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こづゆとは|会津の郷土料理の由来・作り方・食べられる3店

こづゆ 郷土料理
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こづゆは、干し貝柱のだしに里芋、きくらげ、にんじん、豆麩などを合わせて薄味に仕立てる、福島県会津地方の郷土料理です。100年以上前から受け継がれ、正月や祝い事、冠婚葬祭など、人が集まる席で振る舞われてきました。

特徴は、山あいの会津に海産物の干し貝柱を取り入れ、そのだしを生かして多くの具材を味わうこと。この記事では、こづゆの特徴や名前の由来、歴史、家庭での作り方に加え、会津若松で食べられる店や、こづゆを目当てに会津を旅するときの組み合わせ方まで紹介します。

こづゆ早見表内容
どこの料理?福島県・会津地方に伝わる郷土料理
味の特徴干し貝柱などのだしを生かした薄味
主な具材里芋、きくらげ、にんじん、豆麩、干し椎茸など
食べる場面正月、祝い事、冠婚葬祭、来客時など
歴史100年以上前から受け継がれている

こづゆは「どんな料理か」だけでなく、干し貝柱を使う理由や会津塗の器、何杯でもおかわりしてよいとされるもてなしの習慣まで知ると、会津の食文化がより分かりやすくなります。

こづゆとは|会津を代表する郷土料理

こづゆ

こづゆは、貝柱のだしで里芋、きくらげ、糸こんにゃく、干し椎茸、にんじん、豆麩などを煮る、具だくさんの汁物です。農林水産省では、主な伝承地域を南会津を除く会津地方としています。材料や切り方、味付けには地域や家庭による違いがあります。

海産物と山の食材を一つの椀で味わえることも特徴です。現在も祝い事や冠婚葬祭などの特別な日に出され、会津のもてなし料理として受け継がれています。

干し貝柱のだしと薄味が特徴

こづゆの味の中心になるのが干し貝柱のだしです。

干し貝柱や干し椎茸などの戻し汁を生かして具材を煮込み、醤油や塩などで味を調えます。濃い味付けで具材を覆う料理ではなく、貝柱のだしを感じられるように仕上げるのが特徴です。農林水産省のレシピでも、椎茸を入れすぎず、貝柱の味を楽しむことが調理上のポイントとして案内されています。

貝柱などの海の幸と、里芋やわらびなどの山の幸を一緒に使うため、一杯の中でさまざまな食感を楽しめます。

干し貝柱のだしがこづゆの味の中心(イメージ画像)
干し貝柱のだしがこづゆの味の中心(イメージ画像)

主な具材|里芋・豆麩・きくらげなど

こづゆの具材は家庭や地域によって異なるため、「必ずこの材料を使う」という一つの決まりがあるわけではありません。

農林水産省では、主な食材として貝柱、きくらげ、里芋、糸こんにゃく、干し椎茸、白玉麩(まめふ)、にんじん、わらびなどを紹介しています。銀杏、ちくわ、大根、たけのこ、なるとなどを使う家庭もあります。

旧記事では「7種類の具材」を基本としていましたが、実際には具材の種類には幅があります。祝いの席では7種類または9種類など、縁起の良い奇数にする習わしが伝わっているため、「7種類固定」ではなく、地域や家庭ごとの差を含めて理解しておくとよいでしょう。

こづゆの主な具材

大平と手塩皿|会津塗の器で味わう

こづゆは、料理そのものだけでなく会津塗の器と結びついた食文化も特徴です。

福島県では、こづゆを伝統工芸の会津塗で作られた「大平(おおひら)」という椀に盛り、「手塩皿(てしおざら)」と呼ばれる朱塗りの小さな器へ分けて食べる伝統を紹介しています。

農林水産省でも、浅めに作られた会津塗の手塩皿にこづゆを盛り付ける食文化が紹介されています。料理だけを見るのではなく、干し貝柱のだし、地域の食材、会津塗の器までを一体として受け継いできた料理と考えると、こづゆの特徴がより分かりやすくなります。

こづゆの名前の由来と歴史

こづゆは100年以上前から会津地方で食べられてきた郷土料理です。現在のように一つの椀で供される以前には、「一の重」「二の重」や「一の露」「二の露」のように、複数の椀に分けて出されていた時代もありました。

名前の由来と料理の成り立ちは完全に同じ話ではないため、分けて見ていくと分かりやすくなります。

名前は「こじゅうのつゆ」が由来とされる

「こづゆ」という名前は、「こじゅうのつゆ」という呼び方がなまって生まれたとされています。

現在では「こづゆ」の名称が広く使われていますが、昔は「重」や「露」といった言葉を含む呼び方もありました。料理の名称や供し方が時代とともに変化しながら、現在のこづゆへ受け継がれてきたことが分かります。

名前の由来には地域で伝わる説明もありますが、この記事では農林水産省が紹介している「こじゅうのつゆ」が変化したという説を基本とします。

江戸後期の「重」がルーツとされる

こづゆの料理としてのルーツについて、福島県は江戸後期、会津藩8代藩主・松平容敬の参勤交代の際に食べられた「重」という料理にさかのぼると紹介しています。

会津は海に面していない地域ですが、江戸時代には北前船などによって運ばれた海産物が入り、保存のきく干し貝柱などと会津の地場食材を組み合わせる食文化が育まれました。

干し貝柱という海の食材と、里芋やきくらげなどの山間地域で使われてきた食材を一つの料理に合わせる点は、現在のこづゆにも受け継がれています。

そのため、こづゆは単なる具だくさんの汁物ではなく、外から運ばれてきた海産物と会津の食材を組み合わせて発展した郷土料理として見ることができます。

100年以上受け継がれてきた会津の味

こづゆは100年以上前から食べられてきたとされ、昔は「一の重」「二の重」、あるいは「一の露」「二の露」と、二つの椀に分けて供されていました。

その後、料理の出し方も変化し、昭和60年代頃からは一つの椀に盛った「こづゆ」として提供される形が一般的になったとされています。

もともとは冬のお祝い膳などで食べられていた料理ですが、現在では正月や冠婚葬祭、祝い事、来客時などに振る舞われる会津を代表するもてなし料理として受け継がれています。

また、こづゆは文化庁の「100年フード」にも認定されており、会津若松を代表する食文化の一つとして継承が続けられています。

「重」から現在のこづゆまで
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こづゆはいつ食べる?正月・祝い・冠婚葬祭のもてなし料理

こづゆは日常の汁物としても食べられていますが、伝統的には正月や祝い事、婚礼、法事、盆など、人が集まる席で振る舞われてきた会津のもてなし料理です。

昔から大鍋でたっぷりと用意し、朱塗りの小さな手塩皿に盛って客をもてなしてきました。具材を縁起のよい奇数にする習わしや、何杯でもおかわりしてよいとされる食べ方にも、祝いの席と客人を大切にする会津の食文化が表れています。

具材は7または9種類の奇数

こづゆに使う具材は地域や家庭によって異なりますが、祝いの席では7種類や9種類など、割り切れない奇数にそろえる習わしがあります。

里芋、にんじん、きくらげ、糸こんにゃく、干し椎茸、豆麩、銀杏などが使われますが、「必ず7種類」という決まりではありません。家庭によってわらび、たけのこ、大根、ちくわなどを加えることもあり、受け継がれてきた味にも違いがあります。

そのため、こづゆを見るときは「どの具材が正解か」ではなく、干し貝柱のだしを基本に、地域や家庭ごとの材料を組み合わせる料理と考えると分かりやすいでしょう。

こづゆを食べる場面と奇数の具材

何杯でもおかわりできる会津のもてなし

こづゆには、客が何杯でもおかわりしてよいとされる習慣があります。

小さな手塩皿に少量ずつ盛るため、一杯で終わらせるのではなく、食べ終わると再びよそってもらいながら味わいます。地域では、おかわりすることを前提とした料理として「露返し」と呼ばれることもあります。

これは、貴重だった干し貝柱を使った料理を惜しまず振る舞い、客に十分食べてもらおうとするもてなしの形として受け継がれてきたものです。

初めて会津でこづゆを食べる場合も、おかわり自体が失礼にあたる料理ではありません。ただし、現在の飲食店では一杯ずつ商品として提供している場合や、御膳の一品として量が決まっている場合もあります。店で食べるときは、その店の提供方法に合わせて楽しみましょう。

何杯でもおかわりできる会津のもてなし

こづゆの材料と作り方【5人分】

こづゆは家庭や地域によって使う具材や味付けが異なります。ここでは、JAあいづ若松女性部のレシピをもとにした5人分の作り方を紹介します。

干し帆立貝柱、干ししいたけ、きくらげを水で戻し、その戻し汁もだしとして使うのがポイントです。具材を煮た後は醤油、塩、酒で薄めに味を調え、最後に豆麩や銀杏を加えます。

5人分の材料

材料分量
干し帆立貝柱3〜5個
干ししいたけ3枚
きくらげ10g
にんじん1本
里芋5個
糸こんにゃく1袋
銀杏(水煮)10粒
豆麩1/2袋
みつば適量
だし汁適量
醤油適量
適量
適量

分量は5人分です。4人分など別の人数へ機械的に換算せず、作る量を変える場合は味を見ながら調整してください。

また、こづゆは家庭ごとの差が大きい郷土料理です。農林水産省では、銀杏、ちくわ、大根、根曲がり竹、なるとなどを使う家庭もあると紹介しています。上の材料だけが唯一の組み合わせというわけではありません。

こづゆ5人分の材料

下ごしらえ

調理前に乾物を戻し、具材の大きさをそろえておきます。

  1. 干し帆立貝柱・干ししいたけ・きくらげを約3時間水につけて戻す
  2. 戻した帆立貝柱はほぐす
  3. 干ししいたけは1cm角程度に切る
  4. きくらげは食べやすい大きさに手でさく
  5. 帆立貝柱と干ししいたけの戻し汁は捨てずに残す
  6. 豆麩は水で戻す
  7. にんじんはいちょう切りにする
  8. 里芋は半月切りにする
  9. にんじんと里芋を、それぞれ塩少々を加えた湯で下ゆでする
  10. 糸こんにゃくは3cm程度に切り、さっとゆでる

干し貝柱や干ししいたけの戻し汁も料理に使うため、乾物を戻した後に捨てないようにしましょう。

基本の作り方

下ごしらえが終われば、調理は大きく5工程です。

1.乾物を戻す
干し帆立貝柱、干ししいたけ、きくらげを水で約3時間戻します。貝柱はほぐし、しいたけときくらげを食べやすい大きさにします。

2.豆麩と野菜を準備する
豆麩は水で戻します。にんじんと里芋を切って下ゆでし、糸こんにゃくも切ってさっとゆでます。

3.具材をだしで煮る
干し貝柱、干ししいたけ、きくらげ、にんじん、里芋、糸こんにゃくを鍋に入れます。帆立貝柱と干ししいたけの戻し汁に、具材が浸る程度のだし汁を加えて煮ます。

4.薄めに味を調える
具材に火が通ったら、醤油、塩、酒で味を調えます。

5.豆麩と銀杏を加える
水で戻した豆麩を軽く絞り、銀杏とともに鍋へ加えます。ひと煮立ちさせたら器に盛り、最後にみつばを添えて完成です。

こづゆの基本5工程

干し貝柱の風味を生かすポイント

こづゆは、調味料を強く効かせるよりも、干し貝柱から出るだしを生かして薄味に仕上げるのが特徴です。

農林水産省のレシピでも、干ししいたけを入れすぎず、貝柱の味を楽しむことがポイントとして案内されています。具材を増やした場合も、醤油を最初から多く入れるのではなく、だしの味を確認しながら調えると、こづゆらしい味わいを生かしやすくなります。

また、乾物の戻し方にはレシピによる違いがあります。ここで紹介した5人分レシピでは約3時間ですが、農林水産省が紹介する別の4人分レシピでは、貝柱を一晩水に浸す方法が採用されています。作る際は、採用するレシピの手順に合わせてください。

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会津若松でこづゆを食べられる3店【2026年8月】

会津若松でこづゆを食べるなら、こづゆを単品で試すか、ほかの会津郷土料理と一緒に味わうかで店を選ぶと分かりやすくなります。

初めてこづゆだけを味わってみたいなら「田季野」、棒たら煮やにしんの山椒漬けまで一度に楽しみたいなら「渋川問屋」、会津名物のめっぱ飯と組み合わせたいなら「田事」が候補です。

以下は2026年8月時点の情報です。価格、営業時間、定休日、提供メニューは変更される場合があるため、来店前に各店舗の公式情報をご確認ください。

店名こづゆを含む主なメニュー営業時間定休日アクセス駐車場予約
田季野小露(こづゆ)660円月〜土11:00〜20:00、日11:00〜19:00無休周遊バス「市役所前」から徒歩約2分第1駐車場10台、第2駐車場30台電話で受付
渋川問屋祭り御膳「鶴」3,080円11:00〜15:00、17:00〜21:00年中無休JR七日町駅から徒歩約3分向かいの七日町浪漫デッキ駐車場予約可・予約推奨
料理旅館 田事白魚・鮭・ぜんまいのめっぱ飯+こづゆ・みそ田楽 1,705円11:30〜14:00、17:30〜21:00不定休会津若松駅から車約5分普通車15台食事利用は事前確認がおすすめ

※価格は税込。営業時間は最終入店・ラストオーダーが早い場合があります。

会津若松でこづゆを食べる3店

田季野|こづゆを単品660円で試したい人向け

元祖輪箱飯 田季野は、会津料理と輪箱飯を提供する店です。

こづゆは「小露(こづゆ)」として660円で単品注文できます。御膳やコースに入ったこづゆではなく、「まず一杯食べてみたい」という旅行者に選びやすいのが特徴です。公式メニューでは、棒たら煮や鰊の山椒漬などの会津料理も単品で用意されています。

営業時間は月〜土が11:00〜20:00、日曜日が11:00〜19:00。公式サイトでは電話予約を受け付けています。駐車場は第1駐車場10台、第2駐車場30台で、第2駐車場は大型バスにも対応しています。

公共交通なら、会津若松市のまちなか周遊バス「ハイカラさん」の市役所前から徒歩約2分。鶴ヶ城周辺の観光と組み合わせやすい位置です。

向いている人

  • こづゆを単品で食べてみたい
  • 輪箱飯と一緒に会津料理を楽しみたい
  • 鶴ヶ城周辺の観光と組み合わせたい
  • 車で訪れ、店舗駐車場を利用したい

渋川問屋|こづゆと会津の郷土料理をまとめて味わう

渋川問屋は、JR只見線の七日町駅から徒歩約3分。こづゆだけでなく、棒たら煮、にしんの山椒漬け、にしんの昆布巻きなどを組み合わせた郷土料理のコースを提供しています。

ランチ限定の祭り御膳「鶴」は3,080円。食前酒、棒たら煮、にしんの山椒漬け、にしんの昆布巻き、にしんの天ぷら、こづゆ、そば粒がゆ、季節の混ぜごはんなど10品で構成されています。

「こづゆだけではなく、会津では何を食べるのかを一度に知りたい」という人には、この3店の中でも特に選びやすい店です。

営業時間は11:00〜15:00と17:00〜21:00で年中無休。全メニューがコース料理となっており、店舗側も予約をすすめています。予約サイトのほか、電話では前日・当日の予約にも対応しています。

車の場合は店舗向かいの「七日町浪漫デッキ駐車場」を利用でき、店舗利用者には1時間分の無料駐車券が案内されています。

向いている人

  • こづゆ以外の会津郷土料理も食べたい
  • 七日町通りを散策したい
  • ゆっくりコース料理を楽しみたい
  • 事前に食事時間を決めて予約できる

料理旅館 田事|めっぱ飯とこづゆを一緒に味わう

料理旅館 田事では、会津の郷土料理「めっぱ飯」とこづゆを一緒に楽しめます。

白魚、鮭、ぜんまいの各せいろめっぱ飯は、通常の汁付きが1,155円ですが、こづゆ・みそ田楽付きは1,705円。こづゆだけでなく、会津の米料理も組み合わせて食べたい人に向いています。

季節によっては山菜、枝豆、きのこ、かになどのめっぱ飯もあり、それぞれ「こづゆ・みそ田楽付き」を選べます。季節で料理内容が変更される場合があるため、目当てのメニューがある場合は事前確認がおすすめです。

食事の営業時間は昼11:30〜14:00、夜17:30〜21:00で、不定休です。JR会津若松駅から車で約5分で、希望する場合は予約制で駅までの送迎にも対応しています。

会津若松観光ナビでは普通車15台分の駐車場が案内されています。

向いている人

  • こづゆとめっぱ飯を一緒に食べたい
  • 会津若松駅から車やタクシーで移動する
  • 落ち着いた料理旅館で食事をしたい
  • 郷土料理を昼食だけでなく夕食でも楽しみたい
3店の選び方|単品・郷土料理・めっぱ飯

3店の選び方を簡単にまとめると、こづゆを単品で試すなら田季野、会津郷土料理をコースで味わうなら渋川問屋、めっぱ飯と組み合わせるなら田事です。

旅行日程に組み込む場合は、価格だけでなく、鶴ヶ城・七日町など当日の観光場所から移動しやすい店を選ぶと、食事のための往復時間を抑えやすくなります。

営業時間、定休日、価格、メニュー内容は変更される場合があります。2026年8月時点の情報として、来店前に各店舗の公式サイトで最新情報をご確認ください。

こづゆをお取り寄せする

会津まで行くのが難しい場合は、温めるだけのレトルトタイプや、干し貝柱・豆麩・しいたけ・きくらげなどを組み合わせた料理セットで、こづゆを自宅でも楽しめます。

農林水産省でも、現在はレトルトのこづゆや、手塩皿まで組み合わせたセット商品などが販売されていると紹介されています。

選ぶときは、すぐ食べたいのか、自分で具材を加えて作りたいのかを先に決めると選びやすくなります。

タイプ特徴向いている人
レトルト基本的に温めて器へ盛るだけ手軽に1杯試したい
料理セット干し貝柱・豆麩などを使って自宅で調理作る工程も楽しみたい
複数食セットレトルトなどを数食まとめて購入家族で食べたい・土産にしたい

手軽に食べるならレトルト

調理の手間を抑えたい場合は、レトルトタイプが便利です。

会津の食品メーカーでは、里芋、にんじん、糸こんにゃく、きくらげ、しいたけ、干し貝柱、銀杏、豆麩などが入った1人前のレトルトこづゆを販売しています。

2026年8月時点では、オノギ食品公式通販で1人前756円、3個セット2,160円。具とつゆを袋のまま温めてから器に盛るタイプなので、「こづゆがどんな料理なのか、まず自宅で味わってみたい」という人にも選びやすい商品です。

自分で作るなら料理セット

家庭で作る工程も楽しみたいなら、干し貝柱や豆麩などが入った料理セットがあります。

2026年8月時点では、オノギ食品公式通販で5人前のこづゆ料理セット1,080円が販売されています。セットによっては里芋、にんじん、糸こんにゃくなどを別に用意して調理するため、完成済みのレトルトとは使い方が異なります。

干し貝柱からだしを取り、具材を加えて作るため、前の章で紹介したこづゆの調理方法を実際に体験したい人にはこちらが向いています。

こづゆ|レトルトと料理セットの違い

通販では内容量と調理方法を確認する

「こづゆセット」と書かれていても、商品によって内容は異なります。

購入前には、次の点を確認しておくと失敗を防ぎやすくなります。

  • 何人前か
  • 温めるだけのレトルトか、自分で調理するセットか
  • 里芋やにんじんなどを別途用意する必要があるか
  • 豆麩や干し貝柱が含まれているか
  • 常温・冷蔵などの保存方法
  • 賞味期限
  • 送料を含めた総額

特に贈り物や旅行後のお土産として購入するときは、「完成したこづゆ」なのか「材料セット」なのかを商品説明で確認してから選びましょう。

楽天市場などでもこづゆ関連商品を購入できますが、価格、在庫、セット内容は変わる場合があります。購入時に各商品ページの最新情報をご確認ください。

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この料理を目当てに会津若松を旅するなら

こづゆを現地で食べるなら、食事だけで往復するよりも、鶴ヶ城や七日町通りの観光と組み合わせ、最後に東山温泉へ向かう流れが組みやすいでしょう。

会津若松市街は、まちなか周遊バス「ハイカラさん」「あかべぇ」で主要観光地と東山温泉を結べます。「ハイカラさん」は会津若松駅から七日町、鶴ヶ城、東山方面へ運行しており、30分間隔が基本です。冬期などは運行間隔が変わる場合があるため、旅行前に最新の時刻表を確認してください。

旅行の流れは、次のように考えるとシンプルです。

会津若松駅 → 鶴ヶ城・七日町観光 → こづゆで昼食 → 天気・道路状況を確認 → 東山温泉で宿泊

こづゆを昼食に入れるなら、前章で紹介した田季野・渋川問屋・田事から、その日の観光ルートに近い店を選ぶと移動時間を抑えられます。

鶴ヶ城・七日町とこづゆを組み合わせる

初めて会津若松を訪れるなら、まず候補になるのが鶴ヶ城です。

会津若松駅から周遊バス「ハイカラさん」で「鶴ヶ城入口」まで約20分、バス停から天守閣までは徒歩約5分が目安です。車の場合は会津若松ICから約15分で、西出丸・南口・東口の有料駐車場があります。

鶴ヶ城を見学してからこづゆを昼食にすると、会津の歴史と郷土料理を同じ日に体験できるため、こづゆの由来やもてなし文化もイメージしやすくなります。

七日町方面を歩くなら、こづゆを含む会津料理を提供する渋川問屋と組み合わせやすく、食後に城下町の街並みを散策する流れも作れます。周遊バスを使えば、七日町・鶴ヶ城・東山温泉を同じ移動系統でつなげられます。

食事時間は、こづゆ単品なら比較的短く済みますが、郷土料理の御膳やコースを選ぶ場合は余裕を持っておきましょう。特に昼食時間が決まっている旅行では、観光を詰め込みすぎず、食事に60〜90分程度確保できる日程にすると動きやすくなります。

宿泊するなら東山温泉へ

会津若松市街を観光した後は、東山温泉まで移動して1泊する組み合わせが便利です。

東山温泉は会津若松駅からタクシーで約10〜15分、バスで約20分。周遊バス「ハイカラさん」「あかべぇ」も東山温泉方面を通るため、車を使わない旅行でも組み込みやすい温泉地です。

昼にこづゆと会津料理を味わい、午後に鶴ヶ城や七日町を歩き、夕方に東山温泉へ移動すれば、食事・城下町観光・温泉宿泊を1日の中でつなげられます。

車の場合も、市街地と東山温泉の距離が大きく離れていないため、会津若松観光の宿泊地として選びやすいでしょう。

また、こづゆと一緒に会津の料理をさらに知りたい場合は、同じ会津若松で食べられるわっぱ飯や、保存食文化を伝えるにしんの山椒漬けもあわせて確認すると、会津の食文化をより立体的に理解できます。

こづゆを起点に会津若松を旅する

出発前にライブカメラで道路・天候を確認

会津若松を旅行する日は、出発前と現地で天気・道路状況・積雪などを確認しておくと安心です。

特に冬の会津は、同じ市内でも時間帯や場所によって道路・積雪状況が変わることがあります。東山温泉へ移動する前にも、天気予報だけでなく現地映像を確認しておくと、服装や移動方法を判断しやすくなります。

会津若松市ライブカメラ一覧では、会津若松市内の道路・河川・東山温泉周辺などのライブカメラをまとめて確認できます。

食事→観光→ライブカメラ・天気確認→温泉・宿泊まで一つの流れにしておけば、こづゆを目的にした旅行でも、食事だけで終わらず会津での滞在時間を取りやすくなります。

会津若松旅行前に確認する4項目

観光施設の営業時間、バスの運行時刻、道路状況は変更される場合があります。旅行前に各施設・交通機関の公式情報を確認してください。

まとめ

こづゆは、干し貝柱のだしに里芋、にんじん、きくらげ、豆麩などを合わせて薄味に仕立てる、福島県会津地方の郷土料理です。

100年以上前から受け継がれ、正月や祝い事、冠婚葬祭などの席で振る舞われてきました。具材を7種類や9種類などの奇数にする習わいや、小さな手塩皿で何杯でもおかわりしてよいとされる食べ方にも、会津のもてなし文化が表れています。

家庭で作る場合は、干し貝柱や干ししいたけの戻し汁をだしに使い、濃く味付けしすぎず貝柱の風味を生かすことがポイントです。地域や家庭によって使う具材が異なるため、一つの材料構成だけを「正解」と考える必要はありません。

会津若松で現地の味を楽しむなら、2026年8月時点では、こづゆを単品で試せる田季野、会津郷土料理をコースで味わえる渋川問屋、めっぱ飯と組み合わせられる田事などがあります。営業時間、価格、メニュー内容は変更される場合があるため、来店前に店舗公式情報を確認してください。

こづゆを目当てに会津へ行くなら、

こづゆを味わう → 鶴ヶ城・七日町を観光 → ライブカメラで天気・道路状況を確認 → 東山温泉で宿泊

という流れにすると、食事だけで終わらず会津での滞在を組み立てやすくなります。

同じ会津の食文化をさらに知りたい場合は、わっぱ飯にしんの山椒漬けもあわせて確認してみてください。

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参考情報

こづゆの作り方・レシピ関連動画

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