三重県菰野町の湯の山温泉は、御在所岳の麓に広がる歴史ある温泉地です。日帰り入浴だけで訪れることもできますが、湯の山らしさを楽しむなら、御在所ロープウエイでの山岳観光と温泉を組み合わせるのがおすすめです。名古屋方面から公共交通でもアクセスでき、日帰り旅行にも1泊旅行にも組み込みやすい立地です。
この記事では、2026年8月時点の情報をもとに、日帰り温泉7施設の料金・営業時間、宿泊するなら選びたい宿、御在所ロープウエイ、アクセス、駐車場、紅葉や冬の注意点まで、初めて訪れる人でも旅行を組み立てられるようにまとめます。
湯の山温泉を先に要約
結論:御在所岳観光と日帰り温泉・宿泊を組み合わせやすい、三重県北部の山あいの温泉地です。
・開湯:718年と伝わる
・日帰り温泉:今回比較する7施設は大人600〜1,000円程度
・御在所ロープウエイ:大人往復2,600円
御在所観光を先にするか、温泉を先にするか、どの施設を選ぶかまで分かるように順番に紹介します。
湯の山温泉とは?御在所岳の麓にある開湯1300年超の温泉地
湯の山温泉は、三重県三重郡菰野町、鈴鹿山脈・御在所岳の東側山麓に位置する温泉地です。日本温泉協会も、御在所岳の東側山麓に位置し、温泉街からロープウェイで御在所岳へ向かえる温泉地として案内しています。
温泉だけを目的に訪れることもできますが、御在所ロープウエイ、御在所岳の散策、紅葉や雪景色などと組み合わせられることが大きな特徴です。

三重県菰野町・御在所岳の東側に広がる
湯の山温泉がある菰野町は三重県北部にあり、温泉街は御在所岳へ向かう山あいに形成されています。
旅行計画で注意したいのは、近鉄「湯の山温泉駅」と、旅館が集まる温泉街・御在所ロープウエイ乗り場は同じ場所ではないことです。
電車で湯の山温泉駅まで来た場合は、そこからバスなどで山側へ移動します。この位置関係を知らずに「駅を降りれば温泉街」と考えていると、現地で予定がずれやすいため、公共交通で訪れる場合は特に注意が必要です。
一方、車の場合は温泉施設や御在所ロープウエイの駐車場を目的地に設定できるため、日帰り温泉と観光を組み合わせやすくなります。具体的な電車・バス・車の所要時間と料金は、後半のアクセスで整理します。
718年開湯と伝わる「鹿の湯」
湯の山温泉の歴史は古く、養老2年(718年)に浄薫和尚が薬師如来のお告げによって発見したと伝えられています。2018年には開湯1300年を迎えました。
また、傷ついた鹿が温泉に浸かって傷を癒したという伝説があり、湯の山温泉は「鹿の湯」とも呼ばれてきました。
現在も「鹿の湯ホテル」という宿名にその呼び名が残っています。
1300年以上の歴史だけを見ると昔ながらの温泉街という印象がありますが、現在の湯の山周辺には昔からの旅館だけでなく、日帰り温泉施設やアクアイグニスなどもあります。そのため、老舗旅館で温泉情緒を楽しむ旅行から、御在所観光と日帰り入浴を組み合わせる旅行まで、目的に合わせて選びやすい温泉地です。
泉質は施設・源泉ごとの差も確認して選ぶ
湯の山温泉協会は湯の山温泉の泉質を「アルカリ性ラジウム泉」と案内し、日本温泉協会では温泉地の泉質区分を「放射能泉」としています。
ただし、湯の山温泉には複数の温泉施設・源泉があり、すべての浴槽がまったく同じ湯というわけではありません。
たとえば、源泉かけ流しを重視するなら自家源泉を持つ施設、御在所観光との移動を優先するならロープウエイに近い施設というように、泉質だけでなく源泉の使い方・露天風呂・立地まで含めて選ぶと旅行の目的に合いやすくなります。
「湯の山温泉だからどこへ入っても同じ」と考えるよりも、日帰り利用では各施設の温泉の特徴と料金を比較して決めるのが実用的です。
次の章では、2026年8月時点で日帰り利用を確認できる施設から、湯の山温泉の日帰り温泉7施設を料金・営業時間・露天風呂・貸切風呂・駐車場などで比較します。
湯の山温泉の日帰り温泉7選|料金・営業時間を比較
湯の山温泉周辺では、旅館の大浴場から源泉かけ流しの大型露天風呂まで、日帰りで利用できる温泉があります。
2026年8月時点で比較すると、大人の入浴料は600〜1,000円程度。ただし、営業日や受付時間は施設によってかなり異なります。
御在所ロープウエイ観光と組み合わせるなら温泉街側、温泉そのものを長く楽しむならグリーンホテルやアクアイグニス片岡温泉というように、旅行の目的と場所から選ぶのが分かりやすい方法です。
日帰り温泉7施設の料金・営業時間早見表
| 施設 | 大人料金 | 営業時間・受付 | タオル | 露天風呂 | 駐車場 | 選ぶ目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| アクアイグニス 片岡温泉 | 平日600円/土日祝800円 | 6:00〜24:00 | レンタルタオル100円/バスタオル200円 | ○ | 無料600台 | 朝・夜も利用しやすい |
| 湯の山温泉グリーンホテル | 平日700円/土日祝800円 | 10:00〜19:30/最終受付18:30 | フェイスタオル200円/バスタオル200円 | ○ | 無料150台 | 源泉かけ流し・大露天風呂 |
| 希望荘「自助の湯」 | 平日800円/土日祝1,000円 | 11:00〜19:00/受付終了18:00 | 要確認 | ○ | 80台 | 景色を重視 |
| ホテル湯の本 | 1,000円 | 11:30〜17:00/最終受付16:00 | フェイスタオル200円/バスタオル200円 | ○ | あり | ロープウエイ観光と好相性 |
| 鹿の湯ホテル | 1,000円 | 11:00〜14:30 | 要確認 | ○ | 30台 | 貸切風呂も選べる |
| 旅館寿亭 | 1,000円 | 11:30〜15:00 | フェイスタオル200円/バスタオル200円 | ○ | あり | 温泉街・貸切風呂 |
| オテル・ド・マロニエ湯の山温泉 | 800円 | 14:00〜20:00/最終退館21:00 | タオルセット500円 | ○ | 要確認 | 午後からの入浴向き |
料金・営業時間は2026年8月時点。 日帰り入浴は休館日、メンテナンス、貸切利用、混雑などで変更・休止される場合があります。特にオテル・ド・マロニエは月ごとに日帰り入浴休止日が設定されているため、来訪前に各施設の公式情報を確認してください。

源泉かけ流しならグリーンホテル・片岡温泉
「温泉そのものを重視したい」という人が比較しやすいのが、湯の山温泉グリーンホテルとアクアイグニス片岡温泉です。
グリーンホテルは敷地内に複数の源泉を持ち、公式では毎分500L規模の湯量を生かした源泉かけ流し温泉を案内しています。大露天風呂と庭園露天風呂があり、平日は大人700円、土日祝は800円。営業時間は10:00〜19:30で、最終受付は18:30です。金曜日が定休日となっています。
近鉄湯の山温泉駅から徒歩約10分、無料駐車場は150台あるため、電車でも車でも利用しやすい施設です。日帰り入浴のあとに食事をしたい場合は、館内レストランで11:00〜14:00まで昼食営業もあります。
アクアイグニスの片岡温泉は、加水・加温・循環を行わない源泉100%かけ流しと案内されています。営業時間は6:00〜24:00と長く、今回比較する7施設の中では旅行時間を調整しやすいのが特徴です。
近鉄湯の山温泉駅からは徒歩約8分、無料駐車場は600台。御在所ロープウエイ周辺の山あいの温泉街ではなく、湯の山温泉駅に近い麓側にあります。温泉街へ上る前や帰路に立ち寄る使い方もできます。
御在所ロープウエイと組み合わせるならホテル湯の本・寿亭
御在所岳観光を旅行の中心にするなら、移動時間を減らせるホテル湯の本が便利です。
ホテル湯の本から御在所ロープウエイ山麓駅までは徒歩約1分。午前中から御在所岳を観光し、下山後にそのまま日帰り温泉へ向かう流れを作りやすい立地です。
日帰り入浴は大人1,000円で、大浴場と露天風呂を利用できます。利用時間は11:30〜17:00、最終受付は16:00。露天風呂から景色を楽しみながら休憩したい人にも向いています。
旅館寿亭も御在所ロープウエイ周辺の温泉街にある老舗旅館です。大浴場の日帰り入浴は11:30〜15:00、大人1,000円。通常の日帰り入浴に加えて貸切風呂も選択できます。
ただし、寿亭は駐車場から館内入口まで中庭や階段を通る場所があります。足腰に不安がある場合は、階段の少ない入口まで送迎車で案内する対応もあるため、事前に相談しておくと安心です。
景色を重視するなら希望荘
景色を見ながら温泉に入りたい場合は、希望荘「自助の湯」が候補になります。
自助の湯は山側だけでなく東側にも眺望が開け、公式では菰野富士や伊勢湾方面を望む露天風呂として案内されています。日帰り入浴は平日800円、土日祝1,000円です。
営業時間は2026年に変更されており、現在の公式案内では11:00〜19:00、受付終了18:00。定休日は毎週火曜日のほか、月2日程度の休館日があります。以前の営業時間を掲載した情報もあるため、旅行前には新しい営業案内を確認してください。
駐車場は本館東50台・本館西30台。近鉄湯の山温泉駅からは無料送迎にも対応しています。
貸切風呂なら鹿の湯ホテル・寿亭
家族や少人数で落ち着いて入浴したい場合は、貸切風呂を利用できる施設もあります。
鹿の湯ホテルの日帰り入浴は11:00〜14:30、大人1,000円。貸切風呂は60分3,300円で、別途入浴料が必要です。日帰り温泉と昼食を組み合わせたプランも用意されています。
寿亭にも複数の貸切風呂があり、浴槽や広さの異なるタイプから選べます。日帰りで貸切風呂を利用する場合は、貸切料金のほかに大人1人1,000円の入浴料が必要です。利用可能な最終時刻は日によって異なるため、貸切風呂を目的に訪れる場合は事前確認が安心です。
午後遅くまで入るなら片岡温泉・オテル・ド・マロニエ
御在所観光を夕方近くまで楽しんだあとに温泉へ入りたい場合は、営業時間にも注意が必要です。
片岡温泉は24:00まで営業しているため、今回の7施設ではもっとも時間の自由度があります。山から下りたあとに食事と温泉を組み合わせたい場合にも使いやすい施設です。
オテル・ド・マロニエ湯の山温泉は14:00〜20:00の日帰り入浴が基本で、一般利用は大人800円。露天風呂のほか、内湯やサウナなどがあります。
ただし、オテル・ド・マロニエは日帰り入浴を実施しない日が比較的多く、2026年8月にも複数の休止日が設定されています。料金だけを見て予定を決めず、当日の営業有無を確認してから向かうことが重要です。

迷った場合は、次のように選ぶと分かりやすくなります。
- 源泉かけ流し重視:グリーンホテル、片岡温泉
- 御在所ロープウエイとセット:ホテル湯の本、寿亭
- 景色重視:希望荘
- 貸切風呂重視:鹿の湯ホテル、寿亭
- 夕方以降も入りたい:片岡温泉、営業日のオテル・ド・マロニエ
日帰り旅行では、先に御在所岳を観光してから温泉へ向かうと、その後の時間を気にせず入浴しやすくなります。一方、温泉そのものを目的にするなら、営業時間の長い施設や源泉かけ流しの施設を中心に選ぶと旅行を組み立てやすくなります。
次は、日帰りではなく湯の山温泉で1泊する場合に、立地・温泉・景色の違いから選びやすい宿3軒を比較します。
湯の山温泉に宿泊するなら目的別3軒
湯の山温泉で1泊するなら、宿泊料金の安さだけではなく、御在所ロープウエイへの近さ・温泉の入り方・客室からの景色で選ぶと失敗しにくくなります。
今回比較するのは、特徴が分かれやすいホテル湯の本、湯の山温泉グリーンホテル、希望荘の3軒です。
| 宿 | 主な特徴 | 向いている旅行 | 駐車場・送迎 |
|---|---|---|---|
| ホテル湯の本 | ロープウエイ乗り場まで徒歩約1分・絶景露天風呂 | 御在所岳観光を最優先 | 駐車場あり・湯の山温泉駅から送迎あり |
| 湯の山温泉グリーンホテル | 2種類の自家源泉・源泉かけ流し・大露天風呂 | 温泉そのものを重視 | 無料150台・駅到着時に送迎対応 |
| 希望荘 | 菰野富士・伊勢平野・伊勢湾方面の眺望 | 景色と宿で過ごす時間を重視 | 80台・湯の山温泉駅から予約制無料送迎 |
宿泊料金は宿泊日・人数・客室・食事プランによって変動します。 予約時に各宿の公式サイトや宿泊予約サイトで、その日の料金とキャンセル条件を確認してください。

ホテル湯の本|御在所ロープウエイ観光を優先
御在所岳を観光してから温泉宿に泊まりたい人に分かりやすいのがホテル湯の本です。
最大の特徴は、御在所ロープウエイ乗り場まで徒歩約1分という立地です。午前から御在所岳へ上がり、山上観光を終えてから宿へ戻る流れを作りやすく、ロープウエイを旅行の中心にする場合は移動時間を抑えられます。
宿には男女別の大浴場と露天風呂があり、公式では伊勢平野方面を望む露天風呂を特徴の一つとして案内しています。
客室は25室で、チェックインは15:00から、チェックアウトは10:00。多くの客室には室内風呂がないため、基本的には大浴場や露天風呂で温泉を楽しむ宿と考えると分かりやすいでしょう。
公共交通の場合は近鉄湯の山温泉駅から送迎があります。駅から宿までは車で約8分で、事前連絡が必要です。駐車場も用意されており、チェックイン前やチェックアウト後に御在所岳へ向かう場合にも利用できる案内があります。
こんな人に向いています。
- 初めて御在所ロープウエイを利用する
- 移動時間を減らして観光時間を確保したい
- 御在所岳→温泉→宿泊を1日で組み合わせたい
- 翌朝も御在所岳周辺を散策したい
御在所ロープウエイが主目的なら、3軒の中ではもっとも位置関係が分かりやすい宿です。
湯の山温泉グリーンホテル|源泉かけ流しと大露天風呂を重視
「観光よりも温泉そのものをじっくり楽しみたい」という人は、湯の山温泉グリーンホテルを比較候補に入れておきたいところです。
グリーンホテルは敷地内に自家源泉を持ち、公式では2種類の源泉を源泉かけ流しで楽しめる温泉として案内しています。45.2℃の源泉が毎分500L規模で湧出し、大露天風呂「なごみの湯」や庭園露天風呂などを備えています。
客室は和室・和洋室を中心に、ほぼすべてが53㎡以上の造り。2人旅だけでなく、家族や複数人でゆったり過ごしたい場合にも選択肢があります。
アクセスは新名神高速道路・菰野ICから車で約5分。無料の屋外平面駐車場が150台あり、車旅行では使いやすい立地です。
電車の場合は近鉄湯の山温泉駅から徒歩約10分ですが、駅到着時にホテルへ連絡すると迎えに来てもらえます。
こんな人に向いています。
- 源泉かけ流しを宿選びの中心にしたい
- 広い露天風呂でゆっくり過ごしたい
- 車で湯の山温泉へ行く
- 客室の広さも重視したい
- 観光を詰め込みすぎず宿で過ごしたい
御在所ロープウエイ直近の宿ではないため、「観光への近さ」より「温泉滞在」重視で選ぶと特徴を生かせます。
希望荘|景色と宿で過ごす時間を重視
山と平野の景色を楽しみながら滞在したい場合は希望荘が候補になります。
客室には、菰野富士とその先の伊勢平野・伊勢湾方面を望む部屋のほか、古民家風の客室や山あいの静かな客室があります。景色の見え方は客室タイプによって異なるため、眺望を重視する場合は予約時に部屋タイプまで確認しましょう。
温泉「自助の湯」は標高369mの菰野富士と肩を並べる位置にあり、露天風呂を備えています。宿泊だけでなく日帰り入浴にも対応しています。
なお、希望荘の特徴として長年知られていた館内ケーブルカーは、2026年8月現在、安全確保のため稼働を停止しています。これに伴いフロントも本館1階へ移転しています。古い旅行記事や写真を見てケーブルカー利用を予定しないよう注意してください。
駐車場は本館東50台・本館西30台の計80台。公共交通の場合は、近鉄湯の山温泉駅まで予約制の無料送迎があります。
こんな人に向いています。
- 客室からの景色を重視したい
- 温泉だけでなく宿での滞在時間も取りたい
- 御在所観光後は宿でゆっくりしたい
- 電車利用で送迎のある宿を選びたい
3軒を簡単に整理すると、御在所観光ならホテル湯の本、源泉かけ流しならグリーンホテル、眺望重視なら希望荘という選び方ができます。
1泊する場合は、御在所岳観光を初日に入れ、15〜16時頃までに宿へチェックイン→温泉→夕食とすると、時間に追われにくい旅行になります。
次の章では、湯の山温泉旅行の代表的な観光スポットである御在所ロープウエイの料金・営業時間・所要時間と、温泉を組み合わせる順番を詳しく整理します。
御在所ロープウエイと湯の山温泉を一緒に楽しむ
湯の山温泉まで来るなら、温泉と一緒に検討したいのが御在所ロープウエイです。山麓の湯の山温泉から御在所岳の山上公園まで、ゴンドラで約15分。登山をしなくても山上の景色や散策を楽しめるため、初めて湯の山温泉を訪れる人にも組み込みやすい観光スポットです。
日帰り旅行なら、基本は午前に御在所岳を観光し、下山後に日帰り温泉へ入る順番がおすすめです。先に温泉へ入るより、その後の観光時間を気にせずゆっくり入浴できます。

御在所ロープウエイは往復2,600円
2026年8月時点の通常料金は、大人が往復2,600円・片道1,500円、4歳以上小学生以下の小人が往復1,300円・片道750円です。4歳未満は無料です。
| 項目 | 料金・時間 |
|---|---|
| 大人往復 | 2,600円 |
| 大人片道 | 1,500円 |
| 小人往復 | 1,300円 |
| 小人片道 | 750円 |
| ロープウェイ乗車時間 | 約15分 |
| 観光リフト・山頂駅まで往復 | 700円 |
| 観光リフト・同区間片道 | 400円 |
| 観光リフトで山頂まで | 約8分 |
| 徒歩で山頂まで | 約30分 |
料金は2026年8月時点。 ロープウェイと観光リフトは別料金です。旅行前に御在所ロープウエイ公式サイトで最新料金を確認してください。
ロープウェイの往復料金だけで見ると日帰り観光としてはある程度の予算が必要ですが、御在所岳へ登山せずにアクセスできることを考えると、湯の山温泉旅行では利用するかどうかを最初に決めておくと全体の予算を組みやすくなります。
4〜11月と12〜3月で営業時間が異なる
御在所ロープウエイは年間を通して同じ営業時間ではありません。
4月1日〜11月30日は上り9:00〜17:00、下り9:10〜17:20。12月1日〜3月31日は上り9:00〜16:00、下り9:10〜16:30です。観光リフトも冬季は終了時刻が早くなります。
| 期間 | 上り | 下り |
|---|---|---|
| 4月1日〜11月30日 | 9:00〜17:00 | 9:10〜17:20 |
| 12月1日〜3月31日 | 9:00〜16:00 | 9:10〜16:30 |
夏休みなどには営業時間が変更される場合があり、強風などの悪天候によって運休・営業時間変更となることもあります。特に「ロープウェイに乗ってから宿へチェックインする」予定なら、当日の運行状況を確認してから出発しましょう。
また、設備点検による計画運休もあります。2026年度は今後、9月10日と12月14〜22日が設備点検工事期間となっており、この期間はロープウェイだけでなく観光リフトや山上公園の施設も休業予定です。
ロープウェイを降りても御在所岳山頂まではもう少し移動する
初めて利用するときに知っておきたいのが、ロープウェイを降りた場所と御在所岳の山頂は同じではないことです。
ゴンドラで到着するのは山上公園側で、御在所岳山頂へ行くには、そこから徒歩または観光リフトを利用します。
徒歩の場合は急な上り坂・下り坂を含めて約30分。観光リフトなら約8分で山頂側へ移動できます。観光リフトは1人乗りで、ロープウェイ駅〜頂上駅が往復700円・片道400円です。
体力や時間に余裕があれば歩いて山上公園を散策し、短時間で山頂まで行きたい場合や歩く距離を抑えたい場合は観光リフトを利用する、という選び方ができます。
なお、御在所岳山頂は標高1,212m。山上公園には複数の展望スポットがあり、山頂まで行かなくても景色を楽しめます。そのため、「ロープウェイに乗ったら必ず山頂まで行かなければならない」というわけではありません。
御在所観光は60〜120分程度を見ておくと組みやすい
旅行初心者なら、御在所ロープウエイの観光時間は最低でも60〜90分程度、山頂まで行って景色や散策を楽しむなら90〜120分以上を見ておくと、その後の予定を組みやすくなります。
これはロープウェイの往復約30分だけでなく、山上での移動、観光リフト、展望スポット、写真撮影、混雑時の待ち時間などを考えた旅行計画上の目安です。
紅葉期など混雑する時期はさらに余裕を取ります。逆に、山上公園駅周辺の景色を見るだけなら滞在時間を短くすることもできます。
特に宿泊旅行では、ロープウェイ観光を詰め込みすぎてチェックインが遅くなるより、15〜16時頃までに宿へ着けるよう逆算するほうが、温泉や夕食をゆっくり楽しめます。
日帰りなら「ロープウェイ→温泉」が動きやすい
日帰りで御在所ロープウエイと温泉を両方楽しむなら、次の順番が組みやすくなります。
午前に湯の山温泉到着 → 御在所ロープウエイ → 山上散策 → 下山 → 昼食または日帰り温泉 → 帰路
この順番なら、ロープウェイの最終時刻を気にしながら入浴する必要がありません。
ホテル湯の本ならロープウエイ乗り場まで徒歩約1分なので、下山後すぐ温泉へ移動できます。車なら、グリーンホテルや希望荘、麓側のアクアイグニス片岡温泉まで移動してから入浴する方法もあります。
一方、1泊の場合は、
御在所観光 → 15〜16時頃チェックイン → 温泉 → 夕食 → 宿泊
とすると、湯の山温泉で過ごす時間を確保しやすくなります。
ロープウェイは天候や強風によって運行状況が変わるため、旅行当日は公式の運行情報や山頂ライブカメラを確認してから向かうと安心です。出発前に確認したい情報については、後半でまとめて紹介します。
次の章では、ロープウェイだけではなく、大石焼や三嶽寺などを含めた湯の山温泉街の散策と、ランチ・土産の楽しみ方を整理します。
湯の山温泉街を散策|大石焼・三嶽寺・渓流の景色
湯の山温泉は、大規模な商店街を歩きながら何軒も食べ歩くタイプの温泉地ではありません。御在所ロープウエイ周辺を起点に、三滝川の渓流、三嶽寺、公園、昔ながらの名物を短時間で組み合わせるのが現地の楽しみ方として分かりやすいでしょう。
特にロープウェイ観光の前後なら、無理に広い範囲を歩かず、温泉街周辺を散策してから日帰り温泉や宿へ移動する流れが作れます。
| 立ち寄り先 | 楽しみ方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 喜楽堂 | 名物「大石焼」 | ロープウエイ山麓駅横 |
| 三嶽寺 | 折鶴伝説・温泉地の歴史 | 山あいの散策向き |
| 大石公園 | 巨岩・三滝川の渓流 | 歩きやすい靴が安心 |
| 中之島公園 | 渓流沿いの休憩・散策 | Cafe suimeiが近い |
| Cafe suimei | 食事・喫茶 | 8:00〜18:00、水曜定休 |
| アクアイグニス | ランチ・温泉 | 温泉街ではなく麓側 |
施設情報は2026年8月時点。 営業時間・休業日は変更される場合があるため、来訪前に公式情報を確認してください。
【画像・図解07挿入位置|温泉街散策の早見表直後・御在所ロープウエイ、三嶽寺、大石公園、中之島公園の位置関係を示す簡略マップ】

御在所ロープウエイ周辺を起点に歩く
初めて湯の山温泉を歩くなら、御在所ロープウエイ山麓駅周辺を基準に考えると位置関係を把握しやすくなります。
温泉街には三滝川が流れ、その周辺に三嶽寺、大石公園、中之島公園などがあります。湯の山温泉協会も、三嶽寺や大石などを訪ね歩く遊歩道がある温泉地として案内しています。
ただし、山あいの温泉地なので、平坦な観光商店街を歩く感覚とは少し異なります。坂道や階段を含む場所もあるため、散策するなら歩きやすい靴が向いています。
短時間ならロープウエイ周辺と大石焼、少し歩くなら三嶽寺や渓流沿いまでというように、体力と予定に合わせて範囲を決めるとよいでしょう。
名物「大石焼」はロープウエイ山麓駅横で買える
湯の山温泉らしい軽食・土産として分かりやすいのが、**喜楽堂の「大石焼」**です。
喜楽堂は御在所ロープウエイ山麓駅横にあり、温泉の湯で材料を練り、一枚ずつ手焼きしています。2026年8月時点では1枚150円で、かたいタイプと柔らかいタイプを選べます。5枚入りの土産用も案内されています。
ロープウェイに乗る前後に立ち寄れるため、
御在所観光 → 大石焼で休憩 → 日帰り温泉
という流れにも組み込みやすい場所です。
「湯の山温泉 食べ歩き」で探している場合も、店舗を何軒も巡る前提にするより、こうした名物を1〜2か所組み合わせる程度で計画しておくほうが現地では動きやすくなります。
三嶽寺は湯の山温泉の折鶴伝説が残る寺
温泉街の歴史にも触れたいなら三嶽寺があります。
三嶽寺は、かつて僧兵が集った山岳宗教の拠点とされる寺で、現在は湯の山温泉に伝わる「恋結び折鶴伝説」の場所として紹介されています。
伝説では、江戸時代に身分違いの恋に悩んだ葵と佐吉が湯の山を訪れ、僧兵に助けられたのち、その感謝を込めて三嶽寺に折鶴を奉納したと伝えられています。現在も折鶴を奉納する文化が残っています。
また、毎年10月には僧兵にちなんだ「僧兵まつり」が行われる場所でもあります。
ロープウェイだけで観光を終えるより、温泉地そのものの歴史を知りたい人には立ち寄りやすいスポットです。
大石公園・中之島公園では三滝川の渓流を楽しむ
湯の山温泉らしい山あいの景色を感じたいなら、大石公園と中之島公園も散策候補です。
大石公園には大きな御影石をはじめ巨岩・奇岩があり、その周囲を三滝川が流れています。湯の山温泉協会では、渓流と周囲の木々を楽しめる場所として案内しています。
中之島公園は渓流に囲まれた森の公園で、温泉街からの散策場所として紹介されています。近くにはCafe suimeiがあり、渓流の音を聞きながら食事や休憩ができます。2026年8月時点の営業時間は8:00〜18:00、水曜日定休です。
ロープウェイや温泉の予定に余裕があるなら、
温泉街散策 → 渓流沿いで休憩 → 日帰り入浴
という組み合わせもできます。
蒼滝は一般的な温泉街散策のつもりで向かわない
湯の山温泉の観光情報では蒼滝の名前も見かけますが、現在は注意が必要です。
2008年の豪雨による被害以降、以前使われていた蒼滝駐車場から川沿いに滝へ向かう道は通行できません。現在も公式サイトでは、裏道登山道から急な石段を下れば到達できるものの、橋が流失しているなど以前とは状況が異なると案内されています。
そのため、この記事では蒼滝を「温泉街を気軽に歩いて立ち寄れる観光地」としてはおすすめしません。
行く場合は通常の街歩きとは分けて考え、スニーカーなど歩行に適した靴を用意し、最新の登山道状況を確認してから向かいましょう。公式案内でもヒールやサンダルは避けるよう注意されています。
この点は、古い観光案内を見て旅行を計画すると予定が狂いやすい部分です。
ランチは温泉街かアクアイグニスで選ぶ
昼食をどこで取るかは、その日の移動ルートで決めると効率的です。
ロープウェイ周辺からあまり移動したくない場合は、温泉街のCafe suimeiや各旅館・ホテルの食事利用を候補にします。日帰り入浴と昼食を組み合わせられる宿もあるため、温泉と食事を1か所にまとめる方法もあります。
一方、車で移動できる場合や、帰りに近鉄湯の山温泉駅方面へ下る場合は、アクアイグニスまで移動すると食事の選択肢が増えます。
2026年8月時点では、アクアイグニス内にイタリア料理や和食など複数の飲食店があり、たとえば「サーラ ビアンキ アル・ケッチャーノ」はランチ11:00〜15:00、「イル・ケッチァーノ ミエーレ」は11:00〜19:00で営業しています。
ただし、アクアイグニスでは2026年に施設のリニューアル工事が進められており、「笠庵」賛否両論は8月31日〜9月30日に臨時休業予定です。工事全体は2026年11月頃まで予定されているため、利用する店舗は来訪前に営業状況を確認してください。
旅行の組み方としては、
御在所ロープウエイ周辺で昼食 → 温泉街の日帰り温泉
または、
御在所観光 → 日帰り温泉 → アクアイグニスで食事・買い物
のどちらかにすると、移動を整理しやすくなります。
次の章では、名古屋・近鉄四日市から湯の山温泉へ行く電車・バス・車のアクセスと、湯の山温泉駅から温泉街までの移動を具体的に整理します。
湯の山温泉へのアクセス|名古屋から電車・直通バス・車
湯の山温泉へは、近鉄+路線バス、名古屋からの直通バス、車の3通りが使いやすい移動方法です。
初めて公共交通で訪れる場合に最も注意したいのは、近鉄湯の山温泉駅から御在所ロープウエイ周辺の温泉街まで、さらにバス移動が必要なことです。
名古屋から乗り換えを減らしたいなら直通バス、時間の選択肢を増やしたいなら近鉄、御在所観光と複数の温泉施設を回るなら車が便利です。
| 移動方法 | 主なルート | 所要時間の目安 | 料金の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 近鉄+路線バス | 近鉄名古屋→近鉄四日市→湯の山温泉駅→温泉街 | 約1時間20分〜1時間40分 | 近鉄1,030円+バス460円程度 | 時刻を選びたい |
| 名古屋直通バス | 名鉄バスセンター→御在所ロープウエイ前 | 約69〜84分 | 約1,800〜1,900円 | 乗り換えを減らしたい |
| 車 | 新名神・菰野IC→湯の山温泉 | ICから約10分 | 高速料金+駐車料金 | 観光・温泉を複数回りたい |
料金・ダイヤは2026年8月時点の目安です。 鉄道・バスの時刻や運賃は変更される場合があるため、出発前に近鉄・三重交通の公式情報を確認してください。特に名古屋直通バスは便数が少ないため、往路だけでなく帰りの便まで確認してから利用するのが安心です。

名古屋から電車なら近鉄四日市で湯の山線へ乗り換える
鉄道で向かう場合は、
近鉄名古屋駅 → 近鉄四日市駅 → 近鉄湯の山温泉駅
というルートが基本です。
近鉄名古屋から近鉄四日市までは名古屋線を利用し、近鉄四日市で湯の山線へ乗り換えます。
近鉄四日市から湯の山温泉までは乗り換えなしで、列車によって約25〜33分。2026年8月時点の普通運賃は460円です。近鉄公式時刻表でも、たとえば湯の山温泉14:00発→近鉄四日市14:25着の25分運転などが確認できます。
近鉄名古屋から湯の山温泉駅までは、急行などを利用して近鉄四日市で乗り換える場合、普通運賃1,030円が目安です。特急を利用すれば近鉄四日市までの移動時間を短縮できますが、乗車券とは別に特急料金が必要です。
旅行時間としては乗り換え待ちもあるため、近鉄名古屋駅から湯の山温泉駅まで約65〜85分程度を見ておくと計画しやすいでしょう。
ただし、ここで温泉街に到着したわけではありません。
湯の山温泉駅から温泉街はバスで約8〜12分
近鉄湯の山温泉駅から、旅館や御在所ロープウエイがある山側へは三重交通バスを利用できます。
目的地は、
「湯の山温泉・御在所ロープウエイ前」
です。
2026年8月時点の大人片道運賃は460円。所要時間は便によって約8〜12分です。たとえば9分で到着する便や、途中停車の違いによって10〜12分程度かかる便があります。
湯の山温泉駅という駅名から「駅前に温泉旅館が集まっている」と考えやすいのですが、
湯の山温泉駅 → バス → 山あいの温泉街・御在所ロープウエイ
という位置関係を覚えておくと分かりやすくなります。
特にロープウェイの始発時間に合わせたい場合は、鉄道だけでなく湯の山温泉駅から先のバス時刻までセットで確認してください。
三重交通の時刻表では4月1日〜11月30日に運転する季節便なども設定されており、曜日によって便数が変わります。
名古屋からは御在所ロープウエイ前まで直通バスもある
乗り換えをできるだけ減らしたい場合は、名古屋・名鉄バスセンターから湯の山温泉・御在所ロープウエイ前までの直通バスという選択肢があります。
途中でアクアイグニスや近鉄湯の山温泉駅を経由し、そのまま山側の御在所ロープウエイ前まで向かいます。
2026年8月のダイヤでは、日祝日の例で7:55発→9:04着の約69分、平日の例では8:10発→9:34着の約84分です。
つまり、
名古屋 → 乗り換えなし → 御在所ロープウエイ
まで移動できるのが大きな利点です。
鉄道の場合に必要な「近鉄四日市で乗り換え」「湯の山温泉駅からバス」という2段階の移動を省けます。
一方で、直通バスは鉄道ほど便数が多くありません。帰路についても、2026年8月の平日の例では御在所ロープウエイ前16:14発→名鉄バスセンター17:26着など、利用できる時間が限られます。
なお、2026年8月下旬の三重交通の運賃検索では、名古屋〜湯の山温泉方面について1,800〜1,900円程度の表示があります。乗車日によって最新の検索結果を確認してから利用してください。
日帰りなら、
朝の直通バス → 御在所ロープウエイ → 日帰り温泉 → 夕方の直通バス
というシンプルな旅行も組めます。
車なら新名神・菰野ICから温泉街まで約10分
車で湯の山温泉へ向かう場合は、新名神高速道路・菰野ICが便利です。
湯の山温泉協会と御在所ロープウエイはいずれも、菰野ICから湯の山温泉・ロープウエイ方面まで車で約10分と案内しています。
車のメリットは、温泉街だけでなく、
- 御在所ロープウエイ
- グリーンホテル
- 希望荘
- アクアイグニス
- 周辺の食事施設
などを組み合わせやすいことです。
たとえばグリーンホテルは菰野ICから一般道約3.3km・約5分と案内されており、麓側の日帰り温泉を利用する場合は、山側の温泉街まで上がる必要がありません。
一方、御在所ロープウエイまで車で行く場合は山側へ進みます。秋の紅葉時期は道路・駐車場とも混雑しやすいため、通常の「ICから約10分」という数字だけで予定を組まないほうが安全です。
また、12〜3月は積雪がない日でも冬用タイヤやチェーンを準備するよう御在所ロープウエイが案内しています。冬の車旅行については後半で詳しく説明します。
公共交通と車で迷うなら、次の基準が分かりやすいでしょう。
- 御在所ロープウエイだけが主目的:名古屋から直通バス
- 時間を自由に選びたい:近鉄+路線バス
- 日帰り温泉を複数比較したい:車
- 紅葉期に駐車場混雑を避けたい:公共交通も検討
- 冬の雪道運転を避けたい:近鉄+バスを検討
次の章では、車で訪れる人が迷いやすい御在所ロープウエイの駐車料金、周辺駐車場、日帰り温泉利用時の駐車場を整理します。
湯の山温泉の駐車場|ロープウエイ利用と宿泊で分けて考える
車で湯の山温泉を訪れる場合は、御在所ロープウエイ観光の駐車場と、日帰り温泉・宿泊施設の駐車場を分けて考えるのが基本です。
御在所ロープウエイを利用するだけなら山麓駅前の専用駐車場が最も分かりやすく、普通車は1日1,000円。一方、温泉施設を利用する場合は各施設の駐車場を利用できます。
特に秋の紅葉シーズンは山側の駐車場が混雑するため、「無料駐車場があるから大丈夫」と考えず、目的地と駐車場所を出発前に決めておきましょう。
| 駐車場・施設 | 料金 | 台数の目安 | 向いている利用 |
|---|---|---|---|
| 御在所ロープウエイ駐車場 | 普通車1,000円/日 | 約300台 | ロープウエイ観光 |
| 湯の山温泉協会パーキングセンター | 1,000円 | ― | 周辺駐車場・登山 |
| 割谷駐車場 | 無料 | ― | 主に御在所岳登山 |
| 蒼滝公共駐車場 | 無料 | ― | 主に御在所岳登山 |
| グリーンホテル | 無料 | 150台 | 宿泊・日帰り入浴・食事 |
| 希望荘 | 施設利用者向け | 80台 | 宿泊・日帰り |
| アクアイグニス | 無料 | 600台 | 温泉・食事・施設利用 |
料金・駐車場情報は2026年8月時点。 紅葉期の交通規制、満車時の誘導、施設ごとの利用条件は変更される場合があるため、来訪前に公式情報を確認してください。

御在所ロープウエイ駐車場は普通車1日1,000円
御在所ロープウエイを利用するなら、基本は山麓駅前の専用有料駐車場を利用します。
2026年8月時点の料金は普通車1日1,000円。乗用車約300台、大型バス約20台を収容でき、駐車場からロープウエイのきっぷ売り場までは徒歩1〜2分程度です。
ロープウエイ観光だけを目的にするなら、周辺の無料駐車場を探すより、この専用駐車場へ直接向かうほうが移動を分かりやすくできます。
なお、山麓駅前のモンベルルーム、土産店、ファストフード店、喜楽堂だけを利用する場合は、30分以内の駐車に限って駐車料金を返金する制度があります。精算時の領収書が必要なので、短時間の買い物目的なら利用方法を確認しておくとよいでしょう。
満車時は周辺駐車場があるが、場所と目的に注意
御在所ロープウエイ公式では、専用駐車場が満車の場合の周辺駐車場として、湯の山温泉協会パーキングセンター、割谷駐車場、蒼滝公共駐車場を案内しています。
ただし、この3か所は同じ条件ではありません。
湯の山温泉協会パーキングセンターは1,000円でトイレがあります。一方、町営の割谷駐車場と蒼滝公共駐車場は無料ですが、公式案内では主に御在所岳登山時の駐車場所として位置付けられています。
無料という理由だけでロープウエイ観光用に選ぶと、山道や階段を含む余分な移動が発生する場合があります。
ロープウエイ観光が目的なら専用駐車場を第一候補、登山なら登山口に近い駐車場を選ぶと考えるのが分かりやすいでしょう。
日帰り温泉は利用する施設の駐車場へ
日帰り温泉が目的なら、基本的には各施設の駐車場を利用します。
たとえば湯の山温泉グリーンホテルは、屋外平面駐車場を150台分用意しており、宿泊だけでなく日帰り入浴・食事・テニスコートの利用者も無料です。新名神・菰野ICからは車で約5分なので、ロープウエイを利用せず温泉だけを目的にする場合にも使いやすい立地です。
希望荘は本館東50台、本館西30台の合計80台。日帰り入浴の「自助の湯」もあるため、希望荘を目的地として訪れる場合はこちらの駐車場を利用します。
麓側のアクアイグニスには無料駐車場が600台あります。片岡温泉、レストラン、ショップなどアクアイグニス内の施設を利用する場合に便利です。
ただし、施設の無料駐車場はあくまでその施設の利用者向けと考え、そこへ車を置いたまま長時間ロープウエイ観光へ向かえるとは限りません。御在所岳観光と温泉を別々の施設で組み合わせる場合は、それぞれの駐車場へ車を移動する前提で旅行を組むほうが安心です。
宿泊なら宿の駐車場を利用する
1泊旅行なら、基本的には予約した宿の駐車場を利用できます。
ホテル湯の本は駐車場を備えており、大型車やバスにも対応しています。御在所ロープウエイ山麓駅まで徒歩約1分という立地なので、宿泊と御在所観光を組み合わせやすい宿です。バイク用には屋根付きスペースも案内されています。
グリーンホテルは前述の通り150台、希望荘は80台分を用意しています。
ただし、チェックイン前・チェックアウト後も車を置いたまま観光できるかは宿ごとに条件が異なります。御在所ロープウエイへ行く予定なら、宿泊予約時または到着時に駐車可能時間を確認してください。
紅葉シーズンは「ICから10分」では到着できないこともある
通常は新名神・菰野ICから御在所ロープウエイ方面まで車で約10分ですが、紅葉期は別に考える必要があります。
御在所岳は10月中旬から山上の紅葉が始まり、11月には温泉街まで見頃が下りてきます。この時期の晴れた土日祝は、ロープウエイだけでなく周辺道路と駐車場も混雑しやすくなります。
そのため紅葉期は、通常時の所要時間だけを基準にせず、午前の早い時間に到着する、公共交通を利用する、当日の交通規制を確認するといった対策が必要です。
また冬の12〜3月は、御在所ロープウエイ公式が、路面に積雪や凍結がない場合でも冬用タイヤ・チェーンを準備するよう案内しています。ロープウエイ駐車場は標高約400mの山側にあるため、平地と道路状況が異なる場合があります。
ホテル湯の本も、雪道運転に不安がある宿泊者向けに麓の臨時駐車場を用意し、状況に応じて宿のバスで送迎する対応を案内しています。利用する場合は当日に宿へ確認してください。
次の章では、春・夏・秋・冬のどの季節に湯の山温泉へ行くと何を楽しめるのかを比較し、特に御在所岳の紅葉時期を山上・中腹・温泉街に分けて整理します。
湯の山温泉のベストシーズン|紅葉は標高で見頃が変わる
湯の山温泉は一年を通して楽しめますが、御在所岳と温泉を組み合わせるなら、旅行の目的によっておすすめの季節が変わります。
春は花と新緑、夏は山上の涼しさ、秋は紅葉、冬は雪景色や樹氷が見どころです。
特に秋は、御在所岳の標高差によって紅葉の見頃が約1カ月かけて山上から温泉街へ下りてきます。そのため「11月だから御在所岳全体が紅葉している」と考えず、行く時期と見たい場所を合わせることが大切です。
| 季節 | 主な楽しみ | 旅行時のポイント |
|---|---|---|
| 春 | アカヤシオ・シロヤシオ・新緑 | 4月下旬〜6月上旬に花が順次開花 |
| 夏 | 山上散策・涼しさ | 山上は平地より涼しいが日差し対策は必要 |
| 秋 | 御在所岳・温泉街の紅葉 | 10月中旬〜11月下旬で見頃の場所が移動 |
| 冬 | 雪景色・樹氷・温泉 | 12〜3月は冬用タイヤ・チェーンを準備 |

春|4月下旬から花と新緑を楽しむ
春の御在所岳では、ツツジ科を中心とした花々が順番に咲きます。
御在所ロープウエイでは、花の見頃を4月下旬〜6月上旬頃と案内しています。代表的なアカヤシオは4月下旬〜5月中旬頃、シロヤシオは5月頃が目安です。
山の春は平地より遅く進むため、ゴールデンウィーク前後でも山上では春の花や新緑を楽しめます。
紅葉期ほどの混雑を避けながら、
ロープウェイ → 山上散策 → 日帰り温泉
という旅行をしたい人にも春は組み合わせやすい季節です。
ただし山上は平地より気温が低く、天候によって体感温度も変わります。春でも薄手の上着を用意しておくと安心です。
夏|山上は平地より涼しく散策しやすい
夏の御在所岳は、暑い時期に山の涼しさを楽しめるのが特徴です。
御在所ロープウエイによると、夏の山上は平地より約10℃低くなることがあり、日中の平均気温は20〜21℃程度です。
そのため、
午前〜昼に御在所岳 → 午後に湯の山温泉
という組み合わせなら、夏でも山と温泉の両方を楽しめます。
6月下旬〜8月下旬頃には、暑さを避けて山上へ移動するアカトンボが見られる時期でもあります。
ただし「山だから一日中涼しい」と考えず、ロープウエイ山麓側や温泉街では夏らしい暑さになる日もあります。帽子、飲み物、日差し対策を準備し、山上との気温差に対応できる服装にしておきましょう。
秋|紅葉は10月中旬から11月下旬まで続く
湯の山温泉旅行で特に人気が高まりやすいのが秋です。
御在所岳では、紅葉が山全体で一斉に始まるのではなく、10月中旬頃に山上から始まり、約1カ月かけて中腹、湯の山温泉街へ下りてきます。
平年の目安は次の通りです。
| エリア | 紅葉の見頃の目安 |
|---|---|
| 山上エリア | 10月中旬〜10月下旬 |
| 中腹エリア | 10月下旬〜11月中旬 |
| 湯の山温泉街 | 11月中旬〜11月下旬 |
たとえば10月中旬なら山上が中心で、温泉街はまだ色づき始めていない可能性があります。
逆に11月下旬になると温泉街では紅葉を楽しめても、山上はすでに落葉し、冬に近い景色になっていることがあります。

御在所ロープウエイでは、10月下旬頃をおすすめ時期の一つとして案内しています。この頃は山上に紅葉が残りつつ、ゴンドラから中腹の色づいた山肌を眺めやすくなります。
ただし、その年の気温や天候で紅葉の進み方は変わります。旅行日が決まったら、直前に御在所ロープウエイ公式サイトやライブカメラで現在の色づきを確認するのが確実です。
また、10月中旬〜11月下旬の天気のよい土日祝は、ロープウェイや周辺道路が特に混雑しやすい時期です。紅葉そのものだけでなく、混雑を考えた旅行時間については次の章で詳しく整理します。
冬|雪景色と温泉を楽しむなら道路装備を確認
冬は、雪景色と温泉を組み合わせられる季節です。
御在所岳の標高1,000m以上では、条件がそろうと12月下旬〜3月上旬頃に樹氷が見られます。特に1〜2月は樹氷ができる気象条件が整いやすい時期とされています。
ただし樹氷は、
- 気温
- 湿気
- 風
など複数の気象条件がそろってできる自然現象です。
「1月に行けば必ず見られる」というものではないため、樹氷だけを前提に旅行を組むより、雪景色・ロープウェイ・温泉をまとめて冬の楽しみと考えるほうが予定を立てやすくなります。
冬に車で向かう場合はさらに注意が必要です。
御在所ロープウエイでは、12〜3月は路面に積雪や凍結がない場合でも、冬用タイヤやチェーンを準備するよう案内しています。
名古屋や四日市の市街地に雪がなくても、標高約400mのロープウエイ山麓駅周辺では道路状況が異なることがあります。
雪道運転に慣れていない場合は、
近鉄湯の山温泉駅 → 路線バス → 温泉街
という公共交通も検討すると安心です。
季節で迷った場合は、次のように選ぶと分かりやすくなります。
初めてなら春または秋、暑さを避けて山を楽しむなら夏、雪景色と温泉を目的にするなら冬です。
ただし、秋は紅葉期の混雑、冬は積雪・凍結という別の注意点があります。
次の章では、特に旅行時間へ影響しやすい紅葉シーズンの道路・駐車場・ロープウェイの混雑と、避けやすい時間帯を整理します。
湯の山温泉の混雑を避けるなら紅葉期の土日祝に注意
湯の山温泉で最も混雑を意識したいのは、御在所岳が紅葉する10月中旬〜11月下旬の天気のよい土日祝です。
御在所ロープウエイ公式も、この時期は「かなりの混雑」が予想され、山麓から上るときだけでなく、山上から下る際にも乗車待ちが発生する場合があると案内しています。
特に車の場合は、ロープウエイの待ち時間だけでなく周辺道路の渋滞と駐車場満車も考える必要があります。
混雑を避けるなら、基本は次のように考えると旅行を組みやすくなります。
| 条件 | 混雑回避の考え方 |
|---|---|
| 紅葉期の土日祝 | 通常営業開始の9:00前後を目安に早めに到着 |
| 平日に行ける | 土日祝より平日を優先 |
| 車で行く | 駐車場満車・交通規制を想定 |
| 公共交通を利用 | 近鉄+路線バス、名古屋直通バスを検討 |
| 日帰り温泉も利用 | ロープウエイ観光後に入浴 |
| 午後から到着 | ロープウエイ最終時刻と下り待ち時間に注意 |

10月中旬〜11月下旬の晴れた土日祝は混雑しやすい
御在所岳の紅葉は、山上の10月中旬〜10月下旬から始まり、中腹、湯の山温泉街へと移っていきます。
そのため、混雑する期間も1〜2週間だけではありません。
御在所ロープウエイでは、10月中旬〜11月下旬の天気のよい土日祝にかなりの混雑を予想すると案内しています。
特に人気が高まりやすいのは、山上にも色が残り、ゴンドラから中腹の紅葉を眺めやすい10月下旬頃です。
この時期に車で向かう場合、「菰野ICから約10分」という通常時の所要時間をそのまま当てはめないほうが安全です。
道路渋滞、駐車場への入庫待ち、乗車券購入、ロープウエイ乗車待ちを考え、午前の早い時間から動く前提で計画しましょう。
ロープウエイは上りだけでなく下りも待つ場合がある
混雑時に見落としやすいのが、帰りのロープウエイです。
御在所ロープウエイ公式では、紅葉期に山麓から乗車する際に待った場合、山上から下る際にも待つ必要がある場合があると案内しています。
そのため、
ロープウエイ往復約30分+山上観光60分=90分
という最低限の計算だけでは、紅葉期には予定が崩れる可能性があります。
通常期なら御在所観光を60〜120分程度で考えられますが、紅葉期の休日はさらに30〜60分以上の余裕を持たせるくらいで予定を組むと、その後の日帰り温泉や宿のチェックイン時間に影響しにくくなります。
特に宿泊旅行では、夕方ぎりぎりまで山上に残らず、15〜16時頃のチェックインから逆算して下山するのがおすすめです。
車なら駐車場満車と交通規制も確認する
御在所ロープウエイの専用駐車場は乗用車約300台ありますが、紅葉期には満車になることがあります。満車時には周辺駐車場も案内されています。
さらに秋は、年によって湯の山温泉周辺で交通規制が実施されます。
たとえば2025年は、10月25日〜11月24日の土日祝、9:00〜15:00に国道477号側から湯の山温泉方面へ向かう自家用車の交通規制が行われました。また11月の土日祝はロープウエイの営業開始が8:30へ繰り上げられ、臨時駐車場と無料シャトルバスも設定されました。
ただし、これは2025年の実施内容です。
2026年8月29日時点では、御在所ロープウエイ公式サイトに2026年秋の交通規制日程はまだ掲載されていません。 現在の新着情報では2026年9月10日の設備点検運休などが案内されていますが、秋の交通規制については今後の発表を待つ必要があります。
そのため本文公開時には、
「2026年秋の交通規制は来訪前に御在所ロープウエイ公式情報を確認」
と案内し、前年の日程をそのまま2026年情報として使用しないようにします。
混雑回避なら平日か午前の早い時間を選ぶ
旅行日の自由度があるなら、紅葉シーズンでも平日を選ぶのが最も分かりやすい混雑回避策です。
土日祝しか行けない場合は、通常営業時間が9:00からなので、8時台〜9時台前半の現地到着を目安にすると、その後にロープウエイ、山上散策、昼食、日帰り温泉を組み込みやすくなります。
これは「その時間なら必ず空いている」という意味ではありません。天候や紅葉状況によって人出は大きく変わるため、あくまで旅行計画上の目安です。
逆に昼前から御在所ロープウエイへ向かう場合は、
- 周辺道路の渋滞
- 駐車場待ち
- 上りロープウエイ待ち
- 下りロープウエイ待ち
が重なる可能性があります。
日帰り旅行なら、午前に御在所岳→午後に温泉という順番にすると、多少ロープウエイで時間がかかっても、入浴時間を調整しやすくなります。
紅葉期は公共交通も選択肢に入れる
車の渋滞や駐車場探しを避けたい場合は、公共交通も検討できます。
近鉄湯の山温泉駅からは三重交通バスで「湯の山温泉・御在所ロープウエイ前」まで移動でき、名古屋からは直通バスが運行される便もあります。
過去の秋季交通規制時にも、御在所ロープウエイはできるだけ公共交通機関を利用するよう案内しています。
特に、
紅葉を見るために御在所ロープウエイへ行き、その後は徒歩圏の日帰り温泉を利用する
という旅行なら、車がなくても組み立てられます。
一方、グリーンホテル、希望荘、アクアイグニスなど複数の施設を回る場合は車のほうが便利です。
混雑回避を優先するなら、紅葉期の休日だけ公共交通、その他の季節は車という使い分けもできます。
旅行日前には、紅葉状況だけでなく、ロープウエイの運行状況、交通規制、駐車場情報まで確認してから出発しましょう。
次の章では、紅葉期とは別に注意が必要な冬の湯の山温泉の積雪・凍結と、スタッドレスタイヤやチェーンの準備について整理します。
冬の湯の山温泉はスタッドレスタイヤ・チェーンを準備
冬の湯の山温泉へ車で行くなら、12〜3月はスタッドレスタイヤなどの冬装備を前提に計画してください。
名古屋や四日市の市街地に雪がなくても、御在所ロープウエイ山麓駅周辺は標高約400m。積雪だけでなく、朝晩の路面凍結にも注意が必要です。
御在所ロープウエイ公式では、路面に積雪や凍結が見られない場合でも、12〜3月は冬用タイヤ・チェーンの準備が必要と案内しています。2026年2月23日にも、周辺道路に積雪・凍結がない状態で冬用タイヤとチェーンの携行を呼びかけていました。
| 確認項目 | 冬の湯の山温泉での考え方 |
|---|---|
| 車のタイヤ | スタッドレスタイヤを基本にする |
| チェーン | 携行・装着できる準備をしておく |
| 道路 | 積雪だけでなく凍結にも注意 |
| 滋賀県側からの移動 | 国道477号の冬期通行止めを確認 |
| 雪道運転が不安 | 近鉄+路線バスを検討 |
| 御在所岳へ行く | 山頂の天気・気温・運行状況を確認 |

12〜3月はノーマルタイヤ前提で予定を組まない
御在所ロープウエイ公式Q&Aでは、冬季の山麓周辺は標高約400mにあり、積雪する日もあるため、少なくともスタッドレスタイヤを装着するか、タイヤチェーンを携行するなど冬装備を整えるよう案内しています。
特に注意したいのは、「当日の天気予報が晴れだから大丈夫」と判断しないことです。
前日に降った雪が残っていたり、日陰や朝晩に路面が凍結したりする可能性があります。湯の山温泉街は山側へ上る道路に坂道もあるため、平地と同じ感覚で運転しないほうがよいでしょう。
実際に旅館寿亭も、2026年冬の案内で12〜3月はスタッドレスタイヤで来館するよう案内しています。積雪状況によっては、スタッドレスタイヤ装着車でも山側まで上れず、麓の臨時駐車場へ案内する場合があります。
雪道運転が不安なら麓から公共交通に切り替える
冬道の運転に慣れていない場合は、無理に御在所ロープウエイ前まで車で上がる必要はありません。
御在所ロープウエイ公式では、冬装備がない場合や冬道運転に自信がない場合、路線バスの利用を推奨しています。
公共交通なら、
近鉄湯の山温泉駅 → 三重交通バス → 湯の山温泉・御在所ロープウエイ前
というルートを利用できます。
また、車で菰野町までは行けるものの山道を避けたい場合、御在所ロープウエイ公式はアクアイグニス南側P2駐車場に車を置き、路線バスへ乗り換える方法も案内しています。
宿泊する場合は宿独自の対応もあります。
ホテル湯の本では、冬季の運転に不安がある宿泊者向けに麓の臨時駐車場から送迎する対応を案内しており、当日の道路状況を確認して問い合わせることができます。
そのため雪の日は、
車で無理に温泉街まで上る → 駐車場所を探す
より、
麓で車を停める → バスまたは宿の送迎を利用する
という判断も選択肢に入れておくと、旅行計画を変更しやすくなります。
滋賀県側からは国道477号の冬期通行止めに注意
滋賀県側から御在所岳を越えて湯の山温泉へ向かう場合は、国道477号(旧鈴鹿スカイライン)の冬期通行止めにも注意が必要です。
直近の2025〜2026年冬は、菰野町から滋賀県甲賀市土山町大河原までの17.2kmが2025年12月12日から冬期通行止めとなり、2026年3月30日10:00に解除されました。
ただし、これは前シーズンの実績です。
2026〜2027年冬の規制開始日・解除日は2026年8月時点では確定情報として使用しません。 冬に滋賀県方面から向かう場合は、旅行直前に三重県の道路規制情報を確認してください。
なお、この冬期通行止めは鈴鹿山脈を越える区間の規制です。新名神・菰野ICから三重県側を通って湯の山温泉へ向かう通常ルートそのものが冬季通行止めになるという意味ではありません。
御在所岳へ上がるなら山麓と山頂を別の天候として考える
冬は道路だけでなく、山上の服装にも注意が必要です。
御在所岳山頂は標高1,212m。麓の湯の山温泉と山頂では気温や風の強さが大きく異なる場合があります。
御在所岳の樹氷は、早ければ11月下旬から見られる可能性がありますが、特に見られやすい時期は12月下旬〜2月下旬頃です。樹氷は「気温0℃以下」「湿度が高い」「風が強い」といった条件がそろって形成されるため、冬なら毎日見られるわけではありません。
雪のある山上では足元も滑りやすくなるため、ホテル湯の本も防寒着に加えて滑りにくい履物を案内しています。
ロープウェイを利用する日は、
温泉街の天気だけでなく、御在所岳山頂の気温・風・積雪・ロープウエイ運行状況
まで確認してから出発しましょう。
冬は「温泉+雪景色」を目的に余裕を持って組む
冬の湯の山温泉は、御在所岳の雪景色や樹氷と温泉を一緒に楽しめる一方、天候によって予定が変わりやすい季節です。
日帰りなら、
朝に道路・ロープウェイ運行確認 → 御在所岳 → 下山 → 日帰り温泉
という順番にすると、ロープウェイが運休した場合にも温泉を中心とした予定へ切り替えやすくなります。
1泊なら、
御在所観光 → 15〜16時頃チェックイン → 温泉・夕食 → 翌朝の道路状況を確認して出発
とすると、暗くなってから雪道を走る時間を減らせます。
特に冬は、予定どおり観光地を回ることよりも、天気・道路・ロープウェイの状況に合わせて予定を変えられる余裕を持つことが大切です。
次の章では、旅行当日に確認しておきたい天気・ロープウェイ・道路状況・温泉施設の営業・ライブカメラをまとめます。
湯の山温泉へ向かう前に確認したい4項目
湯の山温泉は、山麓と御在所岳山上で天候が異なりやすく、ロープウエイは風や設備点検によって運行状況が変わります。さらに冬は積雪・凍結、秋は交通規制や混雑もあるため、出発前に「天気・ロープウエイ・道路・温泉施設」の4項目を確認しておくと予定を変更しやすくなります。
特に御在所岳へ上がる日は、天気予報だけで判断せず、山頂ライブカメラまで確認するのが実用的です。
| 出発前に確認 | 確認する内容 | 特に重要な時期 |
|---|---|---|
| 天気・山上状況 | 山頂気温・風・視界・積雪 | 通年 |
| ロープウエイ | 運行状況・計画運休・営業時間 | 通年 |
| 道路・バス | 通行止め・積雪・交通規制・運行状況 | 秋・冬・悪天候時 |
| 温泉施設 | 日帰り入浴の営業・受付終了時刻 | 通年 |

天気予報だけでなく御在所岳山頂の気温・風を確認
御在所ロープウエイ公式サイトでは、山頂付近の天気・気温・風速と、その日のロープウエイ運行状況を案内しています。山麓が晴れていても、山上では雲や霧で視界が悪かったり、風が強かったりすることがあります。
御在所岳山頂は標高1,212mあるため、服装も湯の山温泉街だけを基準に決めないほうが安心です。
旅行当日の朝は、
湯の山温泉周辺の天気 → 御在所岳山頂の気温・風 → 現在の山上の様子
という順番で確認すると、上着や雨具を追加するか判断しやすくなります。
ロープウエイの運行状況と計画運休日を確認
御在所ロープウエイは通常営業日でも、強風などの天候によって運休や運行変更となることがあります。
公式サイトのトップページでは、現在の運行状況に加えて観光リフトなど山上施設の営業状況も確認できます。
また、悪天候とは別に設備点検による計画運休があります。
2026年度は今後、
- 9月10日
- 12月14日〜22日
が設備点検期間として案内されており、期間中はロープウエイ・観光リフトに加えて山上公園の施設も休業します。
そのため、宿だけ予約して「現地に着いてからロープウエイが休みだと知った」ということがないよう、旅行日が決まった段階でも一度確認しておきましょう。
特に、
御在所ロープウエイ→湯の山温泉
を旅行の中心にする場合は、ロープウエイが運休すると1日の予定が大きく変わります。
車なら道路規制・積雪、公共交通ならバス運行情報を確認
車で向かう場合は、三重県が提供する道路規制情報で工事、通行規制、冬期通行止めなどを確認できます。三重県公式では、県管理国道・県道の規制情報や冬期通行規制区間をまとめています。
特に滋賀県側から向かう場合は、国道477号・旧鈴鹿スカイラインの武平峠区間が冬期閉鎖対象です。例年おおむね12月上旬〜3月下旬が閉鎖期間の目安ですが、実際の日程は積雪状況によって前後します。
秋の紅葉シーズンも、年によって湯の山温泉周辺で交通規制や臨時駐車場運用が行われるため、道路状況まで確認してから出発するのが安心です。
公共交通で向かう場合は、三重交通の運行情報も確認します。
近鉄湯の山温泉駅から「湯の山温泉・御在所ロープウエイ前」へ向かう路線バスは、2026年8月時点で大人片道460円ですが、季節や曜日によって運行する便が異なります。
大幅な遅れや迂回・運休が発生した場合は、三重交通公式の運行情報ページで案内されます。
日帰り温泉は「営業中か」だけでなく最終受付も確認
日帰り温泉は、宿泊施設そのものが営業していても、日帰り入浴だけ休止している場合があります。
また、営業時間より1時間ほど早く受付を終了する施設もあります。
今回紹介した7施設でも、
- ホテル湯の本:最終受付16:00
- グリーンホテル:最終受付18:30
- 希望荘:最終受付18:00
- オテル・ド・マロニエ:日帰り入浴休止日あり
など条件が異なります。
御在所岳から下山してから入浴する場合は、営業時間ではなく「最終受付に間に合うか」を基準に考えてください。
特に紅葉期はロープウエイの下り待ちが発生する可能性があるため、「16時頃に下山すれば16時受付終了の温泉に間に合う」といった余裕のない計画は避けたほうがよいでしょう。
ライブカメラで御在所岳の現在の様子を確認
御在所岳へ行く日は、出発前にライブカメラを見ると現地の状況を把握しやすくなります。
御在所ロープウエイ公式のライブカメラは、山上公園駅屋上に設置され、画像は営業時間中に1分ごとに更新されます。現在の視界、雲、積雪などを確認できます。24時間配信ではなく、冬季はカメラが凍結する場合もあります。
当サイトの「御在所ロープウエイライブカメラ」でも、御在所岳周辺の現在の様子を確認できます。紅葉の色づき、冬の積雪、山上の視界などを旅行前に確認するときに活用してください。
ただし、ライブカメラはあくまで現在の見た目を確認するための補助情報です。
ロープウエイが運行しているか、道路が通行できるか、日帰り温泉が営業しているかは、それぞれの公式情報で確認してください。
出発前は、
①天気・山頂状況 → ②ロープウエイ → ③道路・交通 → ④温泉施設の営業
の順に確認し、最後にライブカメラで現地の様子を見ると、旅行当日の判断がしやすくなります。
次の章では、ここまで紹介した日帰り温泉・御在所観光・宿泊・アクセスを整理し、初めて湯の山温泉へ行く場合の選び方をまとめます。
まとめ|御在所観光と日帰り温泉・宿泊を組み合わせる
湯の山温泉は、温泉だけを目的に訪れるよりも、御在所ロープウエイ・御在所岳の観光と日帰り入浴または宿泊を組み合わせると旅行を組み立てやすい温泉地です。
日帰り温泉は施設ごとに立地や営業時間、源泉の使い方が異なるため、「料金が安い施設」だけで選ぶ必要はありません。
今回紹介した施設なら、目的別には次のように整理できます。
| 旅行の目的 | 選び方 |
|---|---|
| 源泉かけ流しを楽しみたい | グリーンホテル・アクアイグニス片岡温泉 |
| 御在所ロープウエイと組み合わせたい | ホテル湯の本・寿亭 |
| 景色を重視したい | 希望荘 |
| 貸切風呂を利用したい | 鹿の湯ホテル・寿亭 |
| 夕方以降に入りたい | アクアイグニス片岡温泉など営業時間の長い施設 |
| 御在所観光を優先して宿泊したい | ホテル湯の本 |
| 温泉を重視して宿泊したい | グリーンホテル |
| 景色と宿で過ごす時間を重視したい | 希望荘 |
料金・営業時間・日帰り入浴条件は2026年8月時点です。宿泊施設の日帰り入浴は休館日やメンテナンス、混雑などで変更・休止されることがあるため、来訪前に各施設の公式情報を確認してください。
日帰り旅行なら、
午前に御在所ロープウエイ → 山上散策 → 昼食 → 午後に日帰り温泉
という順番にすると、ロープウエイの最終時刻を気にせず温泉に入りやすくなります。
1泊するなら、
御在所観光 → 15〜16時頃にチェックイン → 温泉 → 夕食・宿泊
とすると、観光と宿の両方に時間を確保できます。
公共交通の場合は、近鉄「湯の山温泉駅」と山側の温泉街が離れている点にも注意が必要です。湯の山温泉駅から御在所ロープウエイ周辺へは路線バスを利用するため、鉄道とバスの時刻をセットで確認しておきましょう。
車の場合は新名神・菰野ICからアクセスしやすい一方、紅葉期の土日祝は道路・駐車場・ロープウエイが混雑しやすく、冬は積雪や路面凍結への備えが必要です。
特に12〜3月は、平地に雪がなくても山側では道路状況が異なる場合があります。スタッドレスタイヤやチェーンを準備し、雪道運転に不安があれば近鉄と路線バスの利用も検討してください。
また、御在所岳へ行く日は、出発前に次の4項目を確認しておくと安心です。
- 天気・御在所岳山頂の気温と風
- 御在所ロープウエイの運行状況
- 道路・積雪・交通規制
- 日帰り温泉の営業状況と最終受付
最後にライブカメラで御在所岳の現在の視界や積雪、紅葉の様子を確認すると、現地の状況をイメージしやすくなります。
湯の山温泉は、「御在所岳を見る・歩く」「温泉に入る」「宿で休む」を無理なく組み合わせられるのが魅力です。
初めてなら観光地を詰め込みすぎず、御在所岳+温泉の2つを旅の中心にすると、移動にも余裕を持ちながら湯の山らしい1日を楽しめます。
参考情報
- 湯の山温泉協会「湯の山温泉公式ホームページ」 https://www.yunoyama-onsen.com/
- 湯の山温泉協会「湯の山温泉のご案内」 https://www.yunoyama-onsen.com/about/
- 湯の山温泉協会「遊びスポット」 https://www.yunoyama-onsen.com/asobi/
- 日本温泉協会「温泉地詳細[湯の山温泉]」 https://www.spa.or.jp/search_p/detail_p/?F_ID=240210&pg=0
- 湯の山温泉グリーンホテル「源泉かけ流しの宿 湯の山温泉グリーンホテル」 https://www.green-hotel.jp/
- 湯の山温泉グリーンホテル「日帰りプラン」 https://www.green-hotel.jp/daytrip/
- 湯の山温泉グリーンホテル「アクセス」 https://www.green-hotel.jp/access/
- 湯の山温泉グリーンホテル「客室」 https://www.green-hotel.jp/room/
- 希望荘「湯の山温泉 希望荘」 https://www.kibousoh.or.jp/
- 希望荘「日帰り」 https://www.kibousoh.or.jp/day-trip/
- 希望荘「アクセスマップ」 https://www.kibousoh.or.jp/access/
- ホテル湯の本「湯の山温泉 ホテル湯の本」 https://www.yunomoto.jp/
- ホテル湯の本「よくあるご質問」 https://www.yunomoto.jp/faq/
- 鹿の湯ホテル「日帰り温泉」 https://www.sikanoyu.co.jp/day_trip/
- 旅館寿亭「露天風呂・貸切風呂で楽しむ温泉」 https://www.kotobukitei.co.jp/hotspring.html
- アクアイグニス「片岡温泉」 https://aquaignis.jp/spa_kataoka.php
- アクアイグニス「アクセス」 https://aquaignis.jp/access.php
- 御在所ロープウエイ「営業時間・料金」 https://www.gozaisho.co.jp/price/
- 御在所ロープウエイ「Q&A」 https://www.gozaisho.co.jp/faq/
- 御在所ロープウエイ「運休のご案内」 https://www.gozaisho.co.jp/suspension-of-operation/
- 御在所ロープウエイ「冬期アクセス※路面状況」 https://www.gozaisho.co.jp/access-2/
- 御在所ロープウエイ「ライブカメラ」 https://www.gozaisho.co.jp/livecamera/
- 三重交通「湯の山温泉~名古屋」 https://www.sanco.co.jp/highway/yokkanagoya/
- 三重交通「湯の山温泉・御在所ロープウエイ前 時刻・運賃・停留所」 https://www.sanco.co.jp/krs/stops/2107?lang=ja
- 近畿日本鉄道「湯の山線 近鉄四日市駅 時刻表」 https://eki.kintetsu.co.jp/norikae/T5?USR=PC&d=1&dw=0&slCode=409-1
- 三重県「災害等による通行止め、迂回、復旧情報」 https://www.pref.mie.lg.jp/common/06/ci600015468.htm
- 三重県「一般国道477号(旧鈴鹿スカイライン)について冬期通行止めを解除します」 https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0038500156.htm
- ライブカメラJAPAN FUJIYAMA「御在所ロープウエイのライブカメラ|三重県菰野町・御在所岳の今の映像」 https://livecamera.fujiyamasan.com/gozaisho.html


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