三重県鳥羽市で温泉を楽しむなら、まず知っておきたいのが「鳥羽温泉郷」は一つの温泉街ではないということです。鳥羽駅周辺から浦村・石鏡・相差、離島の答志島まで海辺に9つの湯処が広がり、52軒のホテル・旅館がそれぞれ特徴の異なる温泉を提供しています。日帰りなら料金と受付時間、宿泊なら温泉・海の景色・観光動線まで比べて選ぶのが失敗しにくい方法です。
鳥羽温泉郷の要点
鳥羽温泉郷:海辺に広がる9つの湯処
- 温泉のあるホテル・旅館:52軒
- 日帰り温泉:この記事では公式情報を確認できた4施設を比較
- 鳥羽駅周辺から相差・答志島まで広範囲に点在
この記事では、日帰り温泉の料金・営業時間・最終受付をはじめ、泉質、宿選び、アクセス、駐車場、鳥羽水族館や伊勢神宮との組み合わせまで、鳥羽旅行を組み立てやすい順番で紹介します。
鳥羽温泉郷とは?9つの海辺エリアに温泉宿が点在

鳥羽温泉郷は、鳥羽駅の近くに旅館が密集する一つの温泉街ではありません。鳥羽市の海岸沿いを中心に、小浜・鳥羽・安楽島・浦村・石鏡・国崎・相差・畔蛸・答志島の9つの湯処が広がっています。
温泉のあるホテル・旅館は52軒あり、鳥羽湾を眺められる大型ホテル、自家源泉を持つ旅館、海の幸を楽しめる宿など、エリアや施設によって過ごし方が異なります。
そのため「鳥羽温泉へ行けば、歩いて何軒も温泉を回れる」と考えるより、入りたい温泉や泊まりたい宿を先に決め、鳥羽駅からの移動手段まで確認しておくほうが旅行を組みやすくなります。
鳥羽温泉郷は一つの温泉街ではない
草津温泉や城崎温泉のように、温泉街の中心を歩いて共同浴場や宿を巡るタイプとは考え方が異なります。
鳥羽温泉郷では、鳥羽駅周辺だけでなく、海岸沿いを南へ進んだ地域や離島にも温泉宿が点在しています。
| エリア | 旅行時の位置づけ |
|---|---|
| 小浜 | 鳥羽駅の北側。鳥羽湾沿いの宿が集まる |
| 鳥羽 | 鳥羽駅を基点に観光しやすい |
| 安楽島 | 鳥羽湾を望む大型ホテルや温泉宿がある |
| 浦村 | 生浦湾沿い。海の幸と温泉を組み合わせやすい |
| 石鏡 | 鳥羽市南東部の海岸沿い |
| 国崎 | パールロード方面の海辺エリア |
| 相差 | 鳥羽市南部。海女文化でも知られる地域 |
| 畔蛸 | 相差周辺の南鳥羽エリア |
| 答志島 | 鳥羽港から船で向かう離島 |
この違いを知っておくと、「鳥羽駅から歩ける宿がいい」「車で海沿いの温泉へ行きたい」「温泉と海鮮料理を目的に南鳥羽まで行きたい」といった条件で候補を絞りやすくなります。

小浜・鳥羽・安楽島・浦村など9エリアの位置
初めて鳥羽へ行く場合は、9エリアをすべて覚える必要はありません。旅行計画では、大きく「鳥羽駅周辺」「鳥羽湾沿い」「南鳥羽」「答志島」の4方向で考えると分かりやすくなります。
鳥羽駅周辺を基点にすれば、鳥羽水族館など市街地の観光と組み合わせやすくなります。一方、浦村・石鏡・国崎・相差・畔蛸方面まで範囲を広げると、海沿いの温泉宿や海の幸を目的にした滞在を組みやすくなります。
答志島は本土側とは違い、鳥羽港から船で渡る必要があります。温泉だけを短時間で利用するより、島での滞在そのものを旅の目的にすると組みやすいエリアです。
鳥羽駅周辺と南鳥羽では移動方法が変わる
鳥羽温泉郷で宿や日帰り温泉を選ぶときは、「鳥羽駅から近いか」だけで判断しないことがポイントです。
鳥羽駅周辺の宿なら徒歩や送迎を利用できる施設がありますが、浦村・石鏡・相差などへ向かう場合は、路線バスや宿の送迎、車を利用することになります。
特に電車で鳥羽へ行く場合は、宿泊施設の送迎時刻まで確認してから予約すると安心です。車なら選択肢を南鳥羽まで広げやすい一方、鳥羽水族館など市街地観光と組み合わせる日は駐車場や道路の混雑も考えておきましょう。
鳥羽温泉郷は「どの温泉が一番よいか」だけではなく、温泉・宿・海の景色・食事・観光地への移動をセットで選ぶことが、満足度の高い旅行につながります。
次は、施設によって異なる鳥羽温泉郷の泉質と源泉の違いを整理します。
鳥羽温泉郷の泉質|施設・源泉によって違う
鳥羽温泉郷では、すべての宿が同じ源泉を利用しているわけではありません。自家源泉を持つ宿、複数の源泉を使う宿、榊原温泉の湯を利用する宿などがあり、泉質や温泉の供給方法は施設によって異なります。
そのため「鳥羽温泉は○○泉」と一種類で考えるのではなく、泊まりたい宿や日帰り温泉ごとに泉質を確認するのが基本です。
代表的な施設を比べると、次のような違いがあります。
| 施設 | 源泉・温泉名 | 泉質・特徴 |
|---|---|---|
| サン浦島 悠季の里 | 珠光の湯/新・珠光の湯 | アルカリ性単純温泉、pH9.5/pH9.8 |
| 鳥羽シーサイドホテル | 榊原温泉「七栗の湯」 | アルカリ性単純温泉 |
| 胡蝶蘭 | 榊原温泉 | アルカリ性単純温泉、三重県津市榊原町から運搬 |
| 亀の井ホテル 鳥羽 | 鳥羽潮香の湯+運び湯 | 低張性アルカリ性冷鉱泉 |
※2026年8月時点。温泉の使用状況や浴場は変更される場合があるため、利用前に各施設の公式情報を確認してください。

アルカリ性単純温泉を楽しめる施設
鳥羽温泉郷では、アルカリ性単純温泉を利用している宿を複数確認できます。
なかでも本浦温泉のサン浦島 悠季の里は、敷地内から湧く2つの源泉を利用しているのが特徴です。
「珠光の湯」は1989年(平成元年)湧出のアルカリ性単純温泉でpH9.5、「新・珠光の湯」は2014年(平成26年)湧出でpH9.8。大浴場「まろびね庵」では、この2つの源泉を使った湯船を楽しめます。
どちらも適温を保ち資源を有効利用するため、加温・循環方式で利用されています。
一方、鳥羽シーサイドホテルでは、三重県の榊原温泉「七栗の湯」を使用しています。泉質はアルカリ性単純温泉で、館内には鳥羽湾を望む「風見の湯」、海に近い「岬の湯」、ジャグジーなどを備えた「汀の湯」があります。
同じ「アルカリ性単純温泉」でも、源泉の場所や浴場の造り、眺望まで同じではありません。泉質名だけで選ぶより、どこで、どのような景色を見ながら入るかまで比べると鳥羽らしい温泉選びができます。
自家源泉・運び湯など温泉の使い方も異なる
鳥羽温泉郷を理解するときに知っておきたいのが、温泉の供給方法にも違いがあることです。
サン浦島 悠季の里では、宿のある本浦温泉で湧く「珠光の湯」「新・珠光の湯」という2つの源泉を利用しています。温泉そのものを重視して宿を選びたい人には、比較しやすい施設の一つです。
亀の井ホテル 鳥羽の天然温泉「鳥羽潮香の湯」は、自家源泉に運び湯を加えた温泉です。公式では泉質を「低張性アルカリ性冷鉱泉」と案内しており、露天風呂などで利用されています。
胡蝶蘭は鳥羽市内で湧いた源泉ではなく、三重県津市の榊原温泉から温泉をトラックで運んでいます。泉質はアルカリ性単純温泉です。
このように鳥羽では、
- 現地で湧く自家源泉
- 複数源泉の利用
- 自家源泉と運び湯の組み合わせ
- 他地域の温泉を運んで利用
といった違いがあります。
「源泉掛け流しかどうか」だけで温泉の良し悪しを決めるのではなく、どの源泉を、どのような浴場で楽しめるのかを確認することが大切です。
泉質だけでなく海の景色・立地・浴場で選ぶ
鳥羽温泉郷では、泉質と同じくらい鳥羽湾や海を望む景色が宿選びの重要な条件になります。
たとえば鳥羽シーサイドホテルの「風見の湯」は鳥羽湾を一望できる露天風呂、亀の井ホテル 鳥羽も高台から鳥羽湾を望む立地です。サン浦島 悠季の里では2つの源泉に加えて貸切風呂も用意されています。
温泉選びを目的別に整理すると、次のように考えやすくなります。
| 重視したいこと | 選び方 |
|---|---|
| 自家源泉 | 源泉を持つ宿を優先 |
| 泉質 | 施設ごとの温泉分析・公式案内を確認 |
| 海の景色 | 鳥羽湾側の露天風呂・展望風呂を確認 |
| 家族・夫婦で入浴 | 貸切風呂の有無を確認 |
| 日帰り利用 | 料金・受付終了時間・予約の要否を確認 |
| 宿泊 | 温泉に加えて食事・客室・観光動線も比較 |
特に日帰りの場合は、「入りたい温泉がある」という理由だけで出発すると、受付時間や予約条件が合わないことがあります。
次の章では、鳥羽で日帰り利用できる温泉4施設を、料金・営業時間・最終受付・タオル・露天風呂・駐車場まで比較します。
鳥羽の日帰り温泉4選|料金・営業時間を比較
鳥羽で日帰り温泉を利用するなら、料金だけでなく、利用時間・最終受付・予約の要否まで比べて選ぶことが重要です。鳥羽温泉郷は広範囲に温泉宿が点在しているため、観光の途中で立ち寄るのか、温泉そのものを目的に移動するのかでも適した施設が変わります。
2026年8月21日時点で、各施設の公式情報から一般の日帰り入浴を確認できる代表的な4施設を比較すると、次のようになります。
鳥羽の日帰り温泉早見表
| 施設 | 大人料金 | 利用時間 | 最終受付・予約 | タオル | 露天風呂 | 貸切風呂 | 駐車場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 鳥羽シーサイドホテル | 2,000円 | 14:00〜22:00受付 | 22:00まで受付 | 浴用タオル・バスタオル込み | あり | 日帰り利用不可 | 乗用車200台・無料 |
| 亀の井ホテル 鳥羽 | 平日1,200円/土日祝1,500円 | 11:00〜21:30 | 最終受付21:00 | 日帰り用は事前確認推奨 | あり | なし | 80台・無料 |
| 胡蝶蘭 | 1,500円 | 11:00〜14:00 | 電話で事前予約 | フェイスタオル付き・バスタオル貸出 | 女性のみ利用可 | 日帰り案内に記載なし | 約40台 |
| サン浦島 悠季の里 | 2,200円 | 11:00〜20:00 | 混雑時は利用不可の場合あり | タオル・バスタオル貸出 | あり | 予約制・別料金 | 乗用車40台 |
※料金・営業時間・利用条件は2026年8月21日時点。繁忙期、貸切営業、メンテナンスなどで変更・休止される場合があります。来訪前に必ず各施設の公式情報を確認してください。
4施設を簡単に選び分けるなら、鳥羽湾の景色と大型ホテルの温泉を楽しむなら鳥羽シーサイドホテル、料金と遅い時間までの利用しやすさなら亀の井ホテル 鳥羽、鳥羽駅近くで予約して入浴するなら胡蝶蘭、自家源泉や貸切風呂まで重視するならサン浦島 悠季の里が候補になります。

鳥羽シーサイドホテル|14:00〜22:00受付
鳥羽シーサイドホテルの日帰り入浴は、大人2,000円、3歳〜小学生1,000円です。受付時間は14:00〜22:00で、料金には浴用タオルとバスタオルの貸出が含まれています。
大きな特徴は、鳥羽湾を望む温泉浴場です。「風見の湯」には岩風呂・檜風呂・つぼ風呂などの露天風呂があり、「岬の湯」でも海に近い環境で露天風呂を楽しめます。
一方、館内にある貸切家族風呂は宿泊者専用です。日帰り入浴と合わせて貸切風呂を利用することはできません。
駐車場は乗用車200台分あり、公式では無料と案内されています。近鉄鳥羽駅からホテルまでは無料シャトルバスで約10分ですが、日帰り利用時に送迎を利用する場合は運行条件を事前に確認しておくと安心です。
向いている人
- 鳥羽湾を眺めながら温泉に入りたい
- タオルを持参せず利用したい
- 車で鳥羽観光と組み合わせたい
- 午後の観光後に温泉へ立ち寄りたい
【画像・図解05挿入位置|鳥羽シーサイドホテルの説明直後・鳥羽湾を望む露天風呂を一般化した実写風イメージ】

亀の井ホテル 鳥羽|最終受付21:00
亀の井ホテル 鳥羽は、今回比較する4施設の中では日帰り入浴料金を抑えやすい施設です。
料金は平日が大人1,200円・小人600円、土日祝が大人1,500円・小人750円。利用時間は11:00〜21:30で、最終受付は21:00です。毎週水曜日のみ15:00からの利用となります。繁忙日は利用時間が変更される場合があります。
大浴場には内湯と露天風呂があり、「鳥羽潮香の湯」を利用しています。貸切風呂とサウナはありません。
タオルについては、公式FAQでは宿泊者用バスタオルについて案内されていますが、日帰り入浴者向けのタオル貸出・販売条件は明記されていません。手ぶらで利用したい場合は、出発前にホテルへ確認しておくと確実です。
駐車場は80台・無料。鳥羽駅からは路線バスのほか、予約制の無料送迎があり、送迎利用時の所要時間は約10分です。
向いている人
- 日帰り温泉の料金を抑えたい
- 夕方以降に入浴したい
- 鳥羽観光後に温泉へ立ち寄りたい
- 車でアクセスしたい
利用可能時間が比較的長いため、鳥羽水族館などを観光してから温泉へ向かう旅行にも組み込みやすい施設です。ただし、水曜日は開始時刻が15:00になる点に注意してください。

胡蝶蘭|予約制の日帰り温泉
鳥羽駅から近い小浜地区で日帰り温泉を探すなら、胡蝶蘭も候補になります。
日帰り入浴料金は1人1,500円。フェイスタオルが付き、バスタオルも貸し出されます。利用時間は11:00〜14:00です。
ただし、予約なしで直接向かうのではなく、事前に電話予約をしてから利用する方式です。
日帰り時間帯の露天風呂についても注意が必要です。胡蝶蘭の露天風呂は1か所を男女交替で使用しており、11:00〜14:00の日帰り利用では女性のみ露天風呂を利用できます。男性は大浴場の利用となるため、「日帰りで露天風呂に入りたい」という男性は別施設を選ぶほうが確実です。
駐車場は約40台。鳥羽駅から宿までは車で約5分で、宿泊者向けには無料送迎も案内されています。日帰り入浴で送迎を利用できるかは予約時に確認してください。
向いている人
- 鳥羽駅に近いエリアで探したい
- タオル付きで利用したい
- 午前の鳥羽観光後に温泉へ入りたい
- 女性で露天風呂を利用したい
利用時間が11:00〜14:00と短いため、鳥羽水族館などを一日観光した後では間に合いません。午前の観光→昼前後に温泉という組み方が向いています。
サン浦島 悠季の里|貸切風呂も利用可能
温泉そのものを旅行目的にしたい場合は、本浦温泉のサン浦島 悠季の里が有力候補です。
日帰り入浴は大人2,200円、4歳〜小学生1,100円、3歳以下無料。営業時間は11:00〜20:00で、タオルとバスタオルの貸出があります。
大浴場「まろびね庵」では、敷地内から湧く「珠光の湯」と「新・珠光の湯」という2つの源泉を楽しめます。
さらに、今回比較する4施設の中で特徴的なのが、日帰りでも予約制の貸切風呂を利用できることです。
貸切風呂には、
- 貸切室内風呂「彩石の湯」
- 貸切露天風呂「うららさんさん」
- 森の中の貸切風呂「参の湯」
などがあります。
貸切料金は別途必要で、日帰り利用の場合は貸切風呂料金に加えて人数分の日帰り入浴料金がかかります。「参の湯」には利用できる季節も設定されています。
乗用車の駐車場は40台です。
一方で、公式では繁忙時期や混雑時には日帰り入浴を断る場合があるため、事前に問い合わせてから利用するよう案内しています。鳥羽駅周辺の観光ついでに予約なしで立ち寄るより、温泉を旅行予定に組み込んでから向かうほうが安心です。
向いている人
- 鳥羽で自家源泉の温泉を楽しみたい
- 温泉を旅の主目的にしたい
- 家族・夫婦で貸切風呂を利用したい
- 鳥羽駅周辺から少し離れても温泉を重視したい

戸田家の日帰り入浴は現在休止中
鳥羽駅から近く、「鳥羽温泉郷 戸田家」で検索する人も多い戸田家ですが、入浴だけの日帰り営業は2025年7月1日から当面休止中です。
2026年8月21日時点でも、公式サイトには館内混雑緩和を理由とした「日帰り入浴休止」の案内が掲載されています。
一方、戸田家では昼食と入浴を組み合わせた日帰りプランは設定されています。入浴だけを希望する場合と、食事付き日帰りプランでは条件が異なるため注意してください。
古い観光情報や口コミを見て「戸田家で日帰り入浴できる」と判断せず、現在の営業状況を公式サイトで確認してから向かうことが大切です。
日帰り温泉は、宿泊施設の混雑状況やメンテナンスによって当日に利用できなくなる場合もあります。「日帰り入浴が目的なら、出発当日に営業状況をもう一度確認する」ことをおすすめします。
次は、日帰りではなく鳥羽に泊まって温泉と食事を楽しみたい人向けに、鳥羽温泉郷の宿3軒を「自家源泉」「鳥羽湾の景色」「鳥羽駅からのアクセス」で比較します。
鳥羽温泉郷に宿泊するなら目的別3軒
鳥羽温泉郷に泊まるなら、宿泊料金だけでなく、「温泉そのもの」「鳥羽湾の景色」「鳥羽駅からの移動しやすさ」のどれを優先するかを決めると選びやすくなります。
この記事では、特徴が重ならない3軒として、サン浦島 悠季の里・鳥羽シーサイドホテル・戸田家を比較します。
| 宿 | エリア | 温泉・浴場 | 客室の特徴 | 鳥羽駅から | 向いている旅行 |
|---|---|---|---|---|---|
| サン浦島 悠季の里 | 浦村・本浦 | 2つの自家源泉、大浴場・露天風呂・貸切風呂 | 温泉露天風呂付き客室あり、全客室が海側 | 鳥羽駅周辺から移動が必要 | 温泉そのものを重視 |
| 鳥羽シーサイドホテル | 安楽島 | 3つの大浴場で湯めぐり | オーシャンビュー、露天風呂付き客室など | 無料シャトルバス約10分 | 海の景色+湯めぐり |
| 戸田家 | 鳥羽 | 露天風呂・大浴場・無料貸切風呂など | 和室・和洋室など複数タイプ | 徒歩約3分 | 電車利用・鳥羽観光重視 |
※2026年8月21日時点。宿泊料金は日付・人数・客室・食事プランによって変動するため、予約時に各宿の公式サイトで確認してください。
迷ったときの選び方は、温泉を旅の主目的にするならサン浦島 悠季の里、鳥羽湾の景色と館内の湯めぐりなら鳥羽シーサイドホテル、電車で鳥羽へ行き観光時間を取りやすくするなら戸田家が分かりやすい基準です。

サン浦島 悠季の里|自家源泉を重視
「鳥羽まで来たからには、温泉そのものを重視して宿を選びたい」という人には、浦村・本浦エリアのサン浦島 悠季の里が候補になります。
敷地内から湧く「珠光の湯」と「新・珠光の湯」という2つの自家源泉を持ち、大浴場ではそれぞれの温泉を使った内湯や露天風呂を楽しめます。女性用大浴場でも2種類の源泉を利用した浴槽が用意されています。
客室も温泉重視で選択できます。温泉露天風呂付きの特別室や温泉風呂付き客室が複数あり、客室はすべて海に面しているため、生浦湾の景色と温泉を組み合わせて過ごせるのが特徴です。
鳥羽駅周辺の観光施設へ徒歩で出入りするタイプの宿ではないため、観光地を何か所も回るより、
鳥羽観光 → 宿へ移動 → 温泉・夕食 → 翌朝も温泉
というように、チェックイン後は宿でゆっくり過ごす旅行に向いています。
向いている人
- 自家源泉を重視したい
- 温泉露天風呂付き客室を選びたい
- 海を眺めながら宿でゆっくり過ごしたい
- 観光地を詰め込むより温泉と食事を楽しみたい
鳥羽シーサイドホテル|鳥羽湾と湯めぐり
海の景色といくつもの浴場を楽しみたい人には、安楽島エリアの鳥羽シーサイドホテルが選びやすい宿です。
館内には、鳥羽湾を一望する「風見の湯」、海に近い露天風呂を備える「岬の湯」、ジャグジーなどを備える「汀の湯」という、趣の異なる3つの大浴場があります。宿の中で浴場を変えながら過ごせるため、外へ温泉巡りに出なくても湯めぐりを楽しめます。
客室は汀館・望館・岬亭の3館に分かれ、全14種類。鳥羽湾を望むオーシャンビューの客室や露天風呂付き客室などが用意されています。
近鉄鳥羽駅からは無料シャトルバスで約10分。予約不要で約30分間隔の運行が案内されているため、電車旅行でも利用しやすい立地です。駐車場は乗用車200台分あり、無料で利用できます。
ただし、2026年9月4日〜10月31日は「汀の湯」が改修工事で休止予定です。「風見の湯」「岬の湯」、貸切家族風呂、足湯は通常営業予定ですが、この期間に3つすべての大浴場を利用したい人は注意してください。工事期間は変更される可能性があるため、予約前に公式情報を確認しましょう。
向いている人
- 鳥羽湾を眺められる宿に泊まりたい
- 一つの宿で複数の浴場を楽しみたい
- 電車で鳥羽へ行きたい
- 子ども連れや複数世代で客室タイプを選びたい
戸田家|鳥羽駅から徒歩約3分
鳥羽水族館などの観光と温泉宿泊を組み合わせ、移動時間を少なくしたい人には戸田家が便利です。
近鉄・JR鳥羽駅から徒歩約3分。鳥羽駅到着時に連絡すれば、駅から宿までの送迎も随時運行しています。荷物を預けて鳥羽市街を観光したい人や、翌日に伊勢方面へ移動する人に使いやすい立地です。
温泉は榊原温泉「七栗の湯」を使用したアルカリ性単純泉で、露天風呂や大浴場のほか、宿泊者が予約なしで利用できる5つの無料貸切風呂があります。無料貸切風呂は6:00〜24:00で、空いている浴室を選び、内側から鍵をかけて利用する方式です。
家族や夫婦などで、ほかの利用者を気にせず入浴したい場合には使いやすい仕組みです。ただし、5つの無料貸切風呂は先着利用なので、希望する時間に必ず空いているとは限りません。
食事も、バイキング、回転展望レストランでの会席、客室タイプによっては部屋食などから選べます。旅の予算や同行者に合わせてプランを比較するとよいでしょう。
なお、前章で紹介したとおり、入浴だけの日帰り営業は2026年8月21日時点で休止中です。戸田家の温泉村をしっかり楽しみたい場合は、宿泊利用として検討するのが分かりやすくなっています。
向いている人
- 鳥羽駅から歩ける宿を選びたい
- 電車旅行で荷物の移動を減らしたい
- 貸切風呂を利用したい
- 鳥羽観光と伊勢観光の両方を予定している
宿泊税200円と入湯税も確認
鳥羽市では、2026年4月1日の宿泊分から宿泊税が導入されています。
宿泊税は、宿泊者1人1泊につき200円です。宿泊料金とは別に徴収されるのが基本で、宿泊料金の金額による免税点はありません。
さらに温泉を利用する宿では、原則として入湯税1人1泊150円も関係します。入湯税については12歳未満など一部の課税免除がありますが、宿泊税とは免除条件が異なります。
たとえば課税対象の大人1人が温泉宿に1泊する場合、宿泊料金とは別に、
- 宿泊税:200円
- 入湯税:150円
の合計350円が必要になるケースがあります。
予約サイトでは、これらの税金が表示料金に含まれている場合と現地払いになる場合があります。最終的な支払額を見るときは、宿泊プランの「税・サービス料」「現地払い」の項目まで確認してください。
宿を決めたら、次に確認したいのが鳥羽までどう行き、鳥羽駅から各温泉エリアへどう移動するかです。次の章では、名古屋・大阪・伊勢方面から鳥羽温泉郷へのアクセスを整理します。
鳥羽温泉郷へのアクセス
鳥羽温泉郷へ公共交通で向かう場合は、JR・近鉄の鳥羽駅を旅の基点にすると分かりやすくなります。名古屋からは電車で約1時間30分、大阪からは約2時間が目安です。鳥羽駅から先は、宿の無料送迎、かもめバス、市営定期船などを使い分けます。
特に注意したいのが、鳥羽温泉郷の9エリアが徒歩圏内にまとまっているわけではないことです。鳥羽駅に着いてから10分程度で行ける宿もあれば、浦村・石鏡・相差方面のように30〜40分程度を見込んだほうがよい地域、船で渡る答志島もあります。
| 出発地・区間 | 移動方法 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 名古屋→鳥羽 | 近鉄など | 約1時間30分 |
| 大阪→鳥羽 | 近鉄など | 約2時間 |
| 鳥羽→伊勢市駅 | JR・近鉄 | 約20分 |
| 鳥羽→五十鈴川駅 | 近鉄 | 約12分 |
| 鳥羽バスセンター→伊勢神宮 内宮前 | CANばす | 約40分 |
| 鳥羽駅→相差 | かもめバス | 約40分 |
| 鳥羽駅→相差漁港 | 相差海女シャトル | 約30分・要予約 |
※2026年8月21日時点。列車・バス・送迎はダイヤ改正や運休があるため、出発前に最新の時刻表を確認してください。

名古屋・大阪からは近鉄鳥羽駅を基点にする
名古屋・大阪方面から鳥羽へ向かう場合は、近鉄特急を利用すると乗り換えを少なくしやすいのがメリットです。
鳥羽市観光協会では、鳥羽までの電車移動を名古屋から約1時間30分、大阪から約2時間の目安として案内しています。実際の所要時間は乗車する特急や出発駅によって変わるため、旅行日が決まったら近鉄の時刻表で確認しましょう。
観光特急「しまかぜ」も近鉄名古屋・大阪難波方面と鳥羽を結んでいます。たとえば近鉄名古屋10:25発の「しまかぜ」は鳥羽11:54着で、所要時間は約1時間30分です。ただし運転日や空席状況があるため、通常の近鉄特急も含めて比較すると選択肢が広がります。
鳥羽駅には近鉄とJRの両方が乗り入れています。到着後にレンタカーを借りたり、宿の送迎バスやかもめバスへ乗り換えたりできるため、公共交通で鳥羽温泉郷へ行く場合は、まず鳥羽駅までの列車を決め、その後に宿までの移動を考えると組み立てやすくなります。
伊勢市・伊勢神宮方面から鳥羽へ移動
伊勢神宮と鳥羽温泉郷は、1泊2日の旅行でも組み合わせやすい距離です。
鳥羽から外宮最寄りの伊勢市駅まではJRまたは近鉄で約20分、内宮方面へ向かう場合は近鉄五十鈴川駅まで約12分が目安です。五十鈴川駅から内宮まではバスまたはタクシーで約6分と案内されています。
反対に、伊勢神宮を観光してから鳥羽温泉郷へ宿泊する場合も、このルートを逆にたどれば移動できます。
内宮から鳥羽へ直接移動したい場合は、CANばすも選択肢です。鳥羽バスセンターと内宮前の間は約40分が目安なので、駅へ戻って電車を乗り継ぐ方法と比較できます。
旅行の組み方としては、
午前〜午後に伊勢神宮を参拝 → 鳥羽へ移動 → 夕方に温泉宿へチェックイン
という流れにすると、伊勢と鳥羽を一日に詰め込みすぎずに回れます。
ただし、日帰り温泉を利用する場合は別です。施設によって14:00で日帰り受付が終わる場合もあるため、伊勢神宮観光後に温泉へ向かうなら、前章の日帰り入浴時間を必ず確認してください。
鳥羽駅から各温泉エリアは送迎・バス・船を使う
鳥羽駅に到着した後は、宿の場所によって移動方法が変わります。
大まかには次のように考えると分かりやすくなります。
| エリア | 鳥羽駅からの主な移動方法 | ポイント |
|---|---|---|
| 鳥羽 | 徒歩・宿送迎 | 駅から徒歩圏の宿あり |
| 小浜 | 宿送迎・かもめバス | 鳥羽駅北側 |
| 安楽島 | 宿送迎・かもめバス | 大型ホテルが点在 |
| 浦村 | かもめバス・宿送迎・車 | 鳥羽駅から30〜40分程度を見込む |
| 石鏡 | かもめバス・宿送迎・車 | バス時刻の確認が重要 |
| 国崎 | かもめバス・宿送迎・車 | 南鳥羽方面 |
| 相差・畔蛸 | かもめバス・宿送迎・車 | 鳥羽駅から約30〜40分が目安 |
| 答志島 | 市営定期船 | 鳥羽マリンターミナルから乗船 |
鳥羽市の「かもめバス」には、小浜・安楽島方面のほか、石鏡港や国崎方面へ向かう路線があります。2026年4月にも路線図・時刻表が更新されているため、以前の時刻表ではなく旅行時点の情報を確認してください。
浦村方面では、たとえば海の博物館まで鳥羽駅からバス約37分です。相差の「石神さん前」までは、鳥羽バスセンターからかもめバスで約40分が目安となります。
また、相差方面では2026年7月16日から2027年3月31日まで、鳥羽駅と相差漁港を約30分で結ぶ無料の「相差海女シャトル」も運行されています。予約制で、相差だけでなく国崎・畔蛸の宿泊者も利用できます。利用期間中に南鳥羽へ泊まる場合は、宿の送迎と合わせて確認すると便利です。
答志島の温泉宿へ泊まる場合は、鳥羽駅から徒歩で鳥羽マリンターミナルへ移動し、鳥羽市営定期船を利用します。便によって和具を経由するため所要時間が変わり、強風など海況によって運航に影響が出る場合もあります。島の宿を予約するときは、チェックイン時刻だけでなく往復の定期船時刻までセットで決めておくのが重要です。

公共交通で鳥羽温泉郷へ行く場合、最も避けたいのは「鳥羽駅までは調べたが、宿までのバスや送迎が終わっていた」というケースです。
宿を予約したら、
- 鳥羽駅への到着時刻
- 宿の無料送迎の有無と出発時刻
- かもめバスを使う場合の最終便
- 答志島なら市営定期船の往復時刻
まで確認しておくと、現地での移動に余裕が生まれます。
次は、車で鳥羽温泉郷を巡る場合に確認したい駐車場と道路・混雑の注意点を整理します。
鳥羽温泉郷の駐車場と車移動の注意点
鳥羽温泉郷を車で回る場合は、日帰り温泉そのものの駐車場より、鳥羽水族館など市街地観光と組み合わせる日の駐車場所・混雑に注意が必要です。
今回紹介している日帰り温泉4施設にはそれぞれ駐車場があります。鳥羽駅周辺から安楽島、浦村、石鏡、相差方面まで移動範囲を広げやすいため、複数人や子ども連れ、南鳥羽の宿を利用する旅行では車が便利です。
| 施設 | 駐車場 | 料金 |
|---|---|---|
| 鳥羽シーサイドホテル | 乗用車200台 | 無料 |
| 亀の井ホテル 鳥羽 | 80台 | 無料 |
| 胡蝶蘭 | 約40台 | 公式で料金表記を確認できないため要確認 |
| サン浦島 悠季の里 | 乗用車40台 | 利用時に確認 |
※2026年8月21日時点。駐車条件は変更される場合があるため、日帰り入浴の営業状況と合わせて来訪前に公式情報を確認してください。鳥羽シーサイドホテルは乗用車200台・無料、亀の井ホテル 鳥羽は80台・無料と案内されています。
日帰り温泉は施設駐車場の有無を確認
日帰り温泉だけを目的にする場合は、基本的に利用する宿・ホテルの駐車場を確認してから向かいます。
今回の4施設では、鳥羽シーサイドホテルが200台、亀の井ホテル 鳥羽が80台、胡蝶蘭が約40台、サン浦島 悠季の里が40台の駐車スペースを案内しています。胡蝶蘭では玄関前まで車で進み、その後スタッフが車を移動する方式です。
ただし、駐車場があることと、予約なしで日帰り入浴できることは別です。
たとえば胡蝶蘭の日帰り入浴は事前予約制、サン浦島 悠季の里も混雑時には日帰り入浴を断る場合があります。車で直接向かう場合も、駐車場だけでなく日帰り入浴の受付状況まで確認してください。
また、鳥羽水族館など別の施設を観光するときは、温泉宿の駐車場に車を置いたままにできるとは限りません。観光施設ごとに利用可能な駐車場を確認するのが基本です。
浦村・石鏡・相差方面は車またはバスが便利
鳥羽駅・小浜・安楽島付近からさらに南へ進み、浦村・石鏡・国崎・相差・畔蛸方面まで温泉宿の選択肢を広げるなら、車が使いやすくなります。
鳥羽市東部の海岸沿いには県道鳥羽阿児線、通称パールロードが延び、浦村から石鏡、国崎、相差方面を結んでいます。
ただし、南鳥羽まで行く場合は「鳥羽駅から少し移動する」感覚ではなく、観光と温泉を一つのエリアとしてまとめて回るほうが効率的です。
たとえば、
鳥羽駅・鳥羽水族館周辺 → パールロード方面 → 浦村・石鏡・相差の観光 → 温泉宿
という流れなら、市街地と南鳥羽を何度も往復する必要がありません。
公共交通の場合は前章で紹介したかもめバスや宿の送迎を利用できますが、バスは本数が限られる区間もあります。車なら時間の自由度は高くなる一方、海沿い・集落内では道幅やカーブにも注意し、カーナビだけでなく宿公式のアクセス案内も確認しておきましょう。
大型連休は鳥羽駅・鳥羽水族館周辺の混雑に注意
車で特に注意したいのが、GWやお盆などの大型連休に鳥羽水族館周辺へ行く場合です。
鳥羽水族館は2026年のGWについて、午前中に入館者が多くなる傾向があることや、駐車場の満車が予想されることを公式に案内し、公共交通機関の利用を推奨していました。
さらに2026年8月8日〜16日のお盆期間についても、公式サイトで混雑案内が掲載されています。
このため、
- GW
- お盆
- 3連休
- 観光イベント開催日
などに「鳥羽水族館→日帰り温泉」を車で組み合わせる場合は、通常より移動時間に余裕を持つのがおすすめです。
特に日帰り温泉は受付終了時刻が決まっています。鳥羽水族館周辺で駐車待ちや道路混雑が発生すると、予定していた温泉の受付に間に合わない可能性があります。
大型連休は鳥羽駅周辺まで公共交通で入り、宿の送迎や路線バスを使う方法も比較してみましょう。

車で鳥羽温泉郷を回ると、鳥羽駅周辺だけでなく浦村・石鏡・相差まで旅行範囲を広げられます。一方、観光地の駐車場と温泉宿の駐車場を別々に考え、大型連休は移動時間を長めに確保することが失敗を避けるポイントです。
次は、温泉と一緒に回りやすい鳥羽水族館や鳥羽湾周辺の観光、伊勢えび・浦村かきなど鳥羽のグルメを紹介します。
鳥羽温泉と一緒に楽しみたい観光・グルメ
鳥羽温泉郷へ行くなら、温泉だけで往復するより、鳥羽水族館など鳥羽駅周辺の観光や、伊勢えび・浦村かきなど海の幸を組み合わせると滞在時間を有効に使えます。
電車旅行なら鳥羽駅周辺を中心に徒歩で観光し、その後に宿の送迎で温泉へ向かう方法が便利です。車なら浦村方面まで足を延ばし、冬の牡蠣と温泉を一緒に楽しむ組み方もできます。
鳥羽水族館|鳥羽駅から徒歩約10分
鳥羽温泉と最も組み合わせやすい代表的な観光施設が鳥羽水族館です。
JR・近鉄鳥羽駅から徒歩約10分なので、電車で到着した日にそのまま観光できます。入館料金は2026年8月21日時点で、大人2,800円、小中学生1,600円、3歳以上の幼児800円です。
通常営業時間は9:30〜17:00、最終入館16:00。2026年8月1日〜28日の夏季期間は9:00〜17:30、最終入館16:30となっています。営業時間は季節によって変わるため、旅行前に公式サイトで確認してください。
温泉と同日に回す場合は、日帰り温泉の受付時間から逆算するのがポイントです。
たとえば、
| 組み合わせ | 旅行の組み方 |
|---|---|
| 鳥羽水族館+亀の井ホテル 鳥羽 | 水族館を午後まで楽しんでも、日帰り温泉の最終受付21:00に余裕を持ちやすい |
| 鳥羽水族館+鳥羽シーサイドホテル | 午前〜午後に水族館、14:00以降に温泉 |
| 鳥羽水族館+胡蝶蘭 | 日帰り入浴が11:00〜14:00のため、温泉を先にするなど時間調整が必要 |
| 鳥羽水族館+温泉宿泊 | 水族館観光後に宿へ移動し、夕方から温泉を楽しむ |
水族館をじっくり見る日は、旅行計画上2〜3時間程度の余裕を持たせておくと、その後の食事や温泉への移動を詰め込みすぎずに済みます。

鳥羽駅・鳥羽湾周辺を散策
鳥羽駅周辺は、車を使わなくても複数の観光・食事スポットを歩いて回れます。
代表的な位置関係は次の通りです。
| スポット | 鳥羽駅から | 特徴 |
|---|---|---|
| 鳥羽マルシェ | 徒歩約2分 | 鳥羽志摩の農水産物・加工品を扱う産直市場 |
| ミキモト真珠島 | 徒歩約5分 | 真珠博物館・海女の実演など |
| 鳥羽マリンターミナル | 徒歩約5分 | 答志島など離島航路の玄関口 |
| 鳥羽水族館 | 徒歩約10分 | 鳥羽を代表する観光施設 |
鳥羽マルシェは鳥羽駅から徒歩約2分。鳥羽志摩の農水産物を扱う産直市場があり、テイクアウトコーナーは10:00〜17:00です。電車の待ち時間に地元食材や土産を見たい場合にも利用しやすい場所です。
ミキモト真珠島は鳥羽駅から徒歩約5分。2026年8月31日までは9:00〜17:30で、大人1,650円、小・中学生820円です。営業時間は季節によって変わり、入場券の販売は閉場60分前までとなっています。
また、鳥羽駅から約5分歩けば鳥羽マリンターミナルがあります。ここから答志島など鳥羽湾の離島へ市営定期船が出ており、ターミナル周辺から鳥羽湾と島々を眺めることもできます。
宿のチェックインまで1〜2時間空く場合は、鳥羽駅で大きな荷物を預ける、または宿の送迎条件を確認したうえで、駅周辺を歩くと時間を使いやすくなります。
一方、浦村・石鏡・相差方面の宿へ向かう日は、鳥羽駅周辺で観光しすぎて宿の送迎時刻に遅れないよう注意してください。
伊勢えび・浦村かきなど鳥羽の海の幸
鳥羽温泉郷では、温泉と海の幸をセットにすると季節ごとの旅の目的が明確になります。
伊勢志摩観光コンベンション機構では、主な旬の目安を次のように案内しています。
| 食材 | 旬の目安 |
|---|---|
| 伊勢えび | 10〜4月 |
| かき | 10〜3月 |
| あわび | 4〜9月 |
| さざえ | 通年 |
| あこや貝の貝柱 | 12〜1月 |
伊勢えびは10〜4月が旬の目安で、禁漁期間や漁獲状況によっては提供・販売されない場合があります。宿泊プランで伊勢えび料理を目的にする場合も、「伊勢えび付き」と明記されたプランかどうかを予約時に確認してください。
鳥羽ならではの冬の食を楽しみたい場合は、浦村かき+温泉の組み合わせも候補です。
浦村かきは生浦湾で養殖され、鳥羽市観光協会では毎年10月頃から水揚げされると案内しています。浦村町のかき養殖場直営店や牡蠣小屋では、おおむね11月頃から3月頃を中心に焼き牡蠣などが提供されます。
特に焼き牡蠣の食べ放題は予約制の店舗が多く、シーズン中は予約が埋まる場合があります。営業期間も牡蠣の生育・水揚げ状況によって変わるため、旅行日が決まってからそのシーズンの公式情報を確認してください。
2026年8月21日時点では、2026〜2027年冬シーズンの詳細な浦村かき営業情報はまだ確認できません。冬旅行で牡蠣小屋を利用する場合は、秋以降に鳥羽市観光協会の最新案内を確認するのが安全です。
浦村で牡蠣を食べるなら、同じ浦村エリアにあるサン浦島 悠季の里の日帰り温泉や宿泊と組み合わせると、市街地と浦村を何度も往復せずに済みます。
旅行目的別に整理すると、
- 初めての鳥羽:鳥羽水族館+鳥羽駅周辺+温泉宿
- 電車旅行:鳥羽駅周辺観光+送迎のある温泉宿
- 秋冬の食重視:伊勢えび料理+温泉宿
- 冬の車旅行:浦村かき+浦村周辺の温泉
という組み方が分かりやすくなります。
鳥羽だけでも観光と温泉を組み合わせられますが、もう一つ相性がよいのが伊勢神宮との組み合わせです。次の章では、伊勢神宮を参拝してから鳥羽温泉郷へ移動する場合の旅行の組み方を整理します。
伊勢神宮と鳥羽温泉郷を組み合わせるなら
伊勢神宮と鳥羽温泉郷は、「伊勢神宮を観光してから鳥羽へ移動し、温泉宿に1泊する」と組み合わせやすい位置関係です。
内宮最寄りの五十鈴川駅から鳥羽駅までは、近鉄特急なら約8〜10分の列車があります。内宮前から鳥羽方面へ向かうCANばすを利用する方法もあり、ダイヤの一例では内宮前から鳥羽バスセンターまで約40分です。
日帰りで伊勢と鳥羽を往復することもできますが、伊勢神宮の参拝、食事、鳥羽観光、温泉まで一日に詰め込むと移動時間が増えます。温泉も旅の目的にするなら、鳥羽に1泊して夕方以降を温泉と食事に使うほうが余裕を持ちやすくなります。
伊勢神宮観光のあと鳥羽に宿泊する
1泊2日なら、1日目に伊勢神宮を参拝し、午後に鳥羽へ移動する方法が分かりやすい組み方です。
たとえば内宮から鳥羽へ向かう場合は、
内宮 → バスで五十鈴川駅 → 近鉄で鳥羽駅 → 宿の送迎・路線バスで温泉宿
という流れにできます。
近鉄の2026年8月ダイヤでは、五十鈴川駅から鳥羽駅まで特急で約8〜9分、普通列車でも約12分の例があります。列車によって停車駅や待ち時間が異なるため、旅行日には乗換案内で確認してください。
車を使わずに移動したい場合は、内宮前から鳥羽方面へ走るCANばすも選択肢です。2026年夏の時刻表の一例では、内宮前11:34発に対して鳥羽バスセンター12:16着で、約42分となっています。
電車とバスは単純な所要時間だけでなく、
- 内宮から五十鈴川駅へ移動する手間
- バスの待ち時間
- 大きな荷物の有無
- 鳥羽駅到着後の宿送迎時刻
まで含めて選ぶとよいでしょう。
1泊する場合のイメージは次の通りです。
| 時間帯 | 過ごし方の例 |
|---|---|
| 午前 | 伊勢神宮を参拝 |
| 昼 | おはらい町・伊勢市内などで昼食 |
| 14:00〜15:00頃 | 鳥羽方面へ移動 |
| 15:00〜16:30頃 | 鳥羽の宿へチェックイン |
| 夕方 | 温泉 |
| 夜 | 伊勢志摩の海の幸を楽しむ |
| 翌日 | 鳥羽水族館・鳥羽湾周辺を観光 |
これは固定のモデルコースではなく、伊勢と鳥羽の役割を分けるための目安です。宿のチェックイン時間や送迎時刻に合わせて調整してください。
日帰り温泉だけなら移動時間と受付終了に注意
伊勢神宮から鳥羽へ移動して日帰り温泉に入ることもできますが、宿泊より時間管理が重要です。
特に注意したいのが、施設ごとに日帰り入浴時間が大きく違うことです。
| 施設 | 日帰り利用時間・受付 |
|---|---|
| 胡蝶蘭 | 11:00〜14:00・事前予約 |
| 鳥羽シーサイドホテル | 14:00〜22:00受付 |
| 亀の井ホテル 鳥羽 | 11:00〜21:30・最終受付21:00 |
| サン浦島 悠季の里 | 11:00〜20:00 |
※2026年8月21日時点。営業状況は来訪前に公式情報を確認してください。
たとえば内宮を午後まで観光してから鳥羽へ向かう場合、14:00で日帰り入浴が終了する胡蝶蘭は組み合わせにくくなります。
一方、亀の井ホテル 鳥羽や鳥羽シーサイドホテルは夕方以降も利用できるため、
伊勢神宮 → 鳥羽へ移動 → 日帰り温泉 → 帰宅
という旅行にも組み込みやすくなります。
ただし、伊勢神宮周辺が混雑して予定より出発が遅れたり、鳥羽駅から温泉施設までさらに移動時間が必要になったりする場合があります。
日帰りなら、最終受付の60〜90分以上前を目安に鳥羽へ到着できる計画にしておくと、移動の遅れにも対応しやすくなります。
1泊するなら夕方までに鳥羽へ移動する
伊勢神宮と鳥羽温泉郷の両方をしっかり楽しみたい場合は、鳥羽への到着を遅くしすぎないことも大切です。
鳥羽駅周辺の戸田家なら駅から徒歩約3分ですが、安楽島の鳥羽シーサイドホテルは鳥羽駅から送迎で約10分、本浦のサン浦島 悠季の里など駅から離れた宿ではさらに移動時間が必要です。
そのため、15:00〜16:30頃に宿へ到着できるよう伊勢を出発すると、夕食前に温泉へ入る時間を取りやすくなります。
特に宿の夕食付きプランでは、夕食開始時間や最終チェックイン時刻が設定されています。伊勢神宮で予定を詰め込みすぎず、
伊勢では参拝・街歩き → 鳥羽では温泉・海の幸
と役割を分けるのがおすすめです。
また、翌日に鳥羽水族館を予定すれば、1日目の午後に鳥羽水族館まで無理に詰め込む必要がありません。
1泊2日の旅行なら、
1日目:伊勢神宮 → 鳥羽温泉郷で宿泊
2日目:鳥羽水族館・鳥羽湾周辺 → 帰路
という組み方にすると、伊勢・鳥羽それぞれの滞在時間を確保しやすくなります。
次は、鳥羽温泉郷を訪れる時期を決めるために、春夏と秋冬の違い、伊勢えび・浦村かきなどの旬を含めたベストシーズンを整理します。
鳥羽温泉郷のベストシーズン
鳥羽温泉郷は一年を通して旅行できますが、温泉と海の幸を重視するなら秋〜冬、鳥羽観光や海辺の景色を楽しむなら春〜夏が選びやすい時期です。
特に10月以降は伊勢えび、11月頃からは浦村かきのシーズンと重なり、温泉宿での食事を旅の目的にしやすくなります。一方、春から夏は日照時間が長く、鳥羽水族館や離島、パールロード方面の観光と温泉を組み合わせやすい季節です。
| 季節 | 向いている旅行 | 海の幸の目安 |
|---|---|---|
| 春 | 鳥羽観光+温泉 | あわび4〜9月 |
| 夏 | 水族館・海辺・離島+温泉 | あわび4〜9月 |
| 秋 | 温泉+伊勢えび | 伊勢えび10〜4月 |
| 冬 | 温泉+伊勢えび・かき | 伊勢えび10〜4月、かき10〜3月 |
伊勢志摩観光コンベンション機構では、伊勢えびの旬を10〜4月、かきを10〜3月、あわびを4〜9月の目安として案内しています。
秋・冬|温泉+伊勢えび・浦村かき
温泉と食事を中心に鳥羽へ泊まりたいなら、秋から冬が特に組み立てやすい季節です。
伊勢えびは10〜4月が旬の目安。伊勢志摩を代表する海の幸で、宿泊施設や飲食店では刺身、焼き物、汁物などさまざまな料理で提供されています。5〜9月は禁漁期間にあたり、漁獲状況によって提供されない場合もあります。
さらに冬は、浦村町の牡蠣を目的にした旅行も組みやすくなります。
伊勢志摩観光ナビでは、浦村町のかき養殖場直営店などで11月頃〜3月下旬頃を中心に浦村かきの食べ放題を実施すると案内しています。店舗によって営業期間・予約方法・料金が異なるため、旅行日が決まったらそのシーズンの営業情報を確認してください。
秋冬なら、
伊勢神宮 → 鳥羽へ移動 → 温泉 → 伊勢えび料理
または、
浦村かき → 本浦・浦村周辺の温泉 → 宿泊
という組み合わせができます。
特に車旅行なら、鳥羽駅周辺から浦村方面へ移動し、牡蠣と温泉を同じ地域でまとめると往復を減らせます。
冬は日没も早いため、観光地を何か所も詰め込むより、15:00〜16:30頃までに宿へ入り、温泉と夕食に時間を使う旅程が向いています。

春・夏|鳥羽観光+温泉
春から夏は、鳥羽水族館、鳥羽湾、離島などを観光してから温泉へ入る旅行に向いています。
鳥羽市には鳥羽水族館やミキモト真珠島に加えて、答志島・神島・菅島・坂手島といった離島があります。鳥羽市観光協会も、海・離島・自然・海女文化などを鳥羽の主要な観光資源として案内しています。
春夏の食を目的にするなら、あわびは4〜9月が旬の目安です。鳥羽では海女文化とのつながりも深く、国崎のあわびは伊勢神宮への供物として受け継がれてきた歴史があります。
旅行の組み方としては、
午前:鳥羽水族館などを観光
午後:鳥羽湾周辺を散策
夕方:温泉宿へチェックイン
という流れが分かりやすくなります。
ただし、GWや夏休み・お盆は鳥羽水族館や市街地が混雑しやすいため、春夏だから常に動きやすいわけではありません。大型連休に車で訪れる場合は、前章で紹介したように駐車待ちや道路混雑も考慮してください。
また、夏に屋外観光を組み込む場合は、気温や日差しを考えて、水族館など屋内施設と温泉を組み合わせると無理のない旅行にしやすくなります。
季節より食・観光・温泉の目的で選ぶ
鳥羽温泉郷には「この月でなければ楽しめない」という一つのベストシーズンがあるわけではありません。
旅行目的から逆算すると、時期を決めやすくなります。
| 旅行目的 | 選びやすい時期 |
|---|---|
| 伊勢えび+温泉 | 10〜4月 |
| 浦村かき+温泉 | 11月頃〜3月下旬頃 |
| あわび+鳥羽旅行 | 4〜9月 |
| 鳥羽水族館+温泉 | 通年 |
| 伊勢神宮+鳥羽温泉 | 通年 |
| 離島観光+温泉 | 天候・船の運航状況を確認して計画 |
食を重視するなら秋冬、屋外観光や離島を組み合わせるなら春夏が分かりやすいものの、鳥羽水族館・伊勢神宮・温泉は年間を通して組み合わせられます。
そのため、初めに「いつ行くか」を決めるより、
何を食べたいか → どこを観光したいか → 日帰りか宿泊か
の順で考えるほうが、鳥羽温泉郷では旅行を設計しやすくなります。
次は、旅行日が決まった人向けに、大型連休や鳥羽水族館周辺を中心とした混雑回避のポイントを整理します。
鳥羽温泉郷の混雑を避けるポイント
鳥羽温泉郷では、温泉地全体が常に混雑するというより、GW・お盆などの繁忙期に鳥羽駅や鳥羽水族館周辺へ人と車が集中しやすいと考えるのが実用的です。
特に鳥羽水族館では、2026年のGWとお盆の両方で「午前中に入館者が多くなる傾向」が公式に案内され、駐車場の満車も予想されていました。混雑日には、鳥羽水族館を午後にする、公共交通を使う、日帰り温泉の受付時間から逆算すると予定を立てやすくなります。
GW・お盆など大型連休は公共交通も検討
鳥羽水族館では、2026年5月2日〜6日のGW期間について館内混雑を予想し、駐車場も満車になる可能性があるとして公共交通機関の利用を案内していました。5月3日〜5日には鳥羽市による臨時駐車場も設けられました。
お盆も同様で、2026年8月8日〜16日は館内混雑と駐車場の満車が予想され、8月13日〜15日には臨時駐車場が設定されています。公式ではこの期間も公共交通機関の利用を推奨しています。
そのため大型連休に、
伊勢神宮 → 鳥羽水族館 → 日帰り温泉
まで車で一日に回そうとすると、駐車待ちや道路混雑によって後半の予定がずれる可能性があります。
混雑期は、
| 旅行内容 | 混雑を避ける考え方 |
|---|---|
| 鳥羽水族館中心 | 電車で鳥羽駅まで入り徒歩で移動 |
| 温泉宿泊 | 鳥羽駅から宿の無料送迎を利用 |
| 南鳥羽へ宿泊 | 宿の送迎・かもめバスも比較 |
| 日帰り温泉 | 最終受付の60〜90分以上前の到着を目安にする |
| 車で周遊 | 市街地観光後は南鳥羽方面へ進み、往復を減らす |
といった形で移動手段を分けると余裕を持ちやすくなります。
なお、臨時駐車場の設置場所・期間は毎年同じとは限りません。大型連休に車で訪れる場合は、その年の鳥羽水族館や鳥羽市の案内を確認してください。
鳥羽水族館は繁忙期なら午後も選択肢
鳥羽水族館では、2026年のGWについて午前中に入館者が多くなる傾向があるため、ゆったり見学したい場合は午後を推奨しています。お盆期間の案内でも同じ傾向が示されています。
ただし、これはGW・お盆などの繁忙期についての公式案内です。通常の平日やすべての土日まで「午前中は混雑する」と一律には断定できません。
繁忙期に温泉宿へ1泊するなら、
午前:伊勢神宮または鳥羽駅周辺
午後:鳥羽水族館
夕方:宿へチェックインして温泉
という組み方もできます。
一方、日帰り温泉を組み合わせる場合は、午後に水族館へ入ると温泉の受付に間に合わないことがあります。
たとえば胡蝶蘭の日帰り入浴は11:00〜14:00なので、水族館を午後に回すなら温泉→水族館の順が現実的です。
亀の井ホテル 鳥羽や鳥羽シーサイドホテルのように夕方以降も利用しやすい施設なら、
午後に鳥羽水族館 → 夕方に日帰り温泉
という順でも組みやすくなります。
日帰り温泉は受付終了時間にも注意
鳥羽の日帰り温泉で最も避けたいのが、現地まで移動したのに受付が終了していたケースです。
今回紹介している4施設だけでも、利用条件にはかなり差があります。
| 施設 | 日帰り入浴の時間・注意 |
|---|---|
| 胡蝶蘭 | 11:00〜14:00・事前予約 |
| 鳥羽シーサイドホテル | 14:00〜22:00受付 |
| 亀の井ホテル 鳥羽 | 11:00〜21:30・最終受付21:00、水曜は15:00〜 |
| サン浦島 悠季の里 | 11:00〜20:00・混雑時は利用できない場合あり |
※2026年8月21日時点。営業時間や利用条件は変更される場合があります。来訪当日に施設公式情報を確認してください。
特にGW・お盆などは、道路や観光施設の混雑だけでなく、宿泊客が多いことで日帰り入浴の利用条件が変わる可能性も考えておく必要があります。
日帰り温泉が旅行の目的なら、
- 当日の営業状況を公式サイトで確認
- 予約が必要なら事前に予約
- 観光施設から温泉までの移動時間を確認
- 最終受付ぎりぎりではなく60〜90分以上余裕を持つ
という順に確認しておくと安心です。
大型連休の鳥羽では、観光地を減らす必要があるというより、鳥羽駅周辺に車で集中する時間を減らし、温泉の受付終了から逆算して移動することがポイントです。
次は旅行当日に役立つよう、天気・道路や鉄道・施設営業・ライブカメラの4項目を、鳥羽へ出発する前の確認事項としてまとめます。
鳥羽へ出発する前に確認したい4項目
鳥羽温泉郷へ出発する日は、天気だけでなく、道路・鉄道・船、利用予定の温泉・観光施設、鳥羽港のライブカメラまで確認しておくと安心です。
特に鳥羽温泉郷は、鳥羽駅周辺だけでなく浦村・石鏡・相差、答志島まで広がっています。雨や強風の影響が移動手段によって異なるため、出発前に次の4項目を確認しましょう。
| 確認項目 | 特に確認したい人 |
|---|---|
| 天気・警報 | すべての旅行者 |
| 道路・鉄道・船 | 車・電車・離島へ行く人 |
| 温泉・観光施設の営業 | 日帰り温泉を利用する人 |
| 鳥羽港ライブカメラ | 現地の空・海・港の様子を見たい人 |
天気|雨だけでなく風や警報も確認
鳥羽へ出発する前は、気象庁の天気予報に加えて、大雨・暴風・高潮などの警報・注意報も確認しましょう。
鳥羽では屋内の鳥羽水族館を中心にすれば雨天でも観光できますが、浦村・石鏡・相差方面への移動や、答志島などへの船旅を予定している場合は天候の影響が大きくなります。
特に離島へ行く日は、「雨が降るか」だけではなく風の強さと船の運航状況まで確認することが重要です。気象庁では三重県の天気予報と警報・注意報を確認できます。
旅行当日は、
- 鳥羽市周辺の天気
- 降水確率・雨雲
- 大雨・暴風などの警報、注意報
- 離島へ行く場合は風と海の状況
まで確認してから出発するとよいでしょう。
道路・鉄道・船|利用する交通手段ごとに確認
車で鳥羽へ向かう場合は、高速道路だけでなく鳥羽市内やパールロード方面の道路規制も確認しておきます。
三重県の道路規制情報では、県管理道路について災害・工事による通行止めや片側交互通行などを地図上で確認できます。浦村・石鏡・国崎・相差方面へ車で行く場合も、旅行当日に確認しておくと安心です。
電車の場合は近鉄の運行情報を確認します。近鉄では15分以上の遅れが発生した場合などに運行情報を掲載しているほか、列車走行位置も確認できます。
鳥羽駅から南鳥羽方面へ「かもめバス」を使う場合は、鳥羽市公式の運行情報も確認しましょう。2026年8月時点では、スマートフォンからバスの接近状況を確認できるサービスも導入されています。
答志島など離島へ向かう場合は、市営定期船の運航情報を必ず確認してください。鳥羽市では欠航・運航再開などの情報を公式サイトで掲載しており、公式LINEや「とばメール」で運航情報を受け取ることもできます。
つまり、移動手段ごとに、
車 → 三重県道路規制情報
近鉄 → 近鉄列車運行情報
かもめバス → 鳥羽市バス情報
離島 → 鳥羽市営定期船運航情報
と確認先を分けるのが分かりやすい方法です。
日帰り温泉・観光施設の営業|当日もう一度確認
日帰り温泉は、前日まで営業予定でも、館内混雑・メンテナンス・貸切営業などによって当日の利用条件が変わる場合があります。
今回紹介した施設でも、
- 胡蝶蘭:事前予約制
- サン浦島 悠季の里:混雑時は利用できない場合あり
- 亀の井ホテル 鳥羽:水曜日は日帰り入浴15:00開始
- 戸田家:入浴のみの日帰り営業は現在休止中
など条件が異なります。
そのため日帰り温泉を目的に鳥羽へ行く場合は、出発日の朝に公式サイトを確認し、必要なら電話で確認してから向かうのが確実です。
鳥羽水族館などの観光施設についても、繁忙期には営業時間変更や特別営業が設定される場合があります。
特に、
伊勢神宮 → 鳥羽水族館 → 日帰り温泉
のように3か所以上を組み合わせる日は、1か所の時間変更が後半の予定に影響します。
「営業しているか」だけでなく、最終入館・最終受付が何時かまで確認しましょう。
鳥羽港ライブカメラで現地を確認
天気予報と合わせて使いたいのがライブカメラです。
鳥羽マリンターミナルには鳥羽市観光協会が配信するライブカメラがあり、鳥羽港の空・海・港周辺の現在の様子を映像で確認できます。
鳥羽へ向かう前に、
を確認しておけば、「現地は晴れているか」「港周辺の視界はどうか」「海面がどのように見えるか」といった様子を映像で確認できます。
ただし、ライブカメラだけを見て「船は運航している」「道路は安全」と判断することはできません。
ライブカメラ=現地の様子を見るもの
公式交通情報=運行・運航の可否を確認するもの
と役割を分けて使うことが大切です。

鳥羽へ出発する前は、次の順で確認すれば十分です。
①天気・警報 → ②道路・鉄道・船 → ③温泉・観光施設の営業 → ④ライブカメラ
特に日帰り温泉や離島を旅行に組み込む場合は、前日に確認して終わりではなく、出発当日にもう一度最新情報を確認してから向かいましょう。
次はこの記事の最後に、鳥羽温泉郷の日帰り・宿泊・観光の選び方をまとめます。
まとめ|鳥羽温泉郷はエリア・日帰り・宿泊目的から選ぶ
鳥羽温泉郷は、一つの温泉街を歩いて巡る温泉地ではなく、鳥羽駅周辺から安楽島・浦村・石鏡・相差・答志島など9つの湯処に温泉宿が点在する温泉郷です。
そのため、最初に「どの温泉が人気か」を探すより、日帰りか宿泊か、電車か車か、温泉・景色・食事・観光のどれを重視するかを決めてから施設を選ぶと失敗しにくくなります。
| 旅行目的 | 選び方 |
|---|---|
| 日帰り温泉 | 料金・利用時間・最終受付・予約の要否を比較 |
| 温泉重視で宿泊 | 自家源泉・貸切風呂・客室風呂を確認 |
| 海の景色を重視 | 鳥羽湾を望む露天風呂・客室を選ぶ |
| 電車旅行 | 鳥羽駅から徒歩または無料送迎の宿を優先 |
| 車旅行 | 浦村・石鏡・相差まで選択肢を広げる |
| 伊勢神宮とセット | 伊勢観光後に鳥羽へ移動して1泊 |
| 鳥羽観光とセット | 鳥羽水族館などを観光してから温泉へ |
| 秋冬の食重視 | 伊勢えび・浦村かきと温泉を組み合わせる |
日帰り温泉では、この記事で紹介した4施設だけでも大人料金は1,200〜2,200円程度、利用時間も14:00までの施設から夜まで利用できる施設まで差があります。
特に日帰りでは、料金よりも「何時まで入れるか」「予約が必要か」を先に確認しましょう。戸田家のように、以前は利用できても2026年8月現在は入浴のみの日帰り営業を休止している施設もあります。
宿泊するなら、目的を分けると選びやすくなります。
- 自家源泉を重視:サン浦島 悠季の里
- 鳥羽湾の景色と館内湯めぐり:鳥羽シーサイドホテル
- 鳥羽駅からの移動しやすさ:戸田家
宿泊料金は旅行日・人数・客室・食事内容で変わるため、固定料金ではなく宿泊プランを比較してください。鳥羽市では2026年4月から1人1泊200円の宿泊税も導入されています。
鳥羽温泉郷を旅行として楽しむなら、温泉だけで終わらせる必要はありません。
初めてなら、
伊勢神宮 → 鳥羽温泉郷で宿泊 → 翌日に鳥羽水族館
という1泊2日の組み合わせが分かりやすく、秋冬なら伊勢えびや浦村かき、春夏なら鳥羽湾や離島観光を加えることもできます。
そして出発当日は、
天気・警報 → 道路・鉄道・船 → 温泉・観光施設の営業 → 鳥羽港ライブカメラ
の順に確認しておくと、現地で予定を変更しやすくなります。
鳥羽温泉郷では、温泉・海の景色・食事・観光・移動を一つの旅行として組み合わせることがポイントです。日帰りなら受付時間、宿泊なら立地と温泉、そして鳥羽水族館や伊勢神宮まで含めて選び、自分の旅行目的に合った鳥羽滞在を組み立ててみてください。
参考情報
- 鳥羽温泉郷「鳥羽温泉郷とは」 https://www.toba-onsen.com/toha/index.html
- 鳥羽シーサイドホテル「温泉」 https://www.tobaseasidehotel.co.jp/hotspring/
- 鳥羽シーサイドホテル「よくあるご質問」 https://www.tobaseasidehotel.co.jp/faq/
- 鳥羽シーサイドホテル「交通アクセス」 https://www.tobaseasidehotel.co.jp/access/
- 亀の井ホテル 鳥羽「温泉」 https://kamenoi-hotels.com/toba/onsen/
- 亀の井ホテル 鳥羽「よくあるご質問」 https://kamenoi-hotels.com/toba/faq/
- 亀の井ホテル 鳥羽「アクセス」 https://kamenoi-hotels.com/toba/access/
- 胡蝶蘭「温泉(展望大浴場・渚の露天風呂・日帰り湯)」 https://kochoran.co.jp/hotspring
- 胡蝶蘭「交通アクセス」 https://kochoran.co.jp/access
- サン浦島 悠季の里「温泉」 https://www.sun-urashima.co.jp/hotspring/
- サン浦島 悠季の里「客室」 https://www.sun-urashima.co.jp/rooms/index.html
- 戸田家「温泉」 https://www.todaya.co.jp/hotspring/
- 戸田家「交通アクセス」 https://www.todaya.co.jp/access/
- 鳥羽市「宿泊税」 https://www.city.toba.mie.jp/soshiki/shiminzei/gyomu/zeikin/syukuhakuzei/index.html
- 鳥羽市「入湯税」 https://www.city.toba.mie.jp/soshiki/shiminzei/gyomu/zeikin/8212.html
- 鳥羽市観光協会「アクセス」 https://www.toba.gr.jp/access/
- 鳥羽市「かもめバス」 https://www.city.toba.mie.jp/soshiki/t_kanri/gyomu/doro_kotsu/kokyo_kotsu/1512.html
- 鳥羽市「市営定期船」 https://www.city.toba.mie.jp/soshiki/t_kanri/gyomu/doro_kotsu/kokyo_kotsu/1913.html
- 鳥羽水族館「営業時間・料金・交通アクセス」 https://aquarium.co.jp/eigyo/
- 伊勢志摩観光ナビ「伊勢志摩の旬の食材」 https://www.iseshima-kanko.jp/gourmet/2501
- 鳥羽市観光協会「浦村かき」 https://www.toba.gr.jp/feature/oyster/
- 気象庁 津地方気象台「三重県の気象情報」 https://www.data.jma.go.jp/tsu/
- 三重県「道路規制情報」 https://www.douro.pref.mie.lg.jp/
- ライブカメラ JAPAN FUJIYAMA「鳥羽マリンターミナル鳥羽港ライブカメラ」 https://livecamera.fujiyamasan.com/mie-toba-marine-terminal.html


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