、夕食後に歩きやすい立地を見ておくと満足度が上がります。
城崎温泉の歴史と文化
城崎温泉は、開湯1300年を超える歴史を持つ温泉地として知られています。温泉の始まりにはいくつかの伝承がありますが、奈良時代に道智上人が人々を救うために修行を行い、その後に温泉が湧き出したという由来が伝えられています。また、傷ついたコウノトリが湯に浸かって足を癒していたことから温泉が発見されたという伝承もあり、城崎温泉とコウノトリは深い結びつきを持つ存在として語られてきました。
城崎温泉の歴史を考えるうえで欠かせないのが、温泉寺との関わりです。かつて城崎温泉では、湯に入る前に温泉寺へ参拝し、湯杓を授かってから入浴する作法があったと伝えられています。現在でも温泉寺や城崎温泉ロープウェイを訪ねることで、温泉を単なる入浴施設ではなく、信仰や湯治文化と結びついた場所として理解しやすくなります。
また、城崎温泉は文学の町としても知られています。志賀直哉は城崎での療養体験をもとに短編小説「城の崎にて」を発表しました。温泉街には城崎文芸館もあり、志賀直哉をはじめ、城崎にゆかりのある作家や文学文化に触れることができます。
城崎温泉の町並みは、1925年の北但大震災によって大きな被害を受けました。しかし、その後の復興を通じて、外湯を中心とした温泉街の骨格が整えられ、現在の城崎らしい景観へとつながっていきました。大谿川、柳並木、石橋、外湯、旅館が一体となった風景は、単に古いものが残っているのではなく、地域の人々が温泉街として守り育ててきた景観といえます。
泉質とお湯の特徴
城崎温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉系の温泉として紹介されることが多く、外湯は共通した泉質のお湯を利用しています。塩化物泉は一般に、湯上がり後に体が冷めにくい泉質として説明されることがあります。入浴後にぽかぽかとした温まり感を感じやすい一方で、感じ方には個人差があります。
城崎温泉では、限られた温泉資源を大切に使うため、源泉を集中管理し、外湯や旅館へ配湯する仕組みが採られています。七つの外湯はそれぞれ建物や雰囲気、由来が異なりますが、泉質そのものは共通しています。そのため、泉質の違いを比べるというよりも、浴場の雰囲気、露天風呂の有無、町歩きの流れ、混雑状況などを考えながらめぐる楽しみ方が向いています。
温泉の浴用適応症としては、一般的に筋肉や関節のこわばり、冷え性、疲労回復、健康増進などが紹介されることがあります。ただし、温泉は医療行為ではありません。体調や持病、飲酒後の状態、長湯による負担には注意し、無理のない入浴を心がけることが大切です。
特に城崎温泉は外湯めぐりが楽しい温泉地ですが、短時間で多くの湯に入りすぎると体に負担がかかる場合があります。休憩や水分補給をはさみながら、1日で全てを制覇しようとせず、自分の体調に合わせて楽しむのがよいでしょう。
温泉街・日帰り入浴の楽しみ方
城崎温泉の名物は、何といっても外湯めぐりです。温泉街には、鴻の湯、まんだら湯、御所の湯、一の湯、柳湯、地蔵湯、さとの湯の七つの外湯があります。各外湯にはそれぞれ由来や個性があり、建物の雰囲気も異なります。
例えば、鴻の湯はコウノトリ伝説と結びつく外湯として知られ、まんだら湯は開湯伝承に関わる湯として語られています。一の湯は城崎温泉を代表する外湯の一つで、御所の湯は開放感のある雰囲気が印象的です。柳湯、地蔵湯も温泉街散策の途中に立ち寄りやすく、それぞれに昔ながらの共同浴場らしさがあります。
城崎温泉では、浴衣に着替え、下駄を鳴らしながら外湯へ向かう時間そのものが旅の楽しみになります。夜になると温泉街の灯りが川面に映り、昼間とは違った落ち着いた雰囲気になります。外湯を一つ入ってから土産店をのぞき、食べ歩きをして、また別の外湯へ向かうような過ごし方が城崎らしい旅です。
日帰り入浴の場合は、外湯を個別に利用する方法と、外湯めぐり用の入浴券を利用する方法があります。営業時間、定休日、料金、休業状況は変更されることがあるため、訪問前に最新情報を確認しておくと安心です。特に繁忙期や連休、冬のカニシーズンは混雑しやすいため、時間に余裕を持って計画するのがおすすめです。
外湯めぐりの料金・営業時間・休湯日
城崎温泉の外湯は、日帰り旅行でも宿泊旅行でも旅の中心になります。個別に入浴する場合は各外湯で料金を支払い、複数の外湯をめぐるなら外湯1日券「ゆめぱ」を検討します。観光協会の外湯ページでは、日帰り向けの「ゆめぱ」は大人1,500円、小人750円で外湯に入り放題の券として案内されています。
| 外湯 | 通常の案内 | 旅行前の確認ポイント |
|---|---|---|
| 鴻の湯 | 7:00〜23:00、定休日は火曜日、大人800円・小人400円。 | 2026年5月11日から10月30日まで長期休館予定。期間中は候補から外して計画します。 |
| まんだら湯 | 15:00〜23:00、定休日は水曜日、大人800円・小人400円。 | 鴻の湯休館期間中は定休日を臨時営業する案内があります。開湯は15時からです。 |
| 御所の湯 | 7:00〜23:00、定休日は木曜日、大人800円・小人400円。 | 外湯めぐりの主力候補。混雑状況と休湯情報を確認します。 |
| 一の湯 | 7:00〜23:00、定休日は水曜日、大人800円・小人400円。 | 温泉街中心部で組み込みやすい外湯。家族浴場は利用休止中の案内があります。 |
| 柳湯 | 15:00〜23:00、定休日は木曜日、大人800円・小人400円。 | 外湯の中では小さめで、夕方以降の街歩きと相性がよい候補です。 |
| 地蔵湯 | 7:00〜23:00、定休日は月曜日、大人800円・小人400円。 | 駅寄りで動線に入れやすい外湯。家族浴場は利用休止中の案内があります。 |
| さとの湯 | 駅横の外湯として知られます。 | 2024年4月1日から長期休業中。足湯も2025年10月16日以降は利用できない案内です。 |
外湯の最終受付は営業終了30分前までと案内されている施設があります。連休、冬のカニシーズン、イベント時期は混雑や入場制限が起きる可能性もあるため、「絶対に全湯制覇」と決めるより、入りたい外湯を2〜3か所選び、休憩と水分補給をはさむ計画が現実的です。
さとの湯・鴻の湯など休業情報の見方
城崎温泉の記事では「七つの外湯」と紹介されることが多い一方で、実際の旅行では長期休業や工事休館を必ず確認する必要があります。豊岡市公式ページでは、さとの湯は2024年3月31日をもって長期休業に入ったと案内されています。また、城崎温泉観光協会は、鴻の湯について2026年5月11日から10月30日までの長期休館予定を告知しています。
このため、2026年7月時点で日帰り外湯めぐりを組むなら、さとの湯と鴻の湯を前提にしすぎず、御所の湯、一の湯、地蔵湯、柳湯、まんだら湯を中心に考えるのが安全です。ただし、休湯日や臨時営業は変わることがあるため、訪問直前に観光協会の外湯ページや重要なお知らせを確認してください。
周辺観光とあわせて楽しむ
城崎温泉は、温泉街だけでも十分に楽しめますが、周辺観光と組み合わせることで旅の満足度が高まります。
温泉街の中でまず訪ねたいのが、城崎温泉ロープウェイと温泉寺です。ロープウェイで大師山へ上がると、城崎温泉の町並みや周囲の山々、日本海方面の景色を見渡すことができます。中間駅付近には温泉寺があり、城崎温泉の歴史や入浴文化に触れられる場所として、外湯めぐりとあわせて訪れたいスポットです。
文学に関心がある方には、城崎文芸館もおすすめです。志賀直哉の「城の崎にて」をきっかけに城崎を訪れる人も多く、温泉街を歩きながら文学の舞台を感じられるのは城崎温泉ならではの魅力です。
自然景観を楽しみたい場合は、玄武洞公園が候補になります。柱状節理の迫力ある岩壁が見られる場所で、山陰海岸ジオパークの魅力に触れられます。温泉街から少し足を延ばすだけで、温泉街とは違った自然のスケールを感じられるため、半日観光に向いています。
家族旅行や雨の日の観光では、城崎マリンワールドも人気があります。日本海に面した水族館で、イルカやアシカのショー、海の生き物に触れる体験など、子どもから大人まで楽しみやすい施設です。
さらに時間に余裕があれば、城下町の雰囲気が残る出石、コウノトリの保護・野生復帰の取り組みに触れられるコウノトリの郷公園、夏の竹野浜方面なども組み合わせられます。城崎温泉を拠点に、但馬地方を広く楽しむ旅もおすすめです。
名物グルメと温泉街の過ごし方
但馬牛を目的にする旅行なら、城崎温泉の宿泊プランや温泉街の飲食店に加えて、兵庫県を代表する牛肉文化として神戸牛ステーキの記事も参考になります。城崎では日本海のカニや魚介、但馬牛、地酒を組み合わせやすいため、食事付きの宿にするか、外食中心にするかを先に決めると宿選びが楽になります。
城崎温泉のグルメでよく知られているのが、冬のカニ料理です。日本海に近い城崎では、松葉ガニや津居山ガニなど、冬の味覚を楽しむ宿泊プランや食事処が多く見られます。カニすき、焼きガニ、茹でガニ、カニ刺しなど、宿や店によって提供の仕方はさまざまです。
一方で、城崎温泉の食の魅力はカニだけではありません。但馬牛を使った料理、地元の魚介、そば、スイーツ、地酒、温泉街らしい食べ歩きグルメなども楽しめます。温泉街には気軽に立ち寄れる飲食店やカフェ、土産店が点在しているため、外湯めぐりの合間に少しずつ味わうのもよい過ごし方です。
宿泊する場合は、旅館の夕食で但馬・山陰の食材を楽しみ、翌日は温泉街で軽めのランチや食べ歩きをする流れも組みやすいです。冬はカニ目的の旅行者が多くなりますが、春は桜、夏は海や花火、秋は紅葉や散策と、季節ごとに食と観光の楽しみ方が変わります。
土産選びでは、温泉まんじゅう、地元の菓子、海産物加工品、麦わら細工なども城崎らしい品として候補になります。特に麦わら細工は城崎に伝わる工芸文化として知られており、温泉街散策の途中で地域の手仕事に触れる楽しみもあります。
日帰りと宿泊、どちらで楽しむか
城崎温泉は、日帰りでも外湯めぐりや温泉街散策を楽しめます。JR城崎温泉駅から温泉街が近く、到着後すぐに散策を始められるため、関西方面からの日帰り旅行先としても計画しやすい温泉地です。外湯を一、二か所楽しみ、昼食やカフェ、土産店めぐりを組み合わせれば、短時間でも城崎らしさを感じられます。
ただし、城崎温泉の本来の魅力を味わうなら、宿泊がおすすめです。夕方から夜にかけて浴衣で外湯へ向かう時間、朝の静かな温泉街を歩く時間、旅館で地元食材の料理を楽しむ時間は、日帰りでは味わいにくい城崎温泉ならではの体験です。
初めて城崎温泉を訪れるなら、1泊2日で外湯を二、三か所めぐり、温泉街散策、ロープウェイ、城崎文芸館、周辺観光のいずれかを組み合わせると無理のない旅になります。カニ料理を目的にする冬の旅行では、宿泊して夕食をゆっくり楽しむ計画が向いています。
泊まるならどのエリアが便利か
兵庫県内で「街歩きと温泉情緒」を重視するなら城崎温泉、「関西圏から短時間で名湯に行きたい」なら有馬温泉も比較候補になります。城崎温泉は外湯めぐりと宿泊街全体の体験、有馬温泉は神戸・大阪方面からの近さと金泉・銀泉の個性が選び分けのポイントです。
城崎温泉で宿を選ぶ場合は、旅の目的に合わせてエリアや立地を考えると選びやすくなります。
外湯めぐりを中心に楽しみたい方は、温泉街中心部や大谿川沿いの宿が便利です。複数の外湯へ歩いて向かいやすく、夕食後や朝の散策にも出やすいため、城崎らしい雰囲気を味わいやすい立地です。初めての城崎旅行や、浴衣でそぞろ歩きを楽しみたい方に向いています。
電車で訪れる場合は、JR城崎温泉駅周辺の宿も便利です。荷物を預けやすく、到着後すぐに散策へ出られるため、日程が短い旅行や高齢の方を含む旅にも使いやすいエリアです。
静かに過ごしたい場合は、中心部から少し離れた宿や、景観を楽しめる宿を検討するのもよいでしょう。外湯めぐりの利便性は中心部に比べてやや下がる場合がありますが、落ち着いた滞在を重視する方には合うことがあります。
料理重視の旅なら、カニ料理、但馬牛、会席料理、朝食内容などを比較し、宿の食事プランを確認するのがおすすめです。城崎温泉では外湯が温泉文化の中心にあるため、宿の内湯の大きさだけでなく、外湯との距離や夕食後に歩きやすい立地も大切な判断材料になります。
アクセス・行き方
城崎温泉へのアクセスは、出発地によって鉄道・車・高速バス・飛行機を使い分けます。公式アクセスページでは、東京方面、大阪方面、神戸方面、京都方面、岡山方面、鳥取方面などからの行き方が整理されています。初めての旅行では、到着後に徒歩で温泉街へ入りやすいJR城崎温泉駅を軸に考えると分かりやすいです。
| 出発地 | 主な行き方 | 公式案内の所要目安 | 向いている旅行 |
|---|---|---|---|
| 大阪方面 | JR大阪駅から特急こうのとり、または車・高速バス。 | 電車は約2時間40分、車は約3時間30分、バスは約3時間10分。 | 車なしの1泊2日、荷物少なめの温泉旅行。 |
| 京都方面 | JR京都駅から特急きのさき、または車・高速バス。 | 電車は約2時間20分、車は約3時間、バスは約3時間40分。 | 京都駅から直行しやすい旅行、鉄道での温泉旅。 |
| 神戸方面 | JR三ノ宮駅から特急はまかぜ、または車・高速バス。 | 電車は約2時間30分、車は約3時間、バスは約3時間10分。 | 神戸発の週末旅行、但馬方面への周遊。 |
| 東京方面 | 新幹線で京都へ出て特急きのさき、または飛行機・夜行バス。 | 電車は約4時間40分、夜行バスは約12時間40分。 | 遠方からの1泊2日以上、京都や大阪との組み合わせ旅。 |
| 岡山方面 | 新幹線で姫路へ出て特急はまかぜ、または車。 | 電車は約2時間5分、車は約3時間。 | 山陽方面からの温泉旅行。 |
| 鳥取方面 | JR山陰本線、または車。 | 電車は約2時間、車は約2時間30分。 | 山陰海岸方面との周遊。 |
車で訪れる場合は、温泉街中心部の道幅や宿の駐車場の位置を事前に確認しておくと安心です。冬は積雪や路面凍結の可能性があるため、冬用タイヤやチェーン、道路状況の確認も欠かせません。駅近くや中心部の宿では、駐車場が宿から少し離れる場合もあります。
鉄道で到着した場合、城崎温泉駅から各旅館までは徒歩で行ける宿もありますが、駅から旅館組合の各旅館行き乗合バスが運行される案内もあります。宿泊予定の宿が送迎やチェックイン前の荷物預かりに対応しているか確認しておくと、外湯めぐりや街歩きに入りやすくなります。
城崎温泉の最寄り駅は、JR山陰本線の城崎温泉駅です。駅を出るとすぐに温泉街の雰囲気が始まり、旅館や外湯、土産店が徒歩圏内に広がっています。電車で訪れる場合、大阪、京都、神戸方面から特急列車を利用するルートが一般的です。
大阪方面からは特急こうのとり、京都方面からは特急きのさき、神戸方面からは特急はまかぜなどを利用するルートがあります。所要時間は出発地や乗り継ぎによって変わるため、旅行前に最新の時刻表を確認しておきましょう。
車で訪れる場合は、北近畿豊岡自動車道や周辺道路を利用して豊岡方面へ向かい、城崎温泉を目指すルートになります。冬は積雪や凍結の可能性があるため、道路状況やタイヤ装備を確認しておくことが大切です。温泉街中心部は道幅が狭い場所もあり、宿の駐車場の有無や場所も事前に確認しておくと安心です。
飛行機を利用する場合は、コウノトリ但馬空港を経由する方法もあります。空港から城崎温泉方面へはバスや車を組み合わせる形になります。遠方から訪れる場合は、鉄道、飛行機、レンタカーを組み合わせて、周辺観光も含めた旅程にすると動きやすくなります。
旅行前に確認しておきたいこと
城崎温泉を訪れる前には、外湯の営業時間、定休日、料金、休業状況を確認しておきましょう。外湯は定休日が異なり、点検や工事、混雑状況によって利用条件が変わることがあります。全ての外湯を一度にめぐろうとするより、入りたい外湯をいくつか選び、余裕を持って楽しむ計画がおすすめです。
冬のカニシーズン、年末年始、連休、夏のイベント時期は宿泊施設や飲食店が混雑しやすくなります。食事付きの宿泊プランを利用するか、外食を中心にするかによって、旅の動き方も変わります。人気店を利用したい場合は、営業時間や予約可否を確認しておくと安心です。
服装は、温泉街を歩きやすい靴を用意しておくと便利です。宿の下駄で外湯めぐりを楽しむのも城崎らしい体験ですが、長く歩く場合や雨の日、冬の冷え込みが強い日は、無理せず歩きやすさを優先すると快適です。
また、城崎温泉は川沿いの町並みが美しい温泉地ですが、天候によって散策の印象が変わります。雨の日は外湯や文芸館、土産店、カフェを中心に、晴れた日はロープウェイや玄武洞公園、海沿いの観光を組み合わせるなど、天候に合わせて柔軟に計画するとよいでしょう。
まとめ
城崎温泉は、兵庫県豊岡市を代表する歴史ある温泉地です。開湯1300年を超える歴史、七つの外湯をめぐる温泉文化、浴衣と下駄で歩く温泉街、大谿川沿いの情緒ある町並み、文学の香り、そして日本海の海の幸や但馬牛を楽しめる食の魅力が一体となっています。
日帰りでも外湯めぐりや散策を楽しめますが、城崎温泉の魅力を深く味わうなら宿泊がおすすめです。夕暮れの温泉街、夜の外湯めぐり、朝の静かな町歩きは、城崎ならではの旅情を感じられる時間です。
温泉そのものを楽しみたい方はもちろん、温泉街を歩きたい方、歴史や文学に触れたい方、カニや但馬牛を味わいたい方、周辺観光と組み合わせて但馬地方を旅したい方にも、城崎温泉は訪れる価値のある温泉地です。外湯をすべて制覇することにこだわらず、自分のペースで湯と町を楽しむことが、城崎温泉らしい旅の過ごし方といえるでしょう。
参考情報一覧
- 城崎温泉観光協会 公式サイト
https://kinosaki-spa.gr.jp/ - 城崎温泉観光協会「外湯」
https://kinosaki-spa.gr.jp/about/spa/ - 城崎温泉観光協会「城崎の歴史」
https://kinosaki-spa.gr.jp/about/history/ - 城崎温泉観光協会「城崎温泉までの交通案内」
https://kinosaki-spa.gr.jp/access/ - 豊岡市観光公式サイト「城崎温泉」
https://toyooka-tourism.com/kinosaki/ - 城崎温泉財産区「温泉成分・禁忌症・適応症」
https://kinosaki-onsen.wixsite.com/kinosaki-onsen/blank-15 - 城崎温泉ロープウェイ 公式サイト
https://kinosaki-ropeway.jp/ - 玄武洞公園 公式サイト
https://genbudo-park.jp/ - 城崎マリンワールド 公式サイト
https://marineworld.hiyoriyama.co.jp/ - 城崎温泉観光協会「鴻の湯」の長期休館について
https://kinosaki-spa.gr.jp/news/28289/ - 豊岡市公式ウェブサイト「さとの湯[長期休業]」
https://www.city.toyooka.lg.jp/kanko/1025164/1025178.html


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